LML(ルアーマガジンリンクス)×メジャークラフトコラボのエギングロッド。仕様は4ピースの2ティップ化。



ルアーマガジンファミリーのメディアとタックルメーカーによるコラボブランドが「ルアーマガジンリンクス/LML」。雑誌企画に留まらない、本当に使える釣具開発を目指して始動し、今も様々なメーカーと計画すすめています。今回は「メジャークラフト」との企画の進ちょくを報告します!

メジャークラフトとコラボでエギングロッド!

LMLでは「ジャンプライズ」や「メジャークラフト」など、すでにメーカー数社と具体的な商品開発の話をすすめています。※企画の詳細については↓リンクを参照してください。

ルアーマガジン・ソルト本誌で企画内容を明らかにしたのが、メジャークラフトさんとコラボ予定のエギングロッド

発表以来、かなり注目度の高いアイテムです。なにせ、4ピースのモバイルスペック。これだけなら既存商品でもあったわけですが、2ティップを交換して2アクションを楽しめるダブルティップ仕様ということで、アングラー的にもやはり気になっておられるようで…。

ソリッドとチューブラー仕様にする意味

近年のエギングシーンは釣り方もフィールドも多様化しております。ロッドのタイプも2極化しつつあると言っても過言ではありません!

単純にはショアティップランを意識したソリッドティップのモデル。今までのショアエギングを意識したチューブラーティップのモデル……の2種な、わけですが、潮を捉えてエギをドリフト、その流れのなかでアタリをとるようなシチュエーションの場合、チューブラーよりもソリッドなティップのほうがよいという声も増えてきました。

近年、需要が高まっているのがソリッドティップ(下側)。無垢のカーボンが束ねられており、しなやかでチューブラーにない曲がりを見せます。

なので、ショアティップランという枠組みにとどまらず、汎用的なエギングの仕様としてソリッドティップ採用モデルを愛用される方も多いのですよね。

ソリッドの操作性の弱点としては、ガンガンしゃくった場合に糸がらみでティップ破損なんて事故の可能性も高くなるわけですが、近年、そのあたりの釣り方の回答も出回りつつあり、一気に普及してきた感があります。

ルアーマガジンソルトにもよく登場し、何気にイカ釣りが上手なみっぴこと秋丸美帆さんは、トッププロ並みにロケでガンガン釣るわけですが、しゃくりすぎないエギングでイカを量産されています。イカにアピールするためのエギのしゃくりは重要ですが、そういう釣りの可能性を鑑みると、ソリッドティップの普及はアリなんじゃないかと編集部内ではとらえました。

とはいっても、主流派のチューブラーロッドのエギングもないがしろにはできません。そこで、主力はチューブラーに置きつつも、潮が早くドリフト&フォールが主体となるようなフィールド、しゃくりすぎずフォールを大事にするような条件下を攻略するためのアンサーとして、ソリッドティップを試していただけるようなマルチアクションを提案させていただいたのであります。



ベースモデルはメジャークラフト人気のクロステージ

ソリッドはノーマル&ベーシックなパワーレンジをベースにまずは煮詰める。
チューブラーは3〜3.5号のエギが扱いやすいライトエギングモデルをチョイス。

今回、開発にあたってベースとなるモデルを設定しました。CRX-862ELとS862E。人気のクロステージの2機種ですが、3〜3.5号の使用頻度の高いクラス帯を担うチューブラー・エギングライトモデルと、ショアティップランのベーシックモデルとなる1機種です。

ここをたたき台に、アクションと長さを煮詰めて4ピース2ティップ化する予定です。

理想はあまり特化したアクションにせず、汎用的に使える素直なエギングロッドを目指したいと考えておりますが、そこはルアマガソルト編集部のコダワリをメジャークラフトさんに実現していただくつもりですので、乞うご期待くださいませ。

準備しておりましたLMLのFacebookも稼働いたします。

今回のエギングロッドはもとより、各種LMLで企画進行中の商品を、ひっそりと(笑)準備しておりましたLMLのFacebookページにて随時紹介して行く予定です。ぜひとも「いいね」をクリックいただき、動向に注目くだされば幸いです!

LMLの動向はルアーマガジンソルト誌面でもチェック!

LMLの企画報告は、Facebookや釣りPLUSでも随時でアップして行く予定ですが、ルアーマガジンソルトの誌面でもより詳しく取り上げていくので、こちらもチェックよろしくです!

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