魚の王様「マダイ」をゲーム性抜群の釣りで楽しめる「タイラバ」!! 全国各地の海で楽しまれているこの釣りに、真っ向から挑むロッドシリーズがテンリュウ『レッドフリップ』シリーズだ。自社でブランクスを手掛けるテンリュウだからこそ作れる、本当にタイラバに特化したロッド。その新作が2024年夏から続々追加! 「乗せ」スタイルを意識したコダワリのラインナップに注目だ!!
●文:ルアマガプラス編集部
レッドフリップの最新モデルを全部解説!
レッドフリップ(テンリュウ)
時に驚くほど巨大な魚が飛び出し、釣場はシャローからかなりの深場まで様々なエリアが戦場となるタイラバゲーム。その釣り味を存分に楽しむために、あらゆるシチュエーションに最適化したモデルを展開するのが『レッドフリップ』シリーズだ。
落として巻く。
その繰り返し作業の中に戦略性を持たせる至極のラインナップがそこに。
ピックアップポイント
ブランクデザイン
独自製法「マグナフレックス製法」をモデルごとに使い分けた優れたチューブラーブランクはしなやかで高感度。また、C・N・Tをコンポジットしたバットは粘り強い。
ガイド
ハイグレードなLGトップガイド、Kガイド(ステンレスフレーム、SiC-Sリング)を贅沢に使用
グリップ
西陣織使用のカーボンパイプをリールシート部分に採用。ベイトはPULSシート、スピニングはVSSシートをそれぞれ使用し、使用感を追求している。
2024年追加モデル
RF642B-UL/VDN
バーチカルの釣りでディープエリアを攻める際に、乗せスタイルで使用したい1本。
ティップ部に低弾性、ベリーからバットには中弾性をマグナフレックス製法で構成した柔らかさにこだわった竿ととなっている。
そのメリットはハイプレッシャー状況下や低水温による活性があがらない状況などでもよりバイトを出しやすく、そして貴重なバイトを弾かず絡め取ることが可能。
やや長めの6ft4inレングスにより、釣り座や潮の向きによる影響も受けにくい。
RF6102B-L/DN
ドテラ流し時に乗せを意識したいならこのロッドがオススメ。
250gのタイラバでディープエリアを流す釣りにも対応する。
追従性の高いブランクス設計となっており、船の揺れがタイラバに影響を与えにくく、安定したリトリーブが可能。
また、ドテラでありがちなクラゲがラインに引っかかるトラブルにも対応するべく、ガイド径を小さくしすぎていないのもポイントだ。
RF652S-L/CN
2024年追加モデルでは唯一のスピニングロッド。
スピニングの利点となる「キャスティング」における乗せのスタイルを追求。
シャローエリアや中層の広範囲を探り、散らばった魚を拾っていくことも容易となる。
リーリング時にラインがぶれがちなスピニングの構造的欠点をガイド径を小さくすることで解消しており、安定して巻けるのも大きな特徴だ。
RF772B-L/LN
レッドフリップシリーズでは伝統のロングロッド。
7ftオーバーのレングスは懐が広く、幅広いシチュエーションに対応可能。タイバラの重さやバーチカル・ドテラ問わず活躍してくれるバーサタイル性も持つ。
船の揺れによる影響も受けにくいので、水中のタイラバに違和感のある動きが生じにくいのも大きな利点と言えるだろう。
さらにロングレングスは両舷ドテラ時の払い込みにも対応しやすい。
ほか3機種がこの夏にリリースされ、RF772-B-L/LNのみ秋頃リリース予定だ。
「ドテラ」と「バーチカル」。ロッドによる違いは?
ドテラとバーチカルではタイラバの上がってくる角度が異なってくる。そのため、レッドフリップではスタイルに応じたロッド設計が行われているのだ。
ドテラ流し:ロッド、ライン、タイラバがより水平に近い角度で一直線上になるため、その状況でリーリングがしやすく、感度が出る設定を追求。
バーチカル:ロッドに対して垂直方向にラインとタイラバが上がってくるため、しっかりと曲がって竿がタイラバの重みを支えてくれる設計。
お世話になった船
レッドフリップ2024モデルは動画でも解説!
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