「塩入りワームは脆い」「それは宿命」だけどよく釣れる、高比重ワームが釣れる理由おしえます。

2024 秋エギング特集

高比重ワームは水中で微量ながらも塩が染み出している。魚が近づいてくるとその塩分を察知し、味覚アピールとなっている。淡水魚は塩分に機敏に反応するので、塩が釣れる一因になっているというのが赤松さんの考えだ。

低比重のワームはシンカーの重さを利用してアクションを加える釣り。高比重のワームはノーシンカーリグなどで、フォールやズル引きなど、ワーム本来の自重を生かした釣りが向いている。やりたい釣りに合わせて、ワームの素材感をマッチさせていくとより釣りの幅が広がる。

高比重ワームを使うのに特別なアクションはいらない。フォール、放置、ズル引きなど、ワーム本来のアピール力を生かした釣りがもっとも効果的だ。「ノーシンカーでストレスがあるかないか、それが高比重の境目だと思います」

ギルギルやサカナサカナなど、浮力を生かした釣りや機敏なアクションを加えていくワームには塩が入っていない。

高比重ワームは使用していくとどんどん塩分が染み出していき、素材が柔らかくなっていく。
「塩入りワームは脆い、それは宿命です。塩入りのワームは新品、使い始めくらいが一番釣れますよ。生エサ感覚で使ってください!」


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