琵琶湖冬爆! トレジャートラップ&フットボール祭りを極寒の湖上で体験!【ウインターバス=宝探しはまだまだイケる⁉】



いま、イチバンHOTなアラバマリグは「トレジャートラップ」!

2011年の10月頃(だったと思う)アメリカはアラバマ州で生まれた直後にメジャートーナメントでウイニングルアーとなり、その後日本上陸し、各地で猛威をふるったアラバマリグ。5本のワイヤーの先端にジグヘッドが5本付いていて、シャッドテールを付けて巻くだけでめっちゃ釣れました(イラスト参照)。

アラバマ州で生まれたからアラバマリグ。「ワーム5本泳がせたら釣れるんじゃね?」という単純な思い付きをカタチにするアメリカ人はすごい。

その後、アームの数が増えたり減ったりいろんな派生型が生まれては消えて、現時点でダントツの釣果と人気を博しているのがコレ。

琵琶湖の達人・庄司潤さんの手による「トレジャートラップ」です。

ひとつひとつ庄司さんが手作りしているトレジャートラップ。常に品薄状態。

パッと見はブレード付きのアラバマリグ。でも釣れ具合がケタ違いということで、ここ数年間は入荷直後に店頭から消え失せる激レアアイテムです。

事実、庄司さんは今年1月のはじめに開催されたバットネットの大会で、トレジャートラップでロクマルをキャッチして優勝。その威力を体感してみたい! ってことで同船させてもらうことになりました。

大柄の庄司さんが持ってもやっぱロクマルはデカい。写真は庄司さんのフェイスブックより。


大雪に包まれた琵琶湖でトレジャートラップの威力を調査!

1月24日。大雪警報が滋賀県大津市に発令されるというナイスな状況。ホンマに釣れるのか、いや出船できるのか⁉ と思いつつ庄司さんが駐艇しているマリーナへ。

「めっちゃ寒いけど思ったほど積もってないから、とりあえず出ましょか」ということに。

ボートが雪に埋もれていても、やっぱ俺ら釣り好きなんで(笑)。

向かったエリアは水深約4メートル。水温は6.7度。

「キャストしたら底まで沈めてゆっくり巻いてきてください」という庄司さんの言った通りに釣り続けましたが、低水温&強風&雪とナイスな状況に2人とも心打たれて、お昼過ぎに終了となりました。

そして翌日。JBトップ50で活躍中の市村直之君となぜか湖上に(笑)。俺の手にはもちろんトレジャートラップ。昨日とは違うエリアに向かって数キャスト目。まずはメタルバイブで1本(なんでやねん)。メタルバイブ、真冬の定番っす。釣れます。

ロッドはBITEの5ピースミディアムアクション。メタルバイブのリフト&フォールにもいい感じ。

そんな時でした。魚探の画面にベイトフィッシュらしき映像がバーッと広がり、トレジャートラップをキャスト。底まで沈めてゆっくり巻いてくると…。ゴゴゴッという小気味いアタリとともにロッドが曲がりました。

その後も延々と釣れ続け、「寒いから昼ぐらいでやめよう」と言ってたのも忘れて夕方まで釣りまくってしまいました(笑)。その数、なんと23本。あまり釣れすぎて写真ほとんど、撮ってません。

「ベストシーズンでもそんなに釣れないっすよ!」と市村君もビックリしてました。

そんなにデカくないけど、このサイズが延々と食ってくる。ここは本当に琵琶湖なのか(笑)。

なぜトレジャートラップだけが釣れまくるのか。

それは適度なサイズ感(投げやすさ)とブレードのキラメキにあるんじゃないかと思います。ボトム付近に群れるヒウオ(アユの稚魚)を5枚のブレードと5本のワーム(今回はケイテックのスイングインパクトファット2.8インチ)が演出してるっていうか。

クレビス+スイベルでブレードは常に小気味よく回転し、フラッシングでアピール。ジグヘッドは庄司さんのお手製アイアンクロー。

ところで市村君ですが、写真のような丸々と太った50アップをフットボールジグで連発。俺もフットボール借りて真似してみましたが、「モソ」っというアタリのみで終了(それたぶんデカいっすよ、と市村君)。この釣り方はしばらく通用するらしいので、うまく時間を見つけてリベンジしてみたいです(笑)。

ボトム付近をピョンピョンと跳ねさせて、モソっというアタリをフルパワーフッキング。真冬なのに釣れまくりな市村君のフェイスブックとホームページもチェックしてみてください。

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