魚にモテる集魚剤”フォーミュラソムリエ”で釣果UP!?【激臭注意・デキる釣り人のニオイケア】



デキる男はニオイが違う? えぇそうですとも。

やはり、紳士たるものニオイには気を付けなければいけません。それは我々、釣り人も同じ。カワイイあの魚を振り向かせるための必須ニオイケアを今回はご紹介いたしましょう。

釣果倍増!? フォーミュラってなんだ?

アメリカでフィッシングフォーミュラといえば、ニオイで魚を寄せるアイテムを総称して呼ぶ。日本語では集魚剤と解釈するのが一般的で、ルアー(主にソフトルアー)にニオイを付け加えるために使用する。

フォーミュラの効果

ニオイで直接魚を寄せることはもちろん、魚がルアーを咥え込んだあとのバイト時間を長く保つという効果がある。また、ニオイに敏感なブルーギル、ハス、ゴリ、エビといったバス以外のベイトを寄せ、その時の水の撹拌や動きの変化でバスへスイッチを入れさせる効果もあるのだ!

タイプ別! フォーミュラの使用方法!

フォーミュラのタイプは大きく分けて4つ。

ペンタイプ、ディップタイプ、パウダータイプ、リキッドタイプ。それぞれの使用方法をタイプ別に分けてご紹介しよう!

超お手軽! ハードルアーにも使えるペンタイプ

テールダイマーカー[ZBC]:液漏れなどの心配もなく、携帯性の良いフォーミュラ。見た目はマジックペンそのもので、扱いやすく、水に入れても落ちにくいというメリットがある。
使い方は簡単。使うルアーに塗るだけ!ただし、ルアーカラーが変わってしまうのがほとんどなのでソフトルアーであれば、テール部などのアクセントなどに留めるのが無難だ。
他のフォーミュラとは違って、ハードルアーにも使用できるのがペンタイプの強み。ハードルアーに使用する場合は、ニオイを付加するというより、状況に合わせてカラーを変える場合に使うことがほとんど。写真のレイダウンミノーDEEPジャストワカサギ[ノリーズ]はどちらももとは同じ色。下地の色を活かしたナチュラルチャートカラーなんてことも可能になるのだ。

視覚効果バツグン! ラメなどを付着させられるディップタイプ!

チョベリグ[ZAPPU]:ゲル状の固形タイプ。ワームへ直接付けて使用するのが基本だが、アメリカのフリッパーは摩擦軽減のために手に塗る場合もあるという。
水にも溶けにくく、長時間効果が得られるディップタイプ。また、ラメなどの固形物を付加できるのが特徴。ニオイだけでなく視覚効果も期待できる。

ワームがセットしやすくなるパウダータイプ!

バイトパウダーエビ[ノリーズ]:粉末状のフォーミュラ。ニオイのタイプや強さも様々で種類が豊富。ワームの滑りを軽減し、フックセットがしやすくなるため人気も高い。


ワームの中まで浸透するリキッドタイプ!

ガルプ!アライブ[バークレイ]:液状タイプのフォーミュラ。ほかのタイプと違うのは長時間漬け込むことで、フォーミュラがワームの中まで浸透すること。集魚効果も高いので、ストック分のソフトルアーを漬け込んでおくのに最適。
スプレータイプは吹き付けるだけでも効果は得られるが、ベストな使用方法はパッケージや液漏れしないケースに入れて漬け込む。手間はかかるが、そのリターンは大きい。

フォーミュラありのムッシュ石井とフォーミュラなしの伊藤巧さんで勝負!

フォーミュラの効果がどうなのか実際に勝負形式で実験してみることに。

時期も1月ということもあり、ネイティブフィールドではムッシュ石井に勝ち目はない。そのため、確実にバスがいる北浦湖畔にある管理釣り場「富士見池」で勝負を決することに。

※富士見池ではルール上、集魚剤の使用は禁止されており、特別に許可を得て撮影しています。

番外編 陸王 ムッシュ改めチャン石井(フォーミュラあり)VS伊藤 巧(フォーミュラなし)

ルールは早掛け2本勝負。
1尾では偶然もありえるので、2尾先に釣ったほうが勝利という特殊ルール。「楽しみですね~」と余裕の表情の伊藤さんだが?

まさかのチャン石井、先制!!!そして、さらに・・・
チャン石井、2尾目! 勝者、まさかのチャン石井!!(フォーミュラってすごい!!)
伊藤さんも割とガチだったようで、試合後は悔しさのあまりフォーミュラありを試すとあっさりバスゲット!一気に3本釣り上げておりました(苦笑)。

検証結果、フォーミュラはホントにすごい!

結果として、狙ったわけでもなくフォーミュラありのチャン石井が2本先行し、その後もグッドサイズを追加!状況やエリアにもよるだろうが、今回の検証ではニオイがテクニックを凌駕したのだ。

自分好みのニオイを見つけよう!

※ムッシュ石井のワイングラスの中身はリアルフォーミュラです(笑)

これであなたもルネッサ~ンス!フォーミュラソムリエ・ムッシュ石井とスメリスト・伊藤巧さんによるフォーミュラソムリエ講座はいかがだったでしょうか?

また後日、伊藤巧さんによる秘伝の「タクミ漬け」も紹介したいと思います。

◆取材地「富士見池」はコチラ↓

紹介したアイテムのお求めは…

チョベリグ(ZAPPU)

バイトパウダーエビ(ノリーズ)

ガルプ!アライブ(バークレイ)

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