全国のセンドウ兄弟ファンの皆様、あんまりファンじゃないけど釣り好きな皆様も、全然ファンじゃないけど美味いモノ好きな皆様も…釣り界の異端児メシ企画ッ! メシネタで、みんなのファン度を上げてくぜ(五七五)。ということで栃木県は佐野へやって来た!
センドウ兄弟が織りなすメシ物語…
太った方がモテる!(センドウアキラ名言集より) まあモテは別の機会においといて、とにかくセンドウらのオススメするメシは本気で美味い! ヤツらの釣りに対する異常な「こだわり度」の度数そのまま、食い道楽も掘り下げるからだ。もちろん釣り同様、我が道、獣道を突き進む天衣無縫ぶり。
テーマは、ずばり佐野(栃木県)。何故かって…?
何故なんでしょうね…(白目)。兄弟お目付役のザ☆プロのお膝元でもあるらしい。実際、ニンジャは好んで、結構な頻度で佐野グルメ(&プレミアムアウトレット)詣でをしている。
釣りはといえば…佐野絡みには管釣りが2つある。トラウトがメインの「加賀フィッシングエリア」と、バスがメインの「フィッシングパル佐野」だ。
佐野といえば佐野ラーメン! その1:らーめん大金
佐野ラーメンといえば、手打ちの超不規則ちぢれ麺と、透き通った醤油ベースの、いかにも「中華そば」然としたラーメン。メニューも基本、ラーメン、チャーシューメン、大盛り、餃子…と超シンプル。
らーめん大金の、ラーメンとチャーシューメン
老舗の名店は数あれど、ここは老舗で修行した職人が店を出した、ニュージェネレーションな店。だがしかし…地元ではトップクラスの人気を誇る!
ヤワ:コシの比率がコシ寄りで、歯ごたえを堪能できつつスープ絡まりまくる麺。優しい第一印象から、気づけば完飲させられること必至な旨みスッキリスープ(ノドが乾かない!) 佐野ラーメンのチャーシューは昔から脇役的なポジションだが、大金のチャーシューは…肉厚濃厚絶品なり。
食ったらパル佐野ことフィッシングパル佐野で爆釣間違い無し!(とってつけたような釣り感)
また、大きめの手作り餃子も、最高のアシストに。餃子は5個と3個があり、お一人様でチョットだけ餃子食べたいときも躊躇無く頼める。もちろん具はギッシリで激美味。
取材時、ランチには中々気の利いたデザートも付いていた。小さなことかも知れないが、大金はそういった次世代らしい気の利いたサービスが嬉しい。
ちなみに何十年も前から、人口比率的に異常な店舗数のラーメン屋が存在していた佐野。そのどれも、いわゆる佐野ラーメン。その事実が街おこしで「発掘」されるまで、市民はその異常事態に気づかなかったという…。
佐野といえば佐野ラーメン! その2:麺屋ようすけ
ここも取材で訪れたニュージェネレーション系。取材後、しばらくして『鉄腕DASH』にて店主が麺指導役で登場。元々人気のある店だったが更に人気が爆発…週末祝日は混雑を覚悟した方が良いです。
佐野にしては濃いダシを利かせた黄金スープ。麺はやはり特筆モノで、青竹打ちでコシを十二分に持たせた逸品。
またメニューのバリエーションも豊富で、トッピングやミニチャーシュー丼などもあり、地元民のローテから外れないのも分かる逸材揃いの布陣。
チャーシューは、見ての通り歯ごたえとトロ感を同時に味わえ、まさに至福。体言止めを乱発してでも伝えたい、この旨さ…! 食ったら多々良沼で爆釣間違い無し!(続・とってつけたような釣り感)
ちなみに上記2店は店内手打ちの自家製麺だが、店内で手打ちしていない店舗だからといって、侮れないのが佐野ラーメン。ある店は製麺所から麺を仕入れている…といっても、機械打ちとは限らない。とある製麺所は、工場内に屈強な麺職人たちズラリと打ち場に並び、おのおのが店舗ごとの超絶細かい指示に従い、毎日黙々と手打ちで麺を打って出荷しているらしい。
ちなみにちなみに、冷やし中華やっている店もあります。
ここはガラパゴスかッ! Z級佐野グルメワールド
ポスト佐野ラーメンとして、市を上げてプッシュしているのが、いもフライ。乱暴に言うと、茹でたジャガイモを3〜4つ切りし、串カツ的にに仕立てたものだ。かなりロー(Low)なジャンクフードだと思う…。
また佐野には、茹でた大根を超細切りにして、ざるそばに載せた「大根そば」や、色付き寒天ゼリーに黒蜜をかけて食べる「カンロ」などが存在しており…。佐野にしかない、そんなに自慢できるか?的な逸品・迷品が溢れているのです…。
はっきり言って、佐野ラーメンだってまあまあジャンクなB級グルメよ?
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