DSTYLEプロスタッフ”にっしぃ”ガイドサービスを体験してみた。ゴーマルロクマル当たり前?【琵琶湖のバス釣りガイドってどうよ?】



全国八千万琵琶湖野郎の皆さまコンバトラー! 毎年進歩が牛歩だよ! エブリイヤー・ヘタレ野郎のマシモです。

人生で一度はロクマル釣ってみたい! と切望し続けているマシモ。 って事で琵琶湖にて一日遊べるタイミングができたので、2017年6月からフルタイムガイドとして稼働する、というDSTYLEプロスタッフ「にっしぃ」さんのガイドサービスに、乗せてええええええええ! と半ば無理やり懇願して、本格スタート前に乗せてもらいました。

さぁ、にっしぃは関東ヘタレ野郎代表格のマシモに果たしてロクマルを釣らせてくれるでしょうか!? 当日はあいにくの雨模様ですが、はりきって早朝にマリーナの「ボートハウスラッシュ」さんへ向かいました。

「おはよーございます」

豪雨の中でも爽やかなにっしぃ。マシモのお願いはモチロン「ロクマル釣らせて」です。「たぶん大丈夫ですよ!」と力強いお言葉ですが、アナタはまだ知らない、俺がどれだけヘタレ野郎かをな!(オイ)

ボートは昨年まで青木プロが使用していたDSTYLEラッピングのスキーター。これは青木プロのファンもたまりません。

マシモのタックルは遠征用のコンパクトな2ピース竿で3セット。まぁ、だいたいこの3本で世界中釣ってきた俺なので、今回も大丈夫でしょう多分!

アブガルシア・バスビートⅡ 66MH(ピュア・フィッシング・ジャパン) +スティーズ100HL(DAIWA)+16lbフロロ/D1 3.8インチ(ディスタイル)のヘビダン
アブガルシア・バスビート 66MH(ピュア・フィッシング・ジャパン) +TDZ SVスプール仕様(DAIWA)+16lbフロロ/オールドモンスター(ZBC)のフリーリグ!
ブレイゾン661MLS(DAIWA)+フリームス2506H(DAIWA)+6lbフロロ
リグはトルキーストレート3.8インチ(ディスタイル)のネコリグ

それじゃー行きますかー、と爽やかに出船するにっしぃ。

「ここ数日で季節感ズレたかも知れないので、先ずは探って行きますね」と言いながら釣りスタート。今年調子良いというハードボトムのウィードエリアから、D1 3.8インチのヘビダンで攻めます。

…。

するとほどなく、マシモにアタリが! うっひょおおおお! と合わせると、

スカッ

あれ?

コンコン

うっひょおおおお!

スカッ

おおおおおい、どーなってんのやああああ! とスッポ抜け三連発。朝から大チャンスをいただいたものの初っ端から三振で泣けてきます。

マシモがそんな体たらくなので、「あれー、おかしいですねー。たぶんデカいっすよ」とにっしぃがキャストすると…。

ドーン! いきなり出ました58センチ!

ギャース! ブラックさんはいらっしゃいますwww

ガビーン。しかしこれ以降アタリが遠のいてしまいます…。

「思ったより季節が進行してしまっているのかも知れません。ポストスポーンのサカナを狙っていたのですが、サマーな場所に少しづつスライドさせながら探ります」と、にっしぃ。

豊富な経験値を持つにっしぃ。微妙な季節感のズレにも即座に対応できる、引き出しとエリアを持っている様子

なんだか頼もしいッス。そして次のエリア。ハードボトムの駆け上がりに絡んでいる最初のウィードスポットだという場所で、

モゾモゾ…。

おっしゃあああああああああああ!

グググッ!!!

スポッ!

あああああああああああああああああああ!!

スッポ抜けました。(涙

重かった、ああ重かったよおおおおおおお! まぁなんて言うんスカねー。モチロン釣ってみないと分からないのですが、かつてマシモが琵琶湖でかけたどんなバスより重かったので、たぶんロクあるんじゃないッスかねー…。

なぜ、なぜノらないの! とマシモが悶絶していると「マシモさん、ちょっと竿曲げてみてください」とにっしぃ。

マシモが愛用のバスビートⅡを曲げてみると…。「あー、ちょい竿が笑ってますね。その竿じゃ琵琶湖ではパワーが伝わりきらなくてフッキングしないっす。この竿に替えてみてください。このヘビダンの釣りに向いてる竿ですわ。」といって愛用のロッドを貸してくれました。

アブガルシア ファンタジスタ エックス-グレイブ FXNC-73MH MGS Power Superior(ピュア・フィッシング・ジャパン) リールはマシモのスティーズを付け替えました。

すると…。

モゾモゾ…。おりゃあああああああああ!

