釣り人でも楽しめる? 世界最大級の同人誌即売会”コミックマーケット”にルアマガ編集部員が参加してみた



夏と冬の年2回開催されている、世界最大級の同人誌即売会”コミックマーケット”。オタクの祭典なんて呼ばれることもあるのだが、実は色々な人が楽しめる懐の広いイベントなのだ。今回はそんなコミックマーケット(コミケ)をルアーマガジン編集部福重が釣り人目線でご紹介!

コミックマーケットとは?

8月中旬と12月末のそれぞれ3日間、東京ビッグサイトで行われている超大規模な同人誌即売会。それが

コミックマーケット

ちなみに同人誌とは、出版社を通さず、有志(通称:サークル)の手によって作られる漫画や小説などのこと。その内容は、有名なアニメ・ゲームのパロディから、完全オリジナル作品、果てはワインの選び方や歴史考察などとにかく何でもOK!

エロ本だけじゃないんです!

コミックマーケット(以降コミケ)を含む即売会と呼ばれるイベントでは、それらを発行・入手する事が可能なのだ。

さらに、世界最大級の即売会コミケともなると、オリジナルの音楽CDやゲーム、アクセサリーなどを製作する人たちも出展!! さらにはコスプレイヤーも大勢集まるなど、何でもありのお祭り状態!!

エロ本だけじゃないんです! というか、エロ本以外の方が圧倒的に多いと思います・・・

今回は、先日行われたコミックマーケット92に、個人的に1人の釣り人として参加してみたので紹介しよう