センドウ兄弟が栃木佐野の釣行取材そっちのけでご当地グルメにハマる件【名物は佐野ラーメンだけじゃねーべ】



全国のセンドウ兄弟ファンの皆様、あんまりファンじゃないけど釣り好きな皆様も、全然ファンじゃないけど美味いモノ好きな皆様も…釣り界の異端児メシ企画ッ! メシネタで、みんなのファン度を上げてくぜ(五七五)。ということで栃木県は佐野へやって来た!

センドウ兄弟が織りなすメシ物語…

太った方がモテる!(センドウアキラ名言集より) まあモテは別の機会においといて、とにかくセンドウらのオススメするメシは本気で美味い! ヤツらの釣りに対する異常な「こだわり度」の度数そのまま、食い道楽も掘り下げるからだ。もちろん釣り同様、我が道、獣道を突き進む天衣無縫ぶり。

センドウアキラ(アニキ)。岸釣りのイメージが強いですが、以前は琵琶湖にバスボートを浮かべガイドをしていたし、今でも精力的にボート釣りを追求している。ロッドを軸としたレーベル、セディション主宰。
センドウタカシ(ニンジャ)。今やバスオブジャパンや、JB・NBCのシリーズ戦に参戦。デュエルからリリースしている一連のハードルアーは、多くの人から支持を集める。

テーマは、ずばり佐野(栃木県)。何故かって…?

何故なんでしょうね…(白目)。兄弟お目付役のザ☆プロのお膝元でもあるらしい。実際、ニンジャは好んで、結構な頻度で佐野グルメ(&プレミアムアウトレット)詣でをしている。

釣りはといえば…佐野絡みには管釣りが2つある。トラウトがメインの「加賀フィッシングエリア」と、バスがメインの「フィッシングパル佐野」だ。



佐野といえば佐野ラーメン! その1:らーめん大金

佐野ラーメンといえば、手打ちの超不規則ちぢれ麺と、透き通った醤油ベースの、いかにも「中華そば」然としたラーメン。メニューも基本、ラーメン、チャーシューメン、大盛り、餃子…と超シンプル。

らーめん大金の、ラーメンとチャーシューメン

老舗の名店は数あれど、ここは老舗で修行した職人が店を出した、ニュージェネレーションな店。だがしかし…地元ではトップクラスの人気を誇る!

ヤワ:コシの比率がコシ寄りで、歯ごたえを堪能できつつスープ絡まりまくる麺。優しい第一印象から、気づけば完飲させられること必至な旨みスッキリスープ(ノドが乾かない!) 佐野ラーメンのチャーシューは昔から脇役的なポジションだが、大金のチャーシューは…肉厚濃厚絶品なり。

食ったらパル佐野ことフィッシングパル佐野で爆釣間違い無し!(とってつけたような釣り感)

これは5ヶver

また、大きめの手作り餃子も、最高のアシストに。餃子は5個と3個があり、お一人様でチョットだけ餃子食べたいときも躊躇無く頼める。もちろん具はギッシリで激美味。

取材時、ランチには中々気の利いたデザートも付いていた。小さなことかも知れないが、大金はそういった次世代らしい気の利いたサービスが嬉しい。

ちなみに何十年も前から、人口比率的に異常な店舗数のラーメン屋が存在していた佐野。そのどれも、いわゆる佐野ラーメン。その事実が街おこしで「発掘」されるまで、市民はその異常事態に気づかなかったという…。

佐野といえば佐野ラーメン! その2:麺屋ようすけ

ここも取材で訪れたニュージェネレーション系。取材後、しばらくして『鉄腕DASH』にて店主が麺指導役で登場。元々人気のある店だったが更に人気が爆発…週末祝日は混雑を覚悟した方が良いです。

佐野にしては濃いダシを利かせた黄金スープ。麺はやはり特筆モノで、青竹打ちでコシを十二分に持たせた逸品。

またメニューのバリエーションも豊富で、トッピングやミニチャーシュー丼などもあり、地元民のローテから外れないのも分かる逸材揃いの布陣。

チャーシューは、見ての通り歯ごたえとトロ感を同時に味わえ、まさに至福。体言止めを乱発してでも伝えたい、この旨さ…! 食ったら多々良沼で爆釣間違い無し!(続・とってつけたような釣り感)

ちなみに上記2店は店内手打ちの自家製麺だが、店内で手打ちしていない店舗だからといって、侮れないのが佐野ラーメン。ある店は製麺所から麺を仕入れている…といっても、機械打ちとは限らない。とある製麺所は、工場内に屈強な麺職人たちズラリと打ち場に並び、おのおのが店舗ごとの超絶細かい指示に従い、毎日黙々と手打ちで麺を打って出荷しているらしい。

ちなみにちなみに、冷やし中華やっている店もあります。

ここはガラパゴスかッ! Z級佐野グルメワールド

ポスト佐野ラーメンとして、市を上げてプッシュしているのが、いもフライ。乱暴に言うと、茹でたジャガイモを3〜4つ切りし、串カツ的にに仕立てたものだ。かなりロー(Low)なジャンクフードだと思う…。

店でソースにドブ漬けしてくれる。ソースもまた、地モノの佐野銘物…フルーツソース

また佐野には、茹でた大根を超細切りにして、ざるそばに載せた「大根そば」や、色付き寒天ゼリーに黒蜜をかけて食べる「カンロ」などが存在しており…。佐野にしかない、そんなに自慢できるか?的な逸品・迷品が溢れているのです…。

はっきり言って、佐野ラーメンだってまあまあジャンクなB級グルメよ?

また食ってら…

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