社員のコミュニケーションと団結力アップに、うってつけの釣り&温泉パック
「いまどきの若い社員は何を考えているかわからない」「研修も行っているのだがいまひとつ成果が見えてこない」と、社員のコミュニケーション環境や、連帯感、社員教育にお悩みの経営者・管理職・人事担当のアナタに朗報です。
手ぶらでOK。料理もお風呂も送迎もあるので、初心者も安心!!
まず知ってほしいのが、今回紹介するのは東京羽田の船宿「えさ政」と健康ランド「天然温泉・ヌーランドさがみ湯」がコラボした、温泉パックコースだということ!!
手ぶらで行って、釣りをして、送迎バスでお風呂に入って、釣れたての釣果を肴に宴会ができます。
同じ船に乗り、同じ事(釣り)をやり、同じ風呂に入り、同じ魚を食べ、そして酒を酌み交わす。
連帯感の高まり方たるや、「同じ釜の飯を食う」どころじゃありません。
釣り竿もレンタルがありますし、船頭さんも優しく釣り方をレクチャーしてくれますから、釣りに不慣れな人を引率しても安心です。
実はこの温泉パック、僕がご近所の釣り仲間たちと何度か使ったことがありまして、わが社内での雑談の中で、「こんないい船宿があるんですよ」と話したら、「それいいね!! みんなで行こうよ!!」となったのがきっかけでした。
仕立て船なので、こちらの希望を相談できる
メンバーは社長を筆頭に、釣り局局長、「ルアーマガジン」のマイケル野村Pはじめ釣り雑誌編集部の猛者達、さらにバイク専門誌「ヤングマシン」市本編集長、販売部、広告部、企画部から有志16名。
10人以上であれば仕立て(船を貸し切り)にできます。獲物や場所、出船時間も船宿さんと相談しながら決められるのがうれしい。
釣りどころか船も初めてという人もいたので、できるだけ遠くに行かず、シンプルに釣り方でできる「イシモチ」狙いで。平日で空いているということもあり、「えさ政」さんのご厚意で、揺れの少ない大き目の船を用意してくださいました。
万全のフォーメーションで臨むも・・・・・・
羽田空港ちかくにある、京浜急行天空橋駅徒歩6分の船宿を8時半に出船。40分ほど横浜方面へ。
釣り&船が初めてという人を、釣りに慣れた人がケアができるよう、[釣りPLUS]編集担当が綿密に練り上げたフォーメーションに各自ポジショニング。
こういう準備の段階から、「目上の人をもてなす」「不慣れな人を導く」という目的の下、コミュニケーションが図られます。
私は局長の隣りでお世話を。社長の応接という大役は、弊社きっての釣りキャリアをもつ若手社員を配属。
序盤は食いが悪かったのですが、1時間ほどしてポイントを移動したら、しだいに船のアチコチから「釣れた!」の声が上がり始めました。
どんどん周りから「釣れた」の声が・・・・・・コレ、まだ釣れてない人にはスゴいプレッシャーなんですよね。
で、幹事&いち社員としては、「社長に楽しんでいただけているかどうか」が気になるわけで、そっと見るとまだヒットしてない模様。
「応接役は何をやっとるか」と見やると姿が見えません。あいにくの体調不良のためキャビンでダウン。「コマセにしてやろうか」と思いましたが、誰かが倒れたらみんなでカバーをする。ケガの功名とでも言いますか、ピンチが結束力を生みだすこともあるのです。
スムーズにポジションチェンジし、ケアの体制を整えます。
初代「(イシ)モチ王」襲名!!
「魚もイソメもさわれない」という局長でしたが、軍手をしたとたん「あ、平気だ」と覚醒。コツもつかみ始めたようで、ばんばんイシモチを釣り上げていきました。
最初は「やりましたね!!」「すごいですね!!」「センスありますね!!」とヨイショしてたんですが・・・・・足元のバケツに、ナンプラーが作れるんじゃないかというくらいイシモチが溜まっていきます。
「こんなに釣ってどうすんの……」「というか社長がまだ釣れてないのに、すぐ側であんなに釣ってて大丈夫かねえ……」という空気もおかまいなし。
その鬼神のごとき釣り散らかしぶりに、「モチ王」の称号が一同から授けられました。
はたして社長、ゲットなるか!?
局長が「読めていない」重苦しい空気に船内が包まれかけはじめたころ・・・・・社長から「おっ!! きたっ!!」の声が。
竿が大きく、しなってます!!
釣り上げるのを祈るような気持ちで見守っていると、見事にイシモチをダブルでゲット!!
一同、「やったーーっ!!」の歓声。僕も心底、「良かった~うれしい」と思いました。安堵と喜びで、一体感が生まれたように感じました。
取り込みは僕がやったのですが「これをバラしたら、俺も会社からバラされる」と、爆弾処理班のような緊張感でした。
その後も社長はイシモチに加えて、アジ、キスなども順調にゲットされていきました。
「釣りを好きになってくれる」のがうれしいんです
結局、釣果はイシモチ、アジ、キス、サバ、イワシ、カマス、メバル……全員あわせて150~160匹と大漁でした。もちろんその日に食べきれない分は各自、クーラーで持ち帰って美味しくいただきましたよ。
ほかの初めての人たちも釣り上げ、ボウズはなし。船を下りる時の表情も満足気でした。
釣り好きは、自分が釣れるのもうれしいんですが、初めての人が釣れて、楽しんでくれて、そして「また行きたい!!」と「釣りを好きになってくれる」ことがとてもうれしいんです。
釣りの後は、天然温泉「黒湯」をはじめ8種類の温泉が待ってます
14時半に陸に戻ると、マイクロバスがお出迎え。そのまま健康ランド「さがみ湯 ヌーランド」へ。
釣果を料理してもらっている間に、天然温泉「黒湯」をはじめ8種類の温泉で、疲れをいやし、サッパリと。
その日の釣果が、バラエティ豊かなご馳走に!!
そして宴会場に移動し、釣りたての釣果を肴にカンパーイ!!
新鮮なイシモチを鍋、刺身、梅肉あえ、バター焼き。アジの唐揚げ、サバ・カマスの塩焼き。いや美味いこと。酒のすすむこと。
「この大きなカマス誰が釣ったの!?」「●●さんが釣ったサバ美味いっすね」とか言いながら、にぎやかに食べるから余計に美味しく感じられます。
宴会後もマイクロバスで最寄りの蒲田駅まで送ってもらえます。ホントに至れり尽くせり。
釣りが教えてくれるたくさんのこと
今回のツアーのおかけで、他の部署の人たちの人となりに接することができたし、自分という人間を知ってもらえて、とてもいい機会だったと思います。
やっぱり釣りっていいな~。
海に出れば逃げ場のない船。イヤでも目上の人を気遣うこと、不慣れな人を導くこと、またそういった人たちに楽しんでもらうこと、社会人として大切なことがたくさん学べます。
この記事を読まれている世の管理職の方、社内ソリューション(意味はよくわからんがビジネスっぽくてかっこいい)の一助として、御社でのご利用をおススメします!!
最後に改めまして、「えさ政」さん、「ヌーランドさがみ湯」さん、楽しい時間をありがとうございました。
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