琵琶湖ジャイアントベイトマスター・山田祐五のタックルボックスの中身を大公開!



「上手い釣り人のタックルボックスの中身を見たい」。そんな読者のアツいメッセージを(勝手に)ルアーマガジン編集部が受け取り、トップアングラーのボックスの全てを明らかにする…。それがルアーマガジンの超人気企画「達人のタックルボックス」。今回はその中から山田祐五さんのルアーボックスをご紹介。ジャイアントベイトの使い手して知られるだけに、規格外のルアーサイズが収められたケースも!

湖北の鉄人と呼ばれる「山田祐五」のタックルボックスは?

やまだ・ゆうご 岐阜県出身。琵琶湖の湖北をメインに活動するプロフェッショナルガイド。ジャイアントベイトベイトをはじめ、独自のストロングスタイルでデカバスを追い求めるスペシャリスト。

でかバスを獲るためのプロフェッショナルツール

これがルアマガ誌面で、山田祐五さんのタックルボックス取材をした時の全ケース&ボックス。

ハードルアーは主に、左と中央のVS-3043NDD(バーサス)やDEPS-3043NDD(デプス)などのケースにタイプごとに収納。ワームは右奥のバッカンタイプの大型タックルバック(リューギ)にまとめている。フックやシンカーなどの小物は、中央手前のRタンクシリーズ(リューギ)や右側のアイテムバッグⅡ(リューギ)に整理。

そして、中央の奥に威圧感のあるツールボックスの中身は…。それは後ほど明らかに!

今回は、ハードルアーのケースを中心にピックアップして紹介する。

バリソンミノーがメインのでかバスのエサ箱

山田さんは「最近はビッグベイトで狙うことが多いので、ミノーの出番はだいぶ減りましたね」と語りつつ、ボックスを開けてくれた。中にはロングAやソルト系のタイドミノーも収められていたが、メインはやっぱりバリソンミノー130。

山田祐五さん(以下山田)「季節でアクションは変えます。春はトゥイッチ、秋はジャークですね」。

ミッドクランクベイトを各種ラインナップ

ミッドクランクベイトが中心となるボックス。種類はコリガン250、350、MR、コリガンマグナム、イヴォーク1.2などを取り揃えている。

ほかにはバリソンミノーロングビルや懐かしのキッカーイーターというロングビル系の姿も。

山田「イーターは昔から好きですね。プレッシャーが高い時にクランキングで使うと…いい思いを」。

新旧ディープダイバーがひしめくクランクボックス

デカバスが潜む深場へ突入させる、ディープクランクがぎっしりと詰まったボックスがコチラ。

山田「DC-400カスカベルがメインですね。春先に濁った状況で使います。ハードボトムに当てるのもいいし、中層を引くのもあり」。

ほかにはDC-300 キックバッカー、DEEP-X300、セダー400などの強者ディープダイバーが出番をまつ。

鉄人のフックは現場でセットする

ここまでのボックスを見て、気づいたことはないだろうか?

そう、ケースに収納されたルアーの多くにフックがついていないのだ。その理由は…。

山田「フックとスプリットリングは現場についてからセットする主義なんですよ。釣りをしている日のコンディションをみて、フックサイズとリングを選ぶからです」。

そのハードルアーに取り付けるフックを収納しているのが、取材当時はプロトだったRタンクフックストッカーだ。

Rタンクフックストッカープロト。(製品版とは仕様が異なります)

ストッカーの中には、各種ルアーにあわせて対応できるように、ピアストレブル(リューギ)がずらりと並ぶ。山田さんは常に記録級のデカバスを狙うだけに、フックの刺さりには取り分け注意を払っている。これぞプロフェッショナルの流儀。



破壊力抜群の大型ディープクランクが出番を待つ

昨今の琵琶湖ではすでに、アタリマエとなった大型クランクのボックス。SKTマグナムのMR/DRとストライキングの10XD/8XDがその出番を待つ。

山田「投げる機会が多いのは10XD。アフタースポーンの時期に、ハスの群れが4〜6メートルの中途半端なレンジにいるときに直撃させます。台風後のキツイ濁りの時にもいい」。

リアル系スイムベイトが存在感を放つ

ハドルトラウトやデッドトゥイッチ、そしてキャスティークトラウトがその巨体を休めるのがこのボックスだ。

山田「なかでもキャスティークトラウトは、速巻きしても潜ってくれるので、それでけっこう釣りました。でかいバスを釣るのに速さが必要な要素になるということを、このルアーで覚えましたよ」

「ブル」族がひしめくギル系ビッグベイトケース

大型のケースのなかに窮屈そうに収められているのが、ブルシューター、ブルシューター160、ブルドーズの同族ギル系ビッグベイト。

山田「ブルシューターはクランク的に使います。バスが早く追ってくるようならブルシューター、追いつけないようならスライドスイマーで。濁ったときはリップがついたブルドーズを投げますね」

規格外のジャイアントベイトが目覚めを待つ!

そのボックスを撮影しようと持ち上げた時、予想以上の重さに驚かされた。

それもそのはず、中には最大約55センチ、重量約1.5キロという規格外のジャイアントベイト・デニーロ達の群れが潜んでいたからだ。ほかにはデプスのギラギラコウゲキプロトも。

山田「このクラスの重さになると、キャストや着水の衝撃でジョイントが壊れることがあるです。でも、デニーロは壊れないんですよ。取水塔なんかに投げると70センチクラスのデカバスもチェイスしてきますよ」

写真上が山田さんが特注した最大級のデニーロ。全長約55センチ、重量約1.5キロというオドロキのジャイアントベイトだ。比較用スライドスイマー250と比べると、その大きさがわかるだろう。

湖北の鉄人が見せる最新のデカバス攻略ワザは?

一般的にバス釣りとは明らかにことなる、デカバススペシャリスト山田祐五さんのタックルボックスの中身はいかがだっただろうか?

記録級のデカバスを追い求めるからこそ、ここまで突き詰めたセレクトを自分の釣りに組み込んでいる山田さん。もちろんその進化はその後も続いている。

2017年春の琵琶湖で山田祐五が魅せた、デカバス捕獲ワザとは?

ルアーマガジン本誌では、最新の山田さんの釣りを徹底取材。ジャイアントベイトだけにとどまらない、磨き抜かれたスキルと戦略とは?

その詳細は誌面で!

この記事はルアーマガジン2016年7月号掲載時の内容を元に再構成しています

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