APIA×ima!釣具メーカーの威信をかけた実釣対決、初戦はレッド中村vs鈴木斉! 五島列島で開催!【DREAM BATTLE 2017】



2017年フィッシングショーAPIAブースの壇上で、同社所属アングラーとimaのアングラーが顔を合わせた。その時点で、DREAM BATTLE 2017の開催と参加アングラーが発表されたが、詳細は明かされなかった。
ルールは? 場所は? 対決の組み合わせは? 
その詳細をルアーマガジンソルト編集部が知ることになったのは、約2ヶ月後の3月下旬だった…。

APIAブースのステージで、APIAとima(アムズデザイン)のテスターによる実釣バトル開催が発表された。メーカーの垣根を越えたこのイベントに、多くの来場者が驚き、そして期待に胸を膨らませた。

初戦の対象魚はヒラスズキ!? えっ? マルじゃない…!?

てっきりマルスズキで争われるのだと思いこんでいた。

季節的にはマルよりもヒラの方が、圧倒的に釣果が期待できるのは確かだが、集客力という点ではマルの方が圧倒的に強い。

それでも、あえてヒラスズキに設定したのは、両社の、このコンテンツにかける、アツい思いからなのだろうと理解した。

コアなアングラーにとって磯のヒラスズキ釣りは最高のターゲット。マルスズキよりもアングラーの絶対数が少ないこのターゲットを初戦に持ってきたところに、両社のこだわりが見て取れるような気がする。

全3戦のトータル長寸で勝敗を決定!

少しわかりづらいが、つまり、各戦の結果を積み重ねていき、最終的な長寸が大きいチーム(メーカー)が勝利となる。

各戦でのリミットは3尾。入れ替え制。

途中経過は本人達には知らされずに行われる。

ちなみにキーパーサイズは50cm。未満はノンキー。いかに大型を手にするかが勝負の分かれ目。


第1戦のフィールドは五島列島・福江島! 

ヒラスズキはサラシの有無で、釣果が大きく変わる。

当初予定した日程だと完全に凪ぎることがわかり、直前で日程を変更するなど、

かなりドタバタでの決行となった。

ちなみに、レッドさんは福江島でのヒラスズキは何度も経験している。

鈴木さんはほとんど経験がない。

このハンデを埋めるため、鈴木さんはバトルの数日前から島に入り、状況をチェック。

一方、レッドさんは直前で福江島入り。

一見和やかだが実際はピリピリ。今回の主催はAPIA&imaさんで、編集部は客観的に取材をさせてもらう立場だから気楽なんですが、バトル実釣は色々と大変です…。

状況は悪くないのだが、サイズが伸びない!? 苦戦が予想されたが、実際は…!?

事前に福江島に入っていた鈴木さんからは、釣れているという情報が入っていた。

気がかかりなのは、サラシがいつまで持つかという点…。

実際のバトルの内容は、現在販売中のルアーマガジンソルトを御覧ください。

かなりの乱打戦になっていて、展開も、お二人のキャラの違いが出ていて

とても面白いものになっています。

言えるのは、普通の実釣とバトル実釣とでは、使う筋力が全く違うということ。

そして、そこに意識的な方(つまり勝利にこだわりズルくもなれる方)が、

勝利を手にするということがわかる、ある意味順当な結果と思いました。

あ、各戦では勝敗を決めないシステムだった…。

この写真を撮影した時点で、すでに実釣は終了していました。ただ、結果はまだ知らされていない状況。

5/26、DVDも発売されますよ!(販売元:APIA)

今回の実釣の一部始終の動画が、APIAさんからリリースされます。

ダイジェスト版がすでに公開されています。