バストーナメントで今年一番強いアングラーが決まる!
いよいよ明日に迫った国内最高峰トーナメント・JB TOP50最終戦。2016年はこれまで西は四国から北は桧原湖までの4戦を消化。最終戦となる第5戦は東日本最大のフィールド・霞ヶ浦を舞台に開催される。見所はやはり、全5戦の成績で順位を争う年間タイトル『2016TOP50チャンピオン』の行方だろう。
2016平均順位は何と「4位」!! 恐るべし、暫定首位・北選手!!
次点に10点差で年間暫定首位を走るのが北大祐選手。第2戦野村ダム(愛媛県)でTOP50通算4勝目、なおかつ4年連続年間1勝の大記録(!!)を打ち立てて以来、首位の座を譲ることなく年間レースをリード。4戦までの各成績は『4位・優勝・5位・6位』。実に平均4位と超高値安定だ!
「10点差? そんなことより、いつも通り、最後まで自分が釣ることだけに集中していく」
第4戦終了後のインタビューでこうコメントした北選手。その時の彼をひとことで表現するなら”平常心”。しかも、最終戦の舞台は昨季優勝を果たした好相性のフィールド、霞ヶ浦(上写真)。北選手が独走のままゴールしても何ら不思議ではない。最有力候補と言えるだろう。
「霞ヶ浦には”忘れ物がある”」。暫定2位・五十嵐選手、昨季の屈辱を晴らせ!
「(忘れ物を)必ず獲りに行く!」
”桧原湖メジャー戦3連勝”(2015第4戦、2015エリート5、2016第4戦)を果たし、今またさらに勢いに乗った感のある五十嵐誠選手が年間暫定2位。昨季は4戦終了時点で暫定2位の青木大介選手に28点もの差を開きながらも、最終戦でまさかの年間3位へ後退。初タイトルへの重圧が彼を襲ったのだった…。
しかし、転んでもただでは起きないのが五十嵐選手。前述の通り、年間上位5選手で競うエリート5戦で見事優勝を果たした後、今季のレギュラー戦も堅調な成績を重ねチャンピオンの座を狙える位置につけた。一度地獄を味わった者の強さは計り知れない。今季は追われる立場から追う立場で最終戦へと向かう。
V4&史上最年長チャンプ狙う小森嗣彦選手
ディフェンディングチャンプ・青木大介選手の動向にも要注目!
暫定3位は首位に25点差の小森選手、暫定4位は31点差の青木選手。奇しくも両選手は昨季、各暫定3位と2位から、五十嵐選手を首位の座から引きずり降ろした張本人。30点弱の得点差を早々に諦めるはずがない。
今季既に2勝を果たしたV3チャンプ・小森選手は「40歳以上でチャンピオンになった者はいない(注1)。今季は歴史を塗り替える」と言えば、2連覇を狙う青木選手は「いつでも殺(や)れる準備はできている」と意気込む。虎視眈々と”その時”を待つ二人の存在にも注目してみたいところだ。
*注1:およそ20年に及ぶJB最高峰戦において年間チャンプ獲得時年齢での最高齢は、2005年藤木淳選手の40歳7ヶ月。僅差で2004年今江克隆選手(40歳2ヶ月)。小森選手はまさに今日(10月20日)が誕生日で、仮にV4となれば42歳と3日でに獲得となる。
最終戦は明日、10月21日(金曜日)から3日間、茨城県潮来市の潮来マリーナをメイン会場に開催。スタートは6時半〜、検量は1 4時半〜。
最終日23日(日曜日)は会場内で各協賛メーカーによるプチフィッシングショーやオークション、トークショーなどイベントも盛りだくさん。ど迫力のトレーラーウェイインショーは13時から開催。ぜひ現場で、ライブで、国内最高峰戦を味わっていただきたい。
なお、釣りPLUSでは、明日から試合終了直後より、『JBTOP50試合速報』を現場からお届けする予定だ。
2016 JB TOP50 最終戦【霞ヶ浦】全3日間の模様はこちら ↓
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