釣りとキャンプの融合をテーマに開催されたイベント「第一回ルアーフェスティバルいとしろ」。岐阜県石徹白川にある「ロック・フィールドいとしろ」にトラウトファンやハンドベイトビルダー&メーカーが集結した!
キャンプと渓流釣りの融合
2017年5月27日(土)、28日(日)の二日間に渡り、トラウトの聖地・岐阜県石徹白川にて「第一回ルアーフェスティバルいとしろ」が開催された。同イベントを主催したのは石徹白川に隣接するキャンプ場「ロックフィールドいとしろ」。トラウトフィッシングとキャンプが融合した一大イベントの模様を、地元アングラーにレポートしてもらった。
早朝のプライムタイム後に訪れた参加者も……
イベントのテーマとして掲げたのは〝釣りとキャンプの融合〟。双方共に人気のアウトドアアクティビティであり、もちろん共通点も多い。そのため、釣り人がキャンプに、キャンパーが釣りに興味を持つというのは自然の流れであろう。とにかく釣り歴や腕に関係なく魚を釣り、キャンプファイヤーを囲みながらワイワイ盛り上がろうというのが主な趣旨である。
初日は早朝から霧雨混じりで、5月下旬とは思えないほど肌寒い一日となってしまったが、釣り人のみならず数多くの参加者が現地を訪れてくれた。中には、〝石徹白川で朝イチに釣りをしてから〟というという、河川隣接型キャンプ場ならではの参加者たちの姿もちらほら。
多数のビルダー&トラウトメーカーなどが参加
キャスティング教室やBBQ、キャンプファイヤーなど様々な催しが行われたほか、当日はハンドメイドビルダーを始め、様々なトラウトメーカーがブースを展開。人気メーカーも多かったことから〝これ〟目当てで来場した参加者も多かったことだろう。
このイベントは来シーズンも開催を予定している。「ロックフィールドいとしろ」のホームページやルアーマガジンリバーの誌面および釣りPLUS等にて改めて報告させていただきたい。
【参加メーカー 一覧】
エゴイスト[ハンドメイドミノーほか](大嶋信慈)
ザンマイ[ハンドメイドミノーほか](小平豊)
トライアングル[ベイトリールほか](やまけん)
シンドラー[ハンドメイドミノーほか](酒向智史)
ティムコ[トラウトタックル](釣り具メーカー)
トラウト&キング[海外釣行](旅行代理店)
ジェットスロウ[冒険用品](水口謙二)
魚香竿[バンブーロッドほか](佐向記尚)
ブラックキャットルアーズ[ハンドメイドミノー](横山三成)
Natural regression[ブローチ](前田功司)
大坪ネット製作所[ネット等](大坪聖治郎)
Misfit Factory[ロッド、ネット、革製品](飯沼聖道)
1ft DESIGN[ハンドメイドルアー](藤田高敏)
Nature Art[ネット、小物等](山岸友宏)
かねは商店[ルアー、テンカラ](橋本裕一郎)
BIGUEST[ルアー](瀬木大輔)
Trout-Labo[ハンドメイドルアー、ランディングネット]( 藤村和夫)
Lure Stadio Yamato[ハンドメイドルアー](坪井実)
安曇野翡翠工房[ルアー、ネット等](塚田靖広)
WONS[ルアー、革製品等](市川達哉)
からくり屋[ハンバーガー](山田大介)
※順不同、敬称略
<関連記事>
1999年に横浜を拠点として立ち上がったザンマイ。代表を務める小平豊さんは、幼少期から長野県・天竜川水系などでイワナやアマゴを追いかけた原体験を持つ、生粋のトラウトマンだ。父親のタックルボックスの中にあったラパラに興味を持ち、ルアーフィッシングにのめり込み、次第に自作ルアーも手がけるようになっていった。
ハンドメイドビルダーの作品には、作り手のフィッシングスタイルが強く反映されるものだ。ザンマイのミノーも例外ではなく、渓…
トラウトルアーというジャンルにおいて、ハンドメイド、つまりお手製のルアーの人気は高い。
中でも最もポピュラーで人気の高いアイテムがバルサ素材を採用したミノーであろう。設計に始まり、素材の切り出しや成形、サンディングやコーティングなど数多くの工程を経て世に送り出される作品には、やはり“手仕事ならではの”魅力がある。
そんなバルサミノーの魅力に迫るべく、今回はビルダーの工房に潜入してみることにした。
お邪魔したのは、岐阜県美濃加茂市に拠点を構えるハンドメイドルア…
岐阜県美濃加茂市に拠点を構えるハンドメイドルアーメーカー「シンドラー」。代表兼ビルダーを務めるのは、業界屈指のアイデアマンでもある酒向智史さんだ。
前回の記事では工房内部を拝見させてもらったが、今回は実際にバルサミノーが完成するまでの工程を紹介していきたい。
<前編はコチラ>
【トラウト・ハンドメイドルアーの世界】美しいバルサミノーを生み出すビルダーの私的空間。「シンドラーハンドメイドルアースタジオ」潜入!〜前編〜【ルアーマガジンリバー】 – …
少人数&大所帯で楽しむ源流キャンプを始め、源流でよく見られる「滝壺&釜」のポイント攻略テクニック、涼を呼ぶギアカタログ、さらにはイワナ好きが語る〝イワナへの愛〟まで。
テクニックはもちろん〝いかに楽しく夏を遊ぶか〟というところにも注目してみました。さあ、夏渓を楽しみましょ!
特集は盛夏の鱒釣り風物詩「源流&山岳渓流」
最盛期は上流志向! うだるような暑さの下界から一気に…
[釣りPLUS]>> HOME