
河口湖をホームにする冨沢真樹さんのウィークリーレポート。JBマスターズ開幕戦優勝の報告。そして、セレクティブな早春のデカバス攻略法について紹介していきます。
●写真/文:冨沢真樹
JBマスターズ津風呂湖戦で優勝!
皆さんこんにちは!河口湖ガイドのトミーです!
まず始めに、今シーズンもJBトーナメントが開幕し、自分はJBマスターズ開幕戦が奈良県・津風呂湖に参戦してきました。そして、開幕戦から優勝する事ができました! いつも応援してくださる皆様、ありがとうございます。
バスはまだまだ越冬から上がってきたばかりという、早春といったタイミングでのトーナメントとなったため、かなり厳しい展開での釣りになりましたが、なんとか2日間通して勝ち抜く事ができました。
優勝パターンは相模湖でもお馴染み、HPミノー3.1を使ったスイベルキャロ! これが圧倒的でした!
早春のバスは警戒心が高いので注意!
早春というのはバスが非常にセレクティブで、少しの物音やキャスティングモーションで逃げてしまうほど敏感になっているケースがほとんど。
昔、野池で釣りをしている際に、ピーカン無風晴天日にバスが表層付近に浮いてるシチュエーションがありました。このバスを狙おうと、キャスティングモーションに入って竿を振り抜いた瞬間、一気にバスがダッシュで逃走。越冬から上がりたてで、まだまだ寒く釣り人は皆無でプレッシャーはかかっていないはずでしたが、それほどまでに警戒心が高い状況だったのだと考えられます。
河口湖でも早春から春はとにかくデカイバスが動きだすタイミングで、かなり魅力的な季節なんですが、時としてとてもタフなコンディションに変貌してしまうケースもあります。
そんな時は朝・夕のタイミングを集中して狙いましょう。もし、晴天無風であれば日中の釣りは避けても良いのかなと。
これはオープンウォーターが主戦場での話。カバーなどバスを騙せる要素がまた話は変わってきます。
セレクティブな春のデカバスを射貫くのは簡単ではありませんが、釣り人としての第六感を働かせ、このタイミングだ!という時間帯にバスを狙えるようなアングラーになれるように、日々経験値を増やしていきましょう。
そういった意味でもガイドという場は、今まで分からなかった事をたくさん質問していただければ、釣りの技術だけでなく、トータル的な技量を1日で習得できるという、バス釣り上達の最短ルートを体感できると思います。
そして、河口湖はそろそろ表層ゲーム本格開幕間近! Iウェーバー74F、60Fの準備をお忘れなく!
アングラープロフィール
冨沢真樹(とみざわ・まさき)
JBトップ50プロにして河口湖辣腕ガイド! フィネスからパワーゲームまで駆使し、優れたアジャスト力でJBトップ50を転戦する。河口湖フルタイムガイド「トミーガイドサービス」は超人気!