特命釣行Rとは?
ご存知の方の多いと思いますが、もともとはルアマガモバイル人気企画の「特命釣行」がオリジナルです。
そもそも「特命釣行」ってなによ?という方に改めて説明しますと、
特命釣行[とくめいちょうこう]
ルアーマガジンモバイルで2009年からスタートしている長寿企画。
名立たる達人たちに無理難題なお題=「特命」を言い渡し、お題達成に向けての釣行を追う。そのお題は、「そのフィールドのMAXサイズ」、「大会優勝ウエイト」、「5本で○キロ」などなど様々であるが、その無茶ブリ具合はアングラー泣かせで有名。
アングラーに取材を依頼すると「うわぁ~特命かー!」という悲鳴が聞こえるとか聞こえないとか。本家特命釣行では7年間の歴史でそのお題を達成したアングラーはわずか6人しかおらず、そのドSっぷりは日々進化し続けている。
そんな特命釣行が2015年より、「特命釣行R」としてルアーマガジン本誌でも連載開始。
「R」が意味するものは、「リターン-Return-」「リベンジ-Revenge-」「リバイバル-Revival-」など様々であるが本家特命同様、その無茶ブリは健在なのだ。
特命釣行Rに、ついにあのアングラーが参戦!
ご存じ、川村光大郎さん!
川村さんもモバイルの本家・特命釣行には過去二度挑戦しているのですが、結果は・・・。
そんな中、「R」が用意したお題とは?
む、つまりは、それぞれ違うルアーで釣った魚の合計が5本で6キロってこと?
とってもむずかしいじゃねーかよ!!
お恥ずかしながら、私の一般目線でいわせていただくと、5本釣ることすら難しいんですけど(ましてや6キロなんて・・・)、だいたい複数尾釣れるときって釣り方が見えててパターンがハマってる場合がほとんど。
つまり、同じ系統のルアーに偏りがちなんですよね。
まぁ、秋だし巻きのパターンがハマればスピナーベイト、クランクベイト、チャター・・・って、今のカスミはそんなにあまくねぇ!!!
釣れた魚からヒントは得られるけど、同じルアーは使えない。
いろんな可能性がある秋だからこそ、そんな特殊ルールの特命釣行を決行したわけです。
迫りくる台風16号に打つ手なし!?
ただでさえキビシイ特命釣行ですが、取材日の天気予報をみるといや~な予感が・・・。
そう、台風が接近しているようなのです。
5本で6キロを狙うとなると、秋でも流入河川の上流居つく「強い個体」を狙うというのが川村さんの作戦。しかし、写真をご覧のとおり、その流入河川は濁流。おかげで生命感はまるでなし。
川村光大郎をもってしても、むずかしい秋の霞ヶ浦
台風、濁流、冷たい雨と三重苦の川村さん。こんな状況でもプラスにかわる場所があるはずだと得意のラン&ガンで霞ヶ浦を一周。(一日で霞ケ浦を一周できちゃう、その釣りのスピードど精度がハンパね~・・・)。
しかし、やはりバスのつき場が特定しにくく、シーズン通して賢くなったバスたちに川村さんをもってしても苦戦。
釣りを終えた川村さんは・・・
迷いあり、笑いあり?、そして涙ありの神回へ!
度重なる悪条件に苦戦する川村さん。
しかし、神は彼を見放さなかったのです。
霞ヶ浦でまさかのサイズを捕獲!?
ただの50アップじゃないんです、もう重さが・・・。
はたして、お題は達成できたのか? 結末は今月末発売のルアーマガジンにて!
こんなものすごい魚を釣っておりますが、お題は5本で6キロ。そう、この魚だけでは残念ながら、達成できないんです。川村さんの迷いや葛藤、そしてこの魚を手にするまでのプロセス。
そして、お題を達成できたのかを含めて10月26日発売の「ルアーマガジン12月号・特命釣行R」でご覧いただければと思います。担当編集として、ひとこと言わせていただくと・・・
間違いなく神回!!
ツッチ―カメラマン渾身の写真もめちゃくちゃかっこいいので、誌面ならではの特命釣行をぜひお楽しみに!
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