大河川の河口部に広がるシャローエリアや、その延長線上に存在する干潟にはベイトフィッシュが集まりやすく、シーバスの格好のフィーディングスポットとなる。そんなシャローエリアで表層レンジをしっかりキープし、あらゆる方向から流れを受けても有効なアクションで泳ぎ続けるシャローミノーが登場する。それが『エクスセンスモニカ125F(シマノ)』だ
●文:ルアマガプラス編集部
エクスセンス モニカ125F(シマノ)
【スペック】
- タイプ:フローティング
- 全長(mm):125
- 重量(g):22
- 飛距離(m):61
- 潜行深度(参考値※m):0.3
- フック:#4 x 3
- カラー:8色
- 価格:2,250円
モニカ125Fのボリュームレンジは水面直下~30cm。このシャローレンジをキープしながらロール主体のウォブンロールアクションを展開。
しかもそのロール角は大きめなのでベイトフィッシュライクな艶めかしさを演出しやすく、本物のベイトフィッシュの群れの中に放り込んでもアピール力はとても強い。
そしてシャローレンジキープとウォブンロールアクションを可能にしたのが、特徴的とも言えるリップレスデザイン。
通常、シャローをキープしつつ泳ぎ出しの良さを追求すると、リップは小さく、角度が大きくなる。その一方でレスポンスは悪くなり、ロールアクションは弱くなってしまう。そこで、モニカならではの独創的なフェイスデザインを採用。シャローレンジキープとハイレスポンスのウォブンロールアクションを両立することに成功した。
しかも、アップクロスやダウンクロス、もしくはその両方を織り交ぜるドリフト釣法まで、流れの角度にかかわらずシャローレンジをウォブンロールアクションで泳ぎ切るので、シーバスが定位するスポットまでイージーに送り込むことができるのだ。
これから秋にかけてはベイトフィッシュのサイズもより大型化し、群れでの動きも活発化するので、アクティブなアクションを展開するルアーで狙いやすい時期でもある。モニカ125Fでトライすれば、食いが立った元気なシーバスに巡り会う確率は一気に上がるはずだ。
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