
ノリーズの若手スタッフ渡邊和哉さんが『ショットオーバー5』のマル秘テクニックを伝授!一見すると深場で使いそうなイメージだが、実はそれだけじゃい…!
●文:ルアマガプラス編集部
profile
渡邊和哉(わたなべ・かずや)
福岡県出身で、現在は関東フィールドをメインに活躍。田辺哲男さんや伊藤巧さんといったプロフェッショナルの釣りを身近で学び、ストロングフィッシャーマンとして日々成長中。
渡邊和哉はショットオーバー5をあえて潜らせない
冬の一撃を引きずり出すワーミングクランクテク
ショットオーバー5は5mまで潜るディープダイバーだが、渡邊さんは浅い水深でもよく使うという。
「一番の出しどころはカスミ水系などの消波ブロック帯。とても障害物回避性能が高いので、ブロック帯を当てながら巻いてくるのにぴったりなんです。速く巻くとボトムに当たった反動で横に軌道がズレてしまうので、リトリーブスピードは基本的にスロー。ラインを張らず緩めず、適度なラインテンションで巻いてくるのがコツです。イメージは、キャロなどワームをズル引いてくるような感じです。ポンプリトリーブするのもよく釣れますね」
カスミ水系の11〜2月の、晩秋から真冬によく釣れるテクニックとのこと。
「ショットオーバーシリーズ共通に言えることですが、障害物回避性能が高く、しっかりとした水押しがありつつもロールの入ったアクションで動きが強すぎない。マッディはもちろんクリアレイクや水が澄んだ冬でもよく釣れるルアーになっているところが、個人的にもすごく気に入っています」
ショットオーバー5
全国で釣れ続ける特別な魔力を秘めた高性能5mダイバー
キャスティングで快適に5mレンジをトレース可能。ボディサイズを抑えることで引き抵抗を軽めに設定し、広大なエリアでもコンフィデンスを持って長時間巻き続けることができる。ノンスタックビルデザインでウィードやソフトボトムへの刺さりを低減している。
●全長:75mm
●重量:24.8g
●潜行深度:ライン14lb-5.4m、ライン10lb-6.0m
●カラー:41色
●価格:1,980円(税込み)
消波ブロックを回避しながらスローに巻く
ショットオーバー5は5mダイバーだが、その高い障害物回避能力を活かして消波ブロック帯で使用。ロングリップでブロックを交わしながら、まるでワームをズル引くような感覚でスローリトリーブで使用する。冬の霞ヶ浦水系などで活躍する技だ。
TACKLE 使用タックル
ロッド:ロードランナーヴォイスハードベイトスペシャル HB680L(ノリーズ)
リール:バンタムPG(シマノ)
ライン:シーガーR18フロロリミテッド14〜16lb(クレハ)
アクション動画
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