7月21日に、AbemaTVで生中継され大反響を呼んだ木村建太さんのBASS KING LIVE!「夢のロクマルを狙え!」。そのライブ中継のスタジオゲストとして登場した、川村光大郎さん。スタジオ内での、レジットデザイン鬼形毅さんとルアーマガジン編集長野村英之とのトークの中で、独立について問われた川村さんは「ルアーブランドを立ち上げます」と語った…。
かわむら・こうたろう 1979年2月14日生まれ 茨城県出身/少年時代から霞ヶ浦水系でバスフィッシングを楽しみ、W.B.Sオカッパリトーナメントなどで数々の優勝を果たす。その後はメディアにおいてもめざましい活躍をみせ、ルアーマガジン初代「陸王」を獲得をはじめ、オカッパリアングラーのカリスマとして多くのファンを集めている。ルアー開発においても卓越した才能を発揮し、ドライブクロー(O.S.P)をはじめドライブシリーズを世に送り出した。2016年7月、9年間在籍したO.S.Pから独立を発表。
川村さんがこれから立ち上げようとしているブランド、そして作りたいルアーについて「釣りPLUS」の独占インタビューで、その胸中を語った。
コータローは一体どうなるのか?
なぜ、OSPから独立し、自分でブランドを立ち上げようと思ったのか?その質問をすると、こんな答えが返ってきた。
「OSPに入社したのが9年前。それまでは地元の茨城でオカッパリだけでなくアルミボートでの釣りにも夢中でした。とにかく休日の釣りが楽しくて、地元を離れるなんて考えられなかった。
釣りの雑誌などの取材を受けたり、スポンサーもありましたが、その時はいつかは自分でブランドを持つどころか、釣り業界で仕事をしたいとも思ってなかったんです。むしろ、釣りを仕事にはしたくなかった」
そんな純粋にバス釣りを楽しんでいた川村青年が、ルアーメーカーに籍をおき、開発を行っていった。そしてある思いが大きくなったという。
「OSPに入って、モノ作り、ルアー作りの面白さを知ってしまったんです。それまでは趣味でルアーを作ることさえなかったのが、ワームの開発という役割を与えてもらった。
そしてアレコレとやっている中で、ドライブクローを生み出せたのがきっかけです。手作りプロトを初めて使ったときのバスからの反応は経験したことがないほど鋭くて、とにかくよく釣れた。これは震えがくるほどの快感でしたね」
名作ドライブクローの誕生をきっかけに、さらにルアー作りの深淵へ
「9年間で培ったのは、モノ作りの経験だけではありません。バスの反応をダイレクトに味わって、ルアーを生み出し、それを世に発表する。すると、使ってもらった人たちの反響を知ることができるという、今まで自分がまったく知らなかった流れ。
単純に釣ることだけでなく、もっと踏み込んた釣りの『深くてヤバイ』部分まで知ってしまいました。そうなると、釣り人としての欲なんでしょうか、もっとより奥にある部分へ、突っ込んでみたくなったんです」
バスが本能をむき出して反応するルアーを求めて
「OSPでワームを作っているときも、かなり自分の考えにもとづいて開発させてもらっていました。でも、より自分にとってダイレクトな、オカッパリに重点をおいたルアー作りをしたらどうなのか? もっと自分の考えにワガママになって、モノ作りに向き合うことを意識するようになりました」
整った環境を飛び出し、自分の理想に限りなく沿った『作品』を生み出すために、あえて新たなるフィールドへ旅立った川村さん。
「自分が生み出したいのは、『ルアーパワー』を持ったルアーなんです。年々、フィールドのフィッシングプレッシャーも厳しくなり、バスもどんどん賢くなっています。そんな状況で、スレたバスでも本能をむき出しにして食ってくるルアー」
「それを初めて感じたのは自分が作ったドライブクローでした。それからは、ドライブスティックのバックスライドセッティング、そしてドライブクローラーのスナッグレスネコリグ。
最近ではブルフラットやダッジなどにもルアーパワーを感じます。そんなルアーパワーを持ったルアーを、自分の経験と感性をフルに注ぎ込んで、作り出したい」
それは新たなるワームを作り出すということなのだろうか?
「新しいブランドでは、ワームだけでなく、プラグやワイヤーベイトなどのハードベイトも作ります。つまり、これまで自分がやってこなかった部分にまで踏み込んでやっていきたいんです」
新たなルアージャンルの開発を手がける予定という川村さん。気になるブランド構想について、さらにたずねた。
その答えは【後編】にて——— ↓
インタビュー【前編】こちら↓
【釣りPLUS独占インタビュー】川村光大郎「新ブランド立ち上げについて、今話せること…」【前編】 – 釣りPLUS(釣りプラス)|内外出版社
7月21日に、AbemaTVで生中継され大反響を呼んだ木村建太さんのBASS KING LIVE!「夢のロクマルを狙え!」。そのライブ中継のスタジオゲストとして登場した、川村光大郎さん。スタジオ内での、レジッ…
10年前も今も、岸釣りのエキスパート。
川村光大郎さんには、人気企画「陸王」の第1戦目に登場してもらいました。対戦相手は関和学さん。掲載は2008年1月26日発売3月号。
10年経った今でも大人気の企画ですが、実は当時の編集会議で安倍ちゃんが何気なく言っ…
みなさまごきげんよう。
いやぁ~前回の青木さんの釣車、おかげさまで大反響だったもんで調子に乗って早くも第二回行かせてもらいます‼
今回は元祖オカッパリのプリンス、初代陸王のコータローさんの釣車「黒王号」(リクオウと〇オウをかけて、ワイが勝手に名付けてるだけやで)を紹介いたします!オカッパリメインのコータローさんならではの積載術、工夫をとくとご覧あれ!
走るのは俺だけじゃない。機動力はクルマにも求める!
TOYOTA ハイラックスサーフSSR-G
2009年に…
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