みなさんフックは研いでますか?
最近は化学研磨だの、フッ素樹脂加工だの、釣り針界隈もハイテク化が進み、しまいにゃ刺さったら絶対にバレないフックとか開発されちゃうんじゃないかとか思う今日このごろ。あ、でもそんなの出来たら釣りがつまらなくなるからいいや…。
さて、化学研磨された超鋭いフックだし、フックなんて適当でいいや!と思っている意識低い系のアングラーはいませんか〜。それ、釣れてる魚を逃してますよ〜。かくいう私も、日本国内メーカーの超高性能フックのポテンシャルに甘んじている意識低い系です。
化学研磨時代もある程度使ったら、研ぐべし!
今回、ルアーマガジンソルトで好評連載中のタックル進化論「フック編」の取材に釣り針の聖地・兵庫県播州は西脇市にあるフックメーカー大手のがまかつさんに突撃!
連載記事はフックの歴史や進化を追う企画なんですが、ふとした話題からフックの研ぎ方に話題が逸れ、しかもカーナーリ…面白かったのでコボレネタとして、紹介します。フックのプロのお話ですからね。信憑性高いですよ〜。
まず、用意するもの
その1 耐水ペーパー
800番前後 SANKYOの耐水ペーパー。フックのサイズが小さくなれば番手を上げて、大きくなれば小さく…と調整はしてください。とりあえず、800番前後を用意しておけば良いとのことです。何処にでも売ってますので、手に入れて下さい。
その2 研ぐフック
新品はご存じの通り、日本製のハイクオリティフックは、ほぼほぼ化学研磨仕様です(化学研磨ってそもそも何??どんな素材使ってるの!?なんて雑学は、ルアーマガジンソルト5月号にて連載していきますのでどーぞ(笑))。ですので、新品を研ぐのは意味がありません。あくまで、使ったヤツを研ぎましょう。
今回教わったのは基本的なフックの研ぎ方と、トレブルフックの簡単研磨法です。四の五の書くよりとりあえずは研ぎ方動画を見て下さい。サクッと動画を編集しましたので……。HFE(ハイパーフィッシングエディター)器用〜。みっぴの記事だけじゃないYO!ああ、一人で言ってるの虚しくなってきた…。
ポイントだけサクッと書きます!
まず、耐水ペーパーなどのフレキシブルなヤスリで、フックポイントを包み込むように研ぐ。これがひとつ目のキモ。針先に向けて研ぐのはNG。この2点ですね。トレブルフックの研ぎ方は超・簡単ですので、動画をみてくださいませ。動画のフックはわかりやすくGT用のを使って頂きましたが、動画の方法でピンピンに研げていました。
「フックをヤスリで研ぐとサビが嫌なんだよねぇ…」とお嘆きのアナタ。ちょっとした裏技を教えてもらいましたよ。研いだ部分を油性のマジックでキュッキュッキュとコートしてあげれば、簡易ではありますがサビを防げるとか。
と、言うことで、みなさま…。釣果アップのためにも正しいフックの研ぎ方を覚えておきましょう!
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