ドーン! 

イキナリ出ましたゴーマル。

そのドヤ顔はどーなんだ! 手とり足取り完全に釣らせて貰った、ごっつぁんフィーッシュ!!

いやー、釣りやすい。ww

いやね、バスビートⅡも好きなんですけど、やっぱり適材適所です。さすが琵琶湖のサカナのために作られたと言うエックスグレイブ! コレ以降はすっぽ抜け皆無ッスよ。

実は関東民のマシモは琵琶湖に行く度、いつも半日くらいは釣りの調整に手間取ります。それはロングキャストだったり、合わせの強さだったり、道具立てだったり…。

いつも厳しい琵琶湖野郎とかガイドさんに指摘されて修正し、なんとか午後には釣果に繋がるのですが、コレがもし一人だったら、きっと修正できてないんだろうなぁ、と思うのです…。

そして、マシモに釣らせる為にキャストしてなかったにっしぃもドーン!

基本ガイドの時は、あまり自分では投げないそうです。お客さん優先のジェントルメン。

「あぁ、季節進行してませんでしたわ。藻刈り船が居て確かめるのが遅くなりましたが、もう完全に見えました。これから連発ですよ。」と。

えー、ホンマかいなー、と思っていると…。

ドン、ドーン! ダボーヒッツ!

実はマシモのバスのがかなり小さいのですが、にっしぃの倍以上前に突き出す事で大きく見せるマジカルテク!

そしてその言葉の通り、夕方までマシンガンバイトのマシンガンキャッチ! 船中二十本以上は釣れたでしょうか…。

おーもーいー

結局、ロクマルは出なかったものの、納竿まで釣りまくってみっちり楽しませていただきました。いや、てか多分食ったしねロクマル。

そして「にっしぃガイド」。かなり釣らせてくれるガイドサービスだと確信しました! さすが青木大介のお眼鏡にかなった男ですよ、にっしぃ!(たぶんw

季節感の掴み方やエリアの選択、そして釣り方。

実力は全く伴わないですが、名だたるプロの釣りを間近で見続けてきた耳年増のマシモも納得満足のガイドっぷりでした。

琵琶湖のプロガイドを利用するメリットって?

なかなか琵琶湖を訪れるチャンスのない方はモチロン、普段はレンタルボートだったり、陸っぱりで釣りをしている方たちにも、一度は琵琶湖ガイドサービスに乗ってみることをオススメします。

マシモがいつも失敗しているように、琵琶湖のサカナには琵琶湖特有のクセがあるし、釣り方もそうです。そして広大な目印も無い水域でどうやって釣れるエリアを見極めるのか? 陸っぱりでは? そんな悩みでもガイドさんは丁寧に相談に乗ってくれます。(人によるかもw

琵琶湖には「琵琶湖野郎」ことキムケンさんを始め、そうそうたる琵琶湖ガイドの面々がいらっしゃって、人気の方はずーっと予約がいっぱいだったりします。

そんな群雄割拠の中で、フルタイムガイドに転向したばかりのにっしぃ。もし琵琶湖釣行される際にガイドさんをお探しの方は下記ブログでもチェックして、相変わらず釣れてるようでしたら選択肢の一人に加えて頂けると幸いでございます。ついでにいいお嫁さんも紹介して上げてください。

ちなみにこのにっしぃ氏。フルタイムガイドになる前は比較的お堅い職業の社会人だったので、とっても普通にマトモでサービスとホスピタリティに溢れる人なのです。w

初めて会う人と一対一でガイドしてもらって釣りなんて無理! と思うシャイボーイ、シャイガールさんでも心配ご無用です多分。

てか、ブログ見てたら相変わらず釣ってるじゃないスカ! キー!!!! あー、また行きたいー。

上のバスと同じ写真カモ。釣りすぎてもう分かりません。ごめんなさいテヘペロ。

そうそう、余談ですが遠征用ロッドの見直しを余儀なくされたマシモ。ベリーにパワーのあるしっかりしたモバイルロッド…、と考えたら、アラ! そーいや身近な所に最適な竿がありましたねー!w ドラハンロッドの『チバラギフリップ707』! 中の人ながらこの竿はお値打ちモノですわー。いやー、早く琵琶湖いーきーたーいー。



[ルアマガ+]関連記事