秋も深まり、ブリのシーズンがやってきました。刺身、塩焼き、ブリ大根もいいですが、今日は一風変わったブリの鍋料理をご紹介。
これから旬の白菜とともに、切って土鍋に入れて加熱するだけ。味付け不要の超簡単メニューです。体の芯まで温まってください!!
材量……ブリのシーズンはアラがねらい目!!
材量……ブリのアラ(切り身でもOK)、白菜、ネギ、しめじ(お好みで)、昆布、ショウガ
調味料…酒、ポン酢、一味orゆずコショウ
切り身でもいいのですが、このシーズンはアラがお買い得です。ブリ大根用に身がたっぷりついたやつではなく、「アラ」コーナーにあるやつがおすすめ。
この日はちょうどいいサイズのカマ、脂ののった腹身、サクにとる時に余る背の身が入って298円でした!! 骨際の身は味も濃く、いいダシが出るので、味が染み込んだ白菜も絶品です。
しめじは冷蔵庫にあったから入れただけ。白菜だけでも十分うまい。
作り方 切って土鍋に入れて酒をかけて加熱するだけ!!
1・材量を切って、土鍋にいれる
ブリと白菜を食べやすいサイズに切る。土鍋に昆布、白菜、ブリ、しめじの順で敷く。
2・酒を振りかけて加熱
お酒をふりかける。ドバッと2周。100ccくらいかな。フタをして強火で7~8分ほど。ブリに火が通り、白菜がしんなりしてたら完成。ネギと針ショウガをトッピング。
ポン酢で食べましょう。
今日の居酒屋俺ちゃん キンキンのビールとともに
熱々の酒蒸しにはビール!! ハフハフ食べて、キンキンに冷えたビールをゴキュっと。
故郷・高知押しが続きますが、ポン酢は高知・馬路村農協の「ゆずの村」が断然おすすめ。全国のスーパーでも売ってます。ダシも入っていて、ゆずの香りとほんのり甘さがあって、酸っぱさがキツくない。一度、使うと他のポン酢はただの酢醤油にしか思えなくなります。
締めはブリ茶漬け風に
鍋底にたまった汁がこれまたうまい。ダシ昆布を残したまま、水を加えてひと煮たち。昆布を取り出して、薄口醤油と塩で味付け。昆布は刻んで、ご飯にトッピング。熱々の汁をかけて薬味の残り、ゴマをパラリ。
※補足
この時期ならタラなんかもいいでしょうね。今度はタイの頭でやってみようと思います。今回はアラを使いましたが、骨がめんどくさかったら切り身でもOKです。
土鍋の二刀流
魚だけならお皿にラップしてレンジでチンでもできるのですが、白菜のように水分の多い野菜と一緒に蒸すなら断然土鍋です。
一度、温まると一気に熱が高まるのが土鍋の特長。これを活かして短時間で、魚を蒸しつつ、白菜を煮る。「蒸す」「煮る」、二つの調理を同時に行えるのが土鍋の力なんです。
白菜と酒の蒸気でブリがパサつかず。同時に水気が出た白菜にブリの味が染みこんでいきます。水は使ってないので魚と野菜の旨味をしっかりと味わえます。
すぺしゃるさんくす おきな和料理「あさとや」さん
今回の料理は僕の行きつけ、目黒区五本木の「おきな和料理あさとや」さんのメニューをアレンジしました。
「あさとや」では沖縄料理を中心に、旬の食材の和食をリーズナブルなお値段で食べさせてくれます。どの料理も手間がほどこされていて、シンプルなんだけどしっかりとしたお味です。冬限定のおでんも美味しいですよ。
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