たくさんのミノーを携えて、ボトムアップ本社へ向かったのです
みなさまごきげんよう。
現在、鋭意制作中(締め切りまでに終わる気がしない・・・)のルアーマガジン2017年5月号ですが、昨日は『気になる!ハンドメミノーインプレッション by 川村光大郎』という企画の撮影のためボトムアップ本社へ行ってまいりました。
なぜならば、ボトムアップにはクラウドファンディングによるたくさんの支援によって完成した特注水が設置されたとご報告いただきましたので、さっそく水槽を使って記事を作れないかと!
※クラウドファンディングのプロジェクトについては下記の外部リンク参照
縦60センチ×横3メートル×高さ80センチのオール強化ガラスの水槽!(枠組みはステンレス)。強化ガラスにより本来は必要な水槽上面の補強バーもなくルアーをトレースしやすいのはもちろん、全面がガラスなので、あらゆる角度からルアーを観察できます。
もちろん、ガラスならでは超クリアな視界も最高でした!さらに、この透き通ったスカイブルーの水色はガラスの水槽だからこそ、成しえるものらしいです。
この水槽で噂のハンドメミノーたちを引き倒し、観察したい!
そんな一方的な思いからこの企画がはじまり、「だったらそれこそコータローさんにインプレしてもらった方がなおいいんじゃね?」という発展につながったわけです。
もちろん、本人もノリノリで「おいらでよければよかとよ~!」の一言でOK!
まるでおもちゃを与えられた子供のように、ルアー観察を楽しんでおりました。(現場ではカメラの準備が完了する前にすべてのミノーを引いてしまうというw)
いざ、インプレが始まったら超S級プロ目線!
そんなこんなで、いざインプレをお願いしようとしたらコータローさんの顔つきがマジモード!
鋭い洞察力でルアーをあらゆる角度からルアーを観察。
そんなプロ目線の感想と連続写真によるアクションの様子は、ルアーマガジン5月号の記事をお楽しみに!
爆絶警報! あのHMKLミノーが読プレに!?
そんなわけで、今回たくさんのメーカーさんから貴重なハンドメイドミノーをお借りしたのですが、ハンドメミノーといえばやっぱり外せないのはHMKL!
ハンドメイドルアー界の巨匠である泉和摩さんが手がけたHMKLミノーは、元祖リアルミノーと称され、そのルアーの美しさは40年以上経ついまもなお色褪せることなく多くのファンを魅了しています。
バックオーダーはもはや何年待ちかもわからぬ、貴重なHMKLミノー・・・しかし、ここだけは外せない。
ええい、ダメ元で泉さんに相談だ!!
僕は電話の受話器を持つ手を震わせながら泉さんに言いました。
『HMKLミノーお借りできませんか? さらには泳ぎなんかも見ていいですか?』と。
すると、
「あ、いいですよ~。あ、川村君が使うの?ムフフ、それは楽しみですね~」
とあっさり! なんて心の広い方なんや~~!!
そして、後日HMKLミノーが編集部に届くとそのルアーの魔力に引き寄せられるかのように部員が群がりました。
そこへ一本の電話が・・・。
「もしもし、泉です。あ、フルカワさんミノーちゃんと届きました?」
泉さんからの突然の電話に驚いた僕は何か粗相をしてしまったのかと、自分の行動を脳内でフラッシュバックさせたのち、フリーズ・・・。
「あのですね、送ったミノーなんですが実はちょっと左側のエラに傷がありましてね、商品にはできないのでよかったら読者プレゼントで使ってください」
・・・え? ェエえ”ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!!!!!
HMKLミノーに比べたら、たった29年しか生きていない僕の誠意など無に等しいかもしれませんが、今現在の自分が成しえる限りの感謝の念を込め、泉さんに全身全霊のお礼を伝えました。
「いえいえ。声かけてくれてありがとうございます。川村君にもよろしくお伝えください、ムフフ・・・」
いいか、よく聞いてくれ! 僕が悪党だったらこの話は僕の心の中で留めておくところなんだぞ!!
だが、泉さんのありがたき心遣いに反するわけにはいかない。
よって・・・・
ルアマガ2017年5月号、読者プレゼント企画にて抽選1名様に読プレとして放出する!
はっきり言わせていただく!
今回のこの神対応、実際に買うより確率が高い!!
だってバックオーダーが何年も待っているような状況で、いまでは予約すら取ってるかわからない状況なんですよ?またとないチャンス、それも特大級ってやつだぜ!
今回だけは関係者であった自分を呪いました。
もし自分が読者ならまちがいなくルアマガ15部は買って、嫁、子供、親せきをつかって応募させていることでしょう。
く、悔しい~~~~~~~~!!!!!!!
う、美しい・・・・もはや芸術品。
ていうか、傷がどれだかわからねぇ・・・w
泉さん・・・あなたって人は・・///
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