「VW」=フォルクスワーゲンですよ
車好きならもちろん、そうでなくてもフォルクスワーゲン・ビートル、通称「カブトムシ」と呼ばれるクルマはご存知ですよね。
そう、その名の通り「カブトムシ」のような丸みを帯びたフォルムを持つ、ドイツ・フォルクスワーゲン社の車です。
そのビートルをはじめ、フォルクスワーゲンの旧車が日本各地から集まるイベントこそ「第10回Street VWs ジャンボリー」(11月13日)。そのイベントのお手伝いで、我々「釣りPLUS」編集部も参加してまいりました!
え、なんで車のイベントに「釣り」かって?実は、主催する雑誌「ストリートVW s」は弊社「内外出版社」が発行しておりますです、ハイ(実はよく知られていない事実、汗…)。
ガンダム前にワーゲンの旧車が大集合〜!
当日はまさに「秋晴れ」。お台場のガンダム前の会場には、早朝から色とりどりの旧車ワーゲンが参加の列を作っています! その数ざっと400台超(スイマセン、このアタリ目測です…)。
この日のためにオーナーの世界観に合わせて仕上げられた旧車の数々が、続々と会場に並んでいく様は壮観。
正直、ワタクシ自身、ワーゲンに対する知識は一般人レベル…。そんなシロートから見ても1台1台「ホホゥ…」とうなるほど。もちろん、車好き、ワーゲン好きなら夢のようなイベントなわけでございますよ!
展示される車や人の入場整理のお手伝いをこなし、あらためてワーゲンがズラ〜リとならぶ会場の見学開始。
ワーゲンバス「タイプ2」で釣りを楽しんでいるオーナーはいるかな?
実は、今回イベントに参加した目的がお手伝い以外にももう一つありまして、それは「ワーゲンの釣りクルマを探せ!」なのです。
そう、特に「タイプ2」、通称「ワーゲンバス」と呼ばれるマイクロバス型のワーゲン車は、キャンプを中心にアウトドアシーンで愛されることが多い。クルマ好きでアウトドア好きなら当然「釣り好き」もいるに違いない!
そんな「超」安直な発想で、会場を探してみると…。
あった(笑)
「タイプ2」が並ぶエリアで、味のある(一般的に言うと使用感のある)グリーンのワーゲンバスを発見。ひと目でオーナーが「釣り大好き」なのが丸わかりだった。
そう、ボディには、ご自身や友人の見事な釣果写真が何枚もディスプレイされている。
さらにロッド&リールのタックルセット達がクルマに立てかけられ、リアハッチを開けた荷室部にはルアーを詰め込んだケースがいくつも並べられている。
日本海の釣りを楽しむオーナーの高井大介さん!
イベントに長野県から参加した、オーナーの高井大介さんは「アオリイカや青物、シーバスなど、シーズンごとにイイ釣りもの狙って日本海で釣りしてますね!」とのこと。
もちろん「タイプ2」へのこだわりと愛情もハンパなものではなかった。聞けば高井さんは地元で「ミドリヤオート」というクルマ屋さんを営んでいる。つまり自動車のプロ!
空冷フォルクスワーゲンが大好きで「タイプ2」も2台目。
「どうしても緑色のキャンパー(ウエストファリア・ポップアップルーフ仕様)が欲しくて、海外のサイトで売りに出ていたコイツに一目惚れしてしまいました(笑)」
もちろん、クルマのプロだけに自身でこだわりの仕様にしつつ、タイプ2で出かけては釣りを楽しんでいるのだという。うらやましいです!
オーナーの様々な趣味や世界感をカタチした旧車達が並ぶ「VWsジャンボリー」。そこには「人生の楽しみ方」を知っている人たちが作り出す空気だけがゆっくりと流れていました。
そんなジャンボリーの詳細は「ストリートVWs」2017年2月号でお伝えしますので、お楽しみに!
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