今江克隆、6年ぶり9度目の栄冠にいよいよ王手か!?
TOP50開幕戦は予選2日間を消化。明日の決勝に進む上位30選手の顔ぶれが決まった。
暫定首位に立ったのは、初日唯一の3キロ台に続き、本日も単日7位の好ウェイトを叩き出してきたキング・オブ・トーナメント=今江克隆選手!!
2011第1戦早明浦ダム以来となる優勝も、いよいよ現実味を帯びてきた!!
今日のウェイインの壇上では、前日の厳しい表情から一転して、時に笑顔も見せたキング。これはもしや? 明日も期待していいのではないだろうか。
第一戦遠賀川予選結果
今江選手に直撃インタビュー敢行!
決勝進出の順位発表を兼ねたミーティング終了後、今江選手に直接話しを聞いた。
Q:明日の天気予報は晴れです。意気込みを一言。
今江克隆選手(以下、今江)「晴れ? ホンマ? 俺は晴れたほうがエエ。なぜなら・・・(以下略)」
Q:・・・ということは、(優勝を)期待していいでしょうか。
今江「期待せんといて(笑)」
実は今江選手の戦略も聞くことができたが、試合2日目が終わったばかりの現時点、つまり決勝を残す状態では、まだ公開できないことをお詫びしたい。
伏せられた部分にこそ、そのキーが隠されている。
最終日の表彰台、それも頂点に立つ今江選手の口から直接聞くことができれば最高だ。
暫定2位は、単日4位となる3058グラムを持ち込んだ市村直之選手。初日からさらにスコアを上げてくるあたりに、明日への期待も高まる。
2011第5戦北浦以来となる通算2勝目に繋げることも視野に入った。ちなみにその試合で2位となったのは偶然にも、今戦で共にレースを盛り上げている今江選手。
はたして明日、どちらの頭上に栄冠は輝くのか。
4キロ超のビッグウェイトでマクった佐々一真と小林知寛に注目!!
ゼロ申告が続出する異例のタフかつローウェイト戦ながら、各日共に安定したウェイトを持ち込んできたのは今江選手と、暫定2位の市村直之選手のみ。
明日はフィッシングプレッシャーがさらに高まり競技時間も短い最終日ということを考えれば、彼ら2選手が勝利に最も近いと見る向きもある。
ただその一方で、注目したいのは初日ゼロから一転して、本日2日目のハイウェイトを叩き出し、暫定3位と4位に滑り込んできた佐々一真選手と小林知寛選手の存在だ。
小林選手と言えば、自身のハイキャリアとなるA.O.Y.を獲得したのが2014年のこと。その各戦で注目されたのは、ポッパーやペンシル、虫ルアーに巻き物といったTOP50屈指のストロングスタイル。
本日の4680グラムは、はたしてどんな具が功を奏したのだろうか。実に興味深い。
昨日までの暫定BIGFIHを大きく更新する2294グラム(=左手の魚)を含む4855グラムのトップウェイトを持ち込んだのは参戦2年目の準ルーキー、佐々一真(さっさ・かずま)選手。熊本県生まれ、ヒューマン福岡校出身。
明日、故郷に錦を飾ることができるのか要注目だ。
なお明日の決勝は佐々艇に「近藤圭一@釣りPLUS」が同船予定。試合中の模様はJB/NBC OfficialSiteのツイッター@wwwjbnbcjpをぜひご覧いただきたい。
最終日の大逆転劇も不可能ではない!?
昨日DAY1の現場速報にも登場していただいた熟練トーナメントウォッチャーの鬼形毅氏(以下鬼形)は、今戦2日目までを振り返ってどう読んでいるのか聞いてみた。
鬼形「上位と下位の差が出ているようで、意外とないのが今戦。最終日に大爆発して逆転優勝なんてこともあり得る」
元来のポテンシャルが実に高いのがここ遠賀川。本日も上位2選手のみだが、4キロ超というビッグウェイトも出た。しかし、多くの選手がタフなコンディションに手を焼いている印象は強い。
鬼形「魚のステージがおそらく1つ進んだのではないか。ツイッターの情報を振り返るとそんな印象を受ける」
開幕戦を制するのは今江選手か?それとも阻止する存在が…。
前日&前々日の公式プラとは明らかに様子が異なるこの2日間。
本日は晴れ予報ながら時に雨も降る不安定な天候。明日も晴れの予報だが、本当に晴れるのかどうかは朝にならなければわからない。また、11時頃から北風の予報もある。
遠賀川下流から吹き上げる神風が吹くのだとすれば、それまでの勢力図に波乱の予感も…。
明日最終日決勝は早朝6時半からミーティングの後にスタート。帰着は12時半〜。会場は福岡・中間市役所前広場。
はたして、どの選手に遠賀川の神は微笑むのか。現場での臨場感ある生観戦をおすすめするが、朝7時より釣りビジョンによるLIVE配信をお手持ちのPCやスマホアプリで無料観戦することも可能。
こちらもぜひご覧になっていただきたい。
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