山口県・周防大島での過酷を極めた実走&実釣テスト!
Honda Access釣り部とholidayがコラボレーションして作る、夢のフィッシングカー計画もいよいよ最終章。
【始動編】&【プロトモデル編】はコチラ!
プロジェクトの総仕上げはフィールドでの実釣&実走テスト!
2016年冬。完成目前のカスタムパーツを装着したフリード+を山口県・周防大島に持ち込んで実釣&実走テストが行われた。138キロ平方メートルの島内に、600メートル級の山々が連なる周防大島は、海辺近くまで曲がりくねった林道が連なる過酷な環境。
参加メンバーはholidayの4名とHonda Access釣り部メンバーの2名。さらに撮影スタッフ3名の合計9名の大所帯。
改造済みのフリード+にholidayの4名が乗車。さらにカスタムパーツがフル装備された、幅1255ミリ、高さ1080ミリのラゲッジスペース内に4人分の実釣&デイキャンプの道具を積み込んだ。
実釣&実走テストの目的はただひとつ。徹底したフィールド主義の完遂!
荷物満載状態で島内の過酷なクネクネ道を走破して、ラゲッジスペース内のカスタムパーツに問題は生じないか?
さらに、荷物満載状態で現実の釣りの際に、タックルの積み下ろしにストレスは生じないか? などの徹底検証。
今回のプロジェクト動画はコチラ!
徹底検証の詳細はルアーマガジンソルト3月号(2017年1月21日発売)に掲載済み…なのだが…。
実は、その先の展開があるのです。
実走&実釣テストの結果を受けてさらなるブラッシュアップ!
周防大島での過酷極まるフリード+の実走&実釣テストで浮上した懸念事項は数ヶ所に及んだ。以下にテスト後に変更した項目を抜粋します。
1.セパレートに分断されたルーフラック
バッグミラーの視野を確保するために、ルーフラックを左右に分断して装着していたのだが、ラック内に荷物を収納して山道を走行すると、強度面での不安が否めなかった。
スチール製の屈強な取り付け金具を装着することによって、強度面の不安を回避することに成功。
2.テールロッドラックの補強&材質の変更
ラゲッジスペースからスライド式にバーが伸びて、ロッドの立て掛けが可能となるラック。ロッドを立て掛けた状態でリグを組めるのだが、実釣テストの段階では材質に問題があって、立て掛けたロッドが風で滑ってしまう…というトラブルに見舞われていたが…。
スライドバーの材質をカーボンに変更して、デザインも一新。さらに滑らないマテリアルで表面加工することによって問題を解決。
3.テーブル素材の見直しとカラーリングの変更
機能面ではなく、テーブルのデザイン的にテンションが上がらない…との意見がフィールドで寄せられていたが…。
テーブル足部分の金具を艶消しブラックに変更。さらにテーブル面のカラーリングをダークブラウンに変更。
4.シートカバーにロゴを装飾
フロントシートのシートカバーにholidayのロゴが追加された。これで気分が一層盛り上がる。
5.フリード+のボディサイドにholiday4メーカーのロゴが装飾
ボディサイドにholidayの4メーカー「メガバイト」「ティクト」「ゼクサス」「ジャングルジム」のロゴが追加装飾された。
ジャパンフィッシングショー横浜で完成車を展示!
上記の改良点を加えた、プロジェクト最終版の「新型フリード+」。その完成した「夢のフィッシングカー」は2017年1月20~22日に開催された「ジャパンフィッシングショー」で展示させて頂きました。
たくさんの方に、プロジェクトカーを見てもらうことができました。皆様、ご来場まことにありがとうございました!
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