
釣った魚を新鮮なうちに頂くという釣り人の特権。しかし、サバなどの魚にはアニサキスという白い悪魔が寄生しがち。脂がのったグッドサイズのサバだったら刺し身で食べたい…! そんなときに大活躍するハピソンの津本式シリーズの「アニサキスライト」だ。
●文:ルアマガプラス編集部
津本式シリーズ アニサキスライト(ハピソン)
- 光源:紫外線LED×1個
- 波長:365nm
- サイズ:約26×29×160mm
- 使用電池:アルカリ単3×2個
そもそもアニサキスとは
アニサキスは寄生虫(線虫)の一種。その幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見える。アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生する。寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られている。
アニサキス幼虫は、長さ2~3cm、幅は0.5~1mm
ファミリーフィッシングの好ターゲットは要注意
今年の釣りシーズンも終盤、冬の魚は脂が乗って美味しい。家族で釣りに行く際によく釣れるアジやサバ、イワシ等は、実はアニサキスのリスクが非常に高い。特にサバは釣り上げてすぐにサバ折りにして内臓を抜いてしまわないと、内臓に寄生したアニサキスが宿主であるサバの生命活動が停止したことを察知して身の方に潜り込んでしまう。
サバに寄生したアニサキス。
サバ・アジ大漁! そんなときに大活躍する「津本式シリーズ アニサキスライト(ハピソン)」
津本式シリーズ アニサキスライト(ハピソン)
家族で週末に釣りを楽しんで大漁! と喜んでいるのも束の間、たくさんの魚を捌いていかないといけない…こういったタイミングこそ身に潜むアニサキスを見落としがち。そんなときに大活躍するのが「津本式シリーズ アニサキスライト」だ。
使い方は簡単、照らすだけ!
使い方は「津本式シリーズ アニサキスライト」を開発したハピソンのYouTubeチャンネルで説明されている。ここでは一部を紹介しよう。
頭を落とし、内臓を取り出したら水洗い。
まずは魚の頭を落とし、腹を開いて内臓を取り出す。
水洗いするときは血合い(腎臓)もしっかりと洗い流そう。
あとはアニサキスライトで照らすだけ!
アニサキスは基本的に内臓へ寄生している。お腹周りを重点的にチェックしよう。
早速アニサキスを発見!
3枚におろしたあともアニサキスライトを照らす。
アニサキスは宿主が生きていないことを察すると身に逃げ込むことがあるため、3枚におろしたあともアニサキスライトをしっかりと照射。特にお腹周りは身が柔らかくアニサキスが逃げ込んでいる可能性が非常に高い、要チェックだ。
腹回りの身にもアニサキスが潜り込んでいた。
お刺身用に捌いたあともチェック!
釣りたての新鮮な魚は、お刺身で頂きたいですね。そんなときこそ最終チェック。刺身用に切り分けた身もアニサキスライトでチェックしていくことをオススメ。
幸いにもこの時の身にはアニサキスを発見できなかった。あとは美味しく頂こう。
冬はアニサキスによる食あたりが増えるシーズン、アニサキスに苦しむことなく美味しい魚を食べていただきたい。
- 光源:紫外線LED×1個
- 波長:365nm
- サイズ:約26×29×160mm
- 使用電池:アルカリ単3×2個
- 価格:オープン価格
アニサキスライトの使い方は動画をチェック!
ハピソンのYouTubeチャンネルで公開されている今回の動画では、アニサキスライトを利用して釣り人の宿敵アニサキスを発見していく過程がよくわかる。特にアニサキスライトを照射してアニサキスが白く発行するように見つけやすくなる瞬間は気持ち良さまで感じるので是非チェック!