長崎県大村湾・無人島”田島”で釣りキャンプしよう!【誰でも楽しめるダ◯シュ島1?】



おまえなら〜行けるさぁトム〜だれ〜よりも〜遠くへ〜♪

とっさに無人島だのサバイバルだの冒険だのという言葉でこの歌を口ずさんだあなたは、十中八九オッサンです。子供の頃のワクワクを抱えたママのオッサンです。

そんな、大人子供に朗報。インスタントに楽しめる無人島があるのですよ。ぐふふ…。ハックルベリー・フィンの冒険を、パパ、ママ世代になった我々が手軽に堪能できるのです! 

その長崎県のH・Fアイランドとは、長崎県大村湾に浮かぶ、「田島」。ハイパーフィッシングエディター(自称)ことフカポンが突撃取材してきましたよ! 

長崎空港に着くと夏休みということでJKのバイトさんと、やさしそうな管理人さんがフラッグをもってお出迎え。システムなど詳しくは下記HPからご参照くださいませ。

ここからが我々、釣り師の気になるところ…。田島…釣り、どうよ?

浮かれちゃいましたが、小生、ハイパーフィッシングエディター(自称・本日二度目)ことフカポン。ルアーマガジンソルト誌の編集でございます。

その無人島「田島」が釣りのポイントとして楽しめるか確認するのが、そういえばメインのお仕事でした…。ということで、今年の初夏に調査してきたわけです。事前の調査では「チヌ、マゴチ、キス、青物は釣れる」とのこと。

実際、キスに関しては田島の無人島施設に簡単な投げ釣りタックルが用意されており、キャンプイベントのプログラムなどに組み込まれていることから、手堅いとの話。パパやママが子供たちと楽しめる手軽なターゲットとしてオススメできます。

エサ釣りでキスが釣れるのはわかった。ルアー釣りは?

チヌが釣れる…青物が釣れる…。ふむふむ…。とりあえず、ちょい投げルアータックルを片手にショアーズジグ(下記リンク参照。ルアーの名称です)を片手に釣りを開始。とりあえず島の岬の突端に陣取り、えのしまどーん!と投げてみると…。ショゴがヒット。島のサーフではソゲがヒット。

おっ、おっ? 釣れるやん?

岬の突端からブレイク(海の深さが急激に変わる、深くなる場所)を狙ってルアーをキャスト。ショゴ(カンパチの子供)がヒット。潮回り(海流)が良ければ青物(アジ、サバ、カンパチなどの回遊魚の総称)が狙えることがわかった。
そして。ソゲ。ソゲというのはヒラメの子供。こちらは島のまわりのサーフ(砂浜・砂利地帯)でヒットした。このサーフを観察していると、キスがワラワラ。フグもたくさん。そして、おっきなチヌが! 噂通り! でも小生の腕ではそのチヌはヒットさせることができなかった。専用のルアーが必要かな??


はい、釣りは楽しめることがわかりました。お父さんへの作戦を伝授します。

この田島。冒頭でもちらりと語りましたが、とっても手軽にサバイバル、冒険が楽しめる無人島なんです。無人島と言っても、キャンプ施設や古民家などがあり、アウトドアを楽しんだりすることができます。

入島、キャンプ、宿泊などは有料ではありますが、連休などのお休み前、マイサンに「ちょっと無人島にサバイバル…というか、キャンプしに行かないか?」と持ちかけてみて下さい。そんなこと言うワイルドなお父さん、あら、やだ、カッコいい! 

インドアなお子様なら、レアなポケモンがいるらしいぞ? とか適当こいてもいいでしょう。お香を焚かないと、ポケモンなんていやしねぇ、絶望的な孤島ですけどね!(確認済) お母さんには「子供の情操教育にいいんだ」とか適当なこといっちゃいましょう。

無人島に入ってしまえば、子供は適当に遊びます。なにより楽しい。ということで、お父さんは釣り竿もって遊べばいいんです。施設レベルでいくと、それなりにサバイバルなので、この旅は一生の思い出になること請け合い。

とにかく、ここは、強引にプランニングすべし! しかし、適当ってのは適時に最善を尽くす便利な言葉ですネ(笑)

土日を利用して家族で訪れる、無人島ツアー参加者の親子。取材日はこのイベントのみなさんと一緒になりました。海で泳いで釣りをして…。夏のよい思い出になったようですよ! 子供はね、なにもないところでも、しっかりと遊びます。少しの怪我くらい上等じゃないですか。
田島の中にある古民家。ルアマガソルトチームはこちらをお借りして寝泊まり。雨戸フルオープン。蚊は入りたい放題。タカアシグモがゴキブリとバトルと超ワイルド。結論、キャンプ地でテント泊がオススメ。まぁ、楽しかったんですが…。
もろもろ改修中の古民家の中。社員研修などでの利用なども受け付けているとか。温室育ち、都会人の根性を少しだけ叩き直せるぐらいの不便さが逆に心地よい。エアコン? んなもん、ありません! 電気? 通ってません! トイレはあるけど風呂は五右衛門風呂です。
島のキャンプ場。木漏れ日の中で寝泊まりします。快適度で言うと、古民家よりこちらだと思います。

アクセスは? どーするの?

こちらは、上記に記載しましたHPを参照いただきたいところですが、近郊の皆様ならともかく、首都圏からアクセスするにはどうすればいいのか…。

東京からだとソラシドエアというMCC(ミドルコストキャリア)などを利用するとお安く渡航できます。空港に着いちゃえば、長崎空港から島へ直行のボートもありますし(要相談とのこと)、島の対岸にある管理事務所までレンタカーなどでドライブしたのち、島へ渡してもらうなどのプランも可能です。子供連れは、空港からボートで直行! なんて非日常にワクワクするかもですし、ご夫妻やカップルなんかは空港からドライブがてら大村湾の海岸沿いグルメどころを楽しみつつアクセスなんてのも良いでしょう。

さぁ、秋の連休は、気候的にも良い季節! 家族のために(ほとんど自分のため)無人島釣りキャンプ、いかがでしょう?

ということで、観光資源がないとお嘆きの自治体のみなさま。イケてる社員研修がないかと頭を悩ませる管理職のみなさま! etc.

ここからはお仕事のお話。こういった田島などの施設でイベントをやりたい! 社員研修をしたい! 釣り研修をしたい! その他諸々…。

小社で企画いたします。

また、よく、過疎問題が深刻な島民の皆様が、「うちはなんも観光資源がないけん…人は呼べんがよ…」なーんて愚痴られてますが、我々釣り人、何もないが大好物。何もないけど島だから海はある。海があれば釣りができる。それで十分じゃないかなのであります。

観光資源で頭を悩ませる地方の自治体の皆様…、当社、そういった釣りを資源とした企画・プロデュース業も行っています! お気軽に小社にお問い合わせ下さい!

株式会社 内外出版社 
東京都台東区東上野2丁目1番11号
電話 03-5830-0256(ルアーマガジンソルト編集部)
電話 03-5830-0237(企画部)
担当 深谷(ふかたに)と読みます。もしくは企画部をご指名ください。


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