Mr.陸王・金森隆志のタックルボックスの中身を公開!【達人のタックルボックス・プレイバック】



岸釣り界のカリスマ「金森隆志」のボックスの中身は?

「上手い釣り人のタックルボックスの中身を見たい」。そんな読者のアツいメッセージを(勝手に)ルアーマガジン編集部が受け取り、トップアングラーのボックスの全てを明らかにする…。それがルアーマガジンの超人気企画「達人のタックルボックス」。

今回はLM本誌2015年9月号で掲載した、金森隆志さんの紹介内容から「コレは」という注目ボックスを選り抜いてセレクト!(写真および原稿は誌面掲載時の内容を元に再構成しています)

かなもり・たかし 2011年、2013年と2度の陸王タイトル獲得。そして、ビッグタイトル「レジェンド陸王」の現王者でもある岸釣り界のカリスマ。2016年にはルアーマガジンモバイル「艇王」にも輝いた。レイドジャパン代表。

カラーごとに大量ストックするレベルシャッドボックス:その1[VS-3010NDMマルチ]

このボックスにはナチュラル系カラーのレベルシャッドがずらりと収納。「ナチュラル系は違和感なく食わせるために。早巻きでリアクション狙い。ナチュラル系でリアルさを追求しますね」。1色だけでは勝負にならない。必要不可欠ルアーはカラーをまんべんなく揃えるのがカナモ流。

「仕掛ける」アピール系がぎっしりのレベルシャッドボックス:その2[VS-3010NDMマルチ]

同じルアーを2つのボックスに入れて準備するほど、レベルシャッドは金森さんにとってのマストアイテム。「晩秋から春先は欠かせないし、小型ベイトフィッシュを追っている時なら年中使いますね」。だから大量。ナチュラル系とは対象的に、アピール系カラーは「仕掛ける!」アイテムだ。



カナモのマストアイテム「レベルバイブ」のメインボックス[VS-3010NDMマルチ]

シャッドやブーストが混じるのは「使う時期が似ているからですね」と金森さん。ナチュラル系、アピール系で分けて収納。いずれのレベルシリーズにも共通するが「水平(=レベル)姿勢を保って、バスの目線に合わせる」という陸っぱり専用モデルだ。

艇王タイトルを引き寄せたウイニングルアーを格納[VS-3010NDMマルチ]

本誌「達人のタックルボックス」取材時「現時点で、バズベイトに関しては、僕の中ではジャンボバズが最も優れてますね」と語った金森さん。その言葉は2016年に開催されたルアーマガジンモバイル「艇王決勝戦」において、奇跡の大逆転を成し遂げることで実証。ほかに「浮き上がり重視」のV4バズWプロップとロングノーズウェーバー、「クラッカーなら」02ビート、「小粒なら」ヤバイバズと各種バズベイトを使い分け。

艇王決勝戦において、ジャンボバズによる大逆転劇を果たし、タイトルを奪取

金森セレクトのチューンドジョインテッドクローボックス[VS-3010NDMマルチ]

チューニングされたジョイクロ178が収納されたボックス。ひとつがベリーとテールのフックを外し、フェザー付きの背バリ仕様。もうひとつがバビューン仕様で「内部をネイルでバランスをとり、S字の際は緩く動き、トゥイッチで一気に縦方向にバビューン!」。

金森隆志さんのルアーセレクトの進化は止まらない!

陸王ばかりか、艇王のタイトルを手に入れた金森さん。そのフィッシングスキルのレベルアップは留まることを知らない。それにともなってルアーセレクトも間違いなく進化しているはず。当然今回の内容からの変化も気になるところだ。

金森さんの最新版「達人のタックルボックス」もいずれ紹介する機会もあるだろう…。

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