極寒だって怖くない!? オススメ防寒アイテム・アウター&オプション編【過酷な釣りロケ経験で築いた防寒装備-2】



こんにちはマシモです。

前回(下リンク)に続いて防寒装備品紹介第二回をお送りさせて頂きたいと思います。今回は重要なアウターと手足をガードするアイテムを紹介します!

さぁ、そんなワケで、更なる寒さに備えよ!

と、言うことでガンガン行きます。フォローのミドルレイヤーにはハヤブサ「FREEKNOT FOURON ハイブリッドULダウンインナージャケット」これまたインナーにもアウターにもなる薄手のダウンですが、その軽さと暖かさは天下一品。

その薄さゆえに動きやすいので、釣りによって前述したジップアップシャツと使い分けます。

めっさ暖かいのでアウターとしても使えますが、その素材の薄さと柔らかさ故に尖ったモノは苦手です。光大郎さんを追って藪漕ぎしたりすれば、木の枝や薔薇の棘の猛攻で羽をむしられた鳥のように羽毛を飛び散らせるハメになること請け合いなのでご注意ください。

適材適所ですね。

めっちゃ軽くて小さくまとまるので緊急用として荷物に忍ばせる事も可能。一つもってると安心です。同じようなインナーダウンでも某安売りメーカーのとは暖かさが段違い。

そしてハヤブサ「FREEKNOT FOURON シェルパフリースジャケット」さぁ、コレは正直言って上のインナーダウンと用途が被ります! 勢いで買ってしまった感は否めません! でもこれまた超暖かいのでオススメです。はっきり言って安売りフリースとは格段に違う暖かさ。

ダウンとの使い分けはお好みで宜しいのではないでしょうか。

実は布団も上から、毛布→羽毛布団→タオルケット→カラダとひいた方が暖かいそうです。暖かい空気をはらむダウンをインナーに着る、というのは実は非常に効果的なんですね。

モコモコで肌触り最高なのもポイント隆志、いや高し。激しい動きで負担がかかる部分はストレッチ性の高い素材が使われているので動きやすいのもニクい逸品。

ハヤブサさんの製品はオンラインショップでもお買い求め出来ます!

そして、ついにアウターだ!

やっぱり釣りには釣具メーカーさんが作ったウェアが適してると思うのですね。

バス釣りで何度ともなく繰り返すキャスト動作がしやすいシルエットや、負荷がかかる場所の補強、船に乗るならしっかりしたフードも必要ですよね。そのような釣りに特化した部分はやはり一般的なアウトドアブランドのモデルよりも優れていると思うのです。

てな訳でマシモが最近愛用しているのはティムコ 「Foxfire エクストリームDSジャケット 」

このジャケットが良いのはその薄さ。もちろん防水防風はしっかりしてるので、あまりモコモコで無い分、温度変化が大きい春とか初秋でもインナーを調整する事で着続ける事が出来るんですね!

とは言いつつ、アウターはデザインやメーカーの好みも有るでしょうから、ココはアウターで重要視しているポイントを中心に御紹介しましょう。

何はなくともパウダースカート

パウダースカートとは、アウター(ジャケット)の内側が二重構造になっていて、内側部分の裾もボタン等で止められる仕組みです。

意外かもしれませんが、隠れた最重要ポイントだと思うのがこのパーツ。寒い日にココを開けると、カラダと服の間に溜まった暖かい空気がサーッと逃げていくのが実感出来る程です。たとえ中綿が薄くても、このような“わかってる”仕掛けを組み込む事で、レイヤードスタイルのアウターを完成させてるのは流石ティムコさんだと思います。

パウダースカート自体もチャックで取り外し可能
このように止めて使います

と、そのような機能に優れているエクストリームDSジャケットですが、不満点も有ったりして‥。

一つ目はフードの脱着がベルクロな事。下手するとバスボートで疾走した際にフードがおさらばしてしまいますわ‥。しっかり被れて風圧に負けないフードも必須なので、改善してほしいポイントです。

