
ショアジギング、そしてショアキャスティングゲームを幅広くサポートするロッド、オーバーゼア。初心者からエキスパートまで、各レベルに応じたラインナップが充実しているこのシリーズに、新たに追加されたヘビーモデルをフィールドテスターの松永さんのお話しを交えてチェックしていこう。
●文:ルアーマガジンソルト編集部
松永 昌己(まつなが・まさき)
DAIWAのフィールドテスター。熊本を中心に、九州各地の地磯などで青物を狙うアングラー。磯でのヒラマサやブリなどの大型青物やヒラスズキ釣りを得意とする。
ヘビーモデル5機種追加により、磯のヒラマサ・ブリなど大型青物にも本格対応!
オーバーゼアがリリースされたのは2020年。コンセプトは「ソルトウォータールアーゲームのマルチショアキャスティングロッド」。当時から、青物の北上が進んでおり、サーフを例にするとヒラメを狙いつつも、静岡ではショゴが狙え、鹿児島ではブリもターゲットとなる。ヒラメ用というよりは、マルチロッドとして開発された面が強かった。
今後も、オーバーゼアシリーズはショア用のマルチロッドというコンセプトは踏襲され、さらに強められるという。
オーバーゼア 96MHH(DAIWA)
新しく追加されたオーバーゼアーのヘビーモデルは、MHHクラスが3機種、Hクラスが3機種、合計6機種となる。
松永「ショアマルチキャスティングロッドというコンセプトで出てきたオーバーゼアですが、オーバーゼアグランデが展開されており、さらに幅広い釣りに対応できるようになっています。2022年春に新たにリリースされたオーバーゼアのヘビーモデルは、磯などでのショアジギングを前提としてモデルとなります。一番パワーのあるモデルで100gのメタルジグまで背負えるので、私が普段地元の九州の地磯で展開しているブリ、ヒラマサなどとも対峙できるのが嬉しいですね」
堤防などでライトに楽しむショアジギングがある一方で、磯で100gサイズのジグをキャストして潮流の中でヒラマサやブリとファイトするヘビーなゲームもまた人気がある。ヘビーモデルはまさに、後者に対応したラインナップと言えるだろう。
オーバーゼア 新規追加ヘビーモデル6機種
【グリップ】
サーフ、堤防モデルには、DAIWAのオリジナルのオーバルリールシートを採用している。握りやすく、長時間の使用でも疲れにくい特性をもっている。また、大物とのファイトでもしっかりとやり取りが可能。
【ガイド】
ステンレスフレームのアルコナイトKガイドを中心に、大きな負担がかかるトップガイドにはSiCリングを採用している。
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・発売日:2022年7月21日
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