マシモは縫い付けてしまったので無問題w

二つ目は大きなポケットと防水性。財布や携帯電話等、しっかり仕舞えて取り出しやすく濡れないのが理想です。

ちなみにこのジャケットの胸ポイントは大きくて取り出しやすいのですが、防水ファスナーなのに下に穴が開いているという謎仕様。胸にiPhone入れて豪雨の亀山湖でロケしていたら浸透圧で水没死してアウター買えるくらい修理費かかりました‥orz 大事な荷物はジプロック等で保護するのも大切ですね‥。ココも改善希望ッス‥。

ダメならダメ、OKならOKでオナサスw

と、まぁアウターはそんなカンジの部分をチェックしながら選ぶと良いのでは無いでしょうか。

土屋カメラマンは見た! 3月の亀山湖。ビッグショット5の撮影中、冷たい豪雨に打たれて完落ちしたマシモ! OH! 寝て馬ッ鹿DEATH-NEEE! こんなびしょ濡れでも翌日また普通に着れました! ナイス防水性。(一部ポケット除く)w

ちなみにマシモは海釣りの場合はワークマンさんで購入した、比較的安価なアウターを使い分けています。

海の場合は波をかぶったりして潮まみれになることも多く、高価なバス用と使い分けた方が結果的にコスパが良くなる、という判断です。

機能的には釣り用がベストですが、毎年買い替えてもいいくらいの安さが魅力ッス! 釣り用を安く、なら春先に型遅れでセールになったモデルを買うのも賢い主婦の知恵ですよね!(謎

最近はワークマンさんの防寒着もバイク界をはじめタフな現場で過ごす人たちの間で人気みたいですね。釣り用も発売されたみたいなのでコチラも試してみたい今日この頃です。デザイン渋過ぎですが‥。w



そしてパンツにもパウダースカート!

パンツの場合はブーツゲイターと言うらしいです。マシモのパンツは型落ちのティムコさんのBOILブランドの防寒ズボン。ティムコさんのアイテムは上下別に買えるのも良いトコなんです。マシモは短足だから上はLサイズ下はMサイズがぴったりなんです釣りはハードな環境ですから、例えば膝が破けたりして上下どちらかがダメになった時に丸ごと買い替えていたら経済的負担も大きいですよね。そんな時にどちらかだけ買えるのは嬉しい心配りだと思うのです。

足元も大きく開くのでブーツや靴を履いたまま脱ぎ着できるのも嬉しい仕様

そして大きなサイドポケット! 防寒着もポケットが多いと助かります。

大きなポッケには財布や携帯をイン

ティムコさんの防寒着は釣り人目線が多いので、最新作もチェックしてみてください。

あと、もちろん忘れちゃいけない必須アイテムがインスタントカイロ! 脇の下、お腹、背中、太ももの内側、と太い血管が通っている場所に貼ると効果的です。更に靴用カイロは足裏と、そして甲にも貼ると暖かさが段違いですねー。モバイルバッテリで動くカイロも試してみたい今日このごろです。

そして大事な末端部分の保護ですよ!

と、大きな部分の防寒を紹介してきましたが、実は冷えは末端から!

手足を寒さから守る事で体感温度は全く変わってきます。でも手袋なんかしたら感度が落ちる! 冬の僅かなバイトを逃したくないから手袋なんてしません! なんて川村光◯郎さんみたいな事を言うかたにオススメなのがコチラengine ナックルウォーマーです。

ご覧の通り手のひら部分は開いてますので、手感度に変化はありません。

これだけで変わるの? と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ぜんぜん違います。前回の首と同じように、太い血管が流れている箇所をカバーする事は防寒において、とても重要なのポイントです。

皆さん御自分の手の甲を見て下さい。青白い太い血管が見えると思います、そう静脈ですね。手の甲が冷たくなれば、当然ながら血液も冷やされて体内に戻っていきます。つまり手の甲がラジエターみたいな事になり、結果カラダを内部から冷やしてしまうのです。

更に、この不思議な暖かさはこのロゴ “Titanium α” 素材が効いてるのだと思います。使う前は眉唾だぜ〜とか思ってたのですが、もう虜です。本当に申し訳ありませんでした。w

極寒でも釣りをするならこの手袋がベストチョイスッス!

で、最近気になっているのがティムコさんから最近発売された同様のアイテム。この手の平が空いたタイプの手袋はティムコさんが元祖かと思いますが、新発売のタイタニウム素材を採用したタイプ他に複数の素材別の商品がラインナップされているので、用途によって使い分ければベストかと。

そして釣りをしない時はコチラ。SIMMSのウィンドストッパー素材のグローブ。指先が出ているので細かい作業もOK。

で、その他のときはベルトで止めて収納していた手指カバーをスッポリ。一瞬にしてドラえもんハンドになることで寒さを凌ぎます。操船くらいなら十分出来ます。

現行モデルは素材がちょっと違うのかな?

コレはタックルウェアハウスで海外通販にて購入。円高バンザイ。源氏バンザイ。

さぁ、ついにクライマックス! 防寒の要・シューズです!

水辺の地面は冷え切っていて、寒さは地面から伝わって脚からカラダを冷やします。まさに「骨身に染み入る寒さ」ってカンジです。しっかりした防寒シューズを履く事で、長時間釣りをした時の体感温度はかなり変わってくるのです。

極寒の雨の陸っぱり、足元が常に水浸しの海の船釣り。様々な状況に置かれる中、トレッキングシューズや長靴、防寒長靴など色んなタイプを試した中で、ついに決定版を手に入れたぜ!と思ったのがこの一足。

TEVA アウトドアシューズ M HIGHLINE RS WP

ちょいモデルは違いますが、青木大介プロや木村建太プロが着用していたシューズですね。

このシューズの特徴は着脱出来るフリース素材のインナーシューズ!右足と左足の履き口を比べてみてください。左足はインナーを取り外した状態で、一番下が外したインナーです。

このようにスポッと外れます。この足をスッポリと包み込むフリース素材のインナーが実に暖かい! そして素材が柔らかい為、長靴やごっついトレッキングシューズと違ってクルマの運転も苦にならないんです。そして使った後はインナーを抜いて干せば気になる臭いもスッキリ! 連日履いてもムシューダ! なのです!

そしてアウターと分離できる事でコンパクトに荷物として収納する事もできますので、移動は普通のシューズ、釣りはコレ、というような遠征先での使い分けにも便利だったのは副産物的嬉しい収穫でした。

そして防水素材なので ↓ の位置まで水に使ってもオッケー。晩秋の紀の川でザボザボ水に使って長時間過ごしましたが、全く問題有りませんでした。

ソールパターンもナイス。しっかり大地を掴みます。

なんて、おいおいマシモ。さんざんっぱら褒めてるワリには随分とキレイじゃねーか。

そう、まるで新品の様にな! ズバリ履いても居ないのにステマしてるんじゃねーか! オイィィィ!

と、思った貴方は実に鋭い観察眼をお持ちです。

  

そう、二足有る!ドンッ!

あんまり気に入ったので二足買っちゃいましたよ‥。このマシモ、使ってもいないアイテムを得意げに紹介したりしませんぜダンナ‥。

これに以前ご紹介したサブリナインソールを組み合わせて使うと、もう色々とパーフェクツ。

※圧倒的消臭力を誇るサブリナインソールの記事はコチラから

完全防寒で良い釣りを!

下の写真は昨年2月の千葉県豊英湖。午後から東京で編集でしたが、雨予報に「やっほー春爆だー!」といてもたっても居られず、“半日だけでも”と飛び出してグッチョ濡れになって釣ったのがこのプリプリな一本。

外側はぐしょ濡れでしたが本体はさっぱりドライで暖か。寒い時に濡れネズミじゃ集中して釣りは出来ないですから、皆さんも効率的な防寒防水装備を身にまとって、良い釣りをしてください!

さぁ、そろそろフィールドに繰り出しましょう!! 

って事で、じゃあの!

春の秘策・ドライブスティックのテキサスリグ。すり抜け最高のフォルムで、ピュッっとカバーを抜けてランダムに素早く落ちる動きが春先のマンスターに実績有り。(光大郎さんの受け売り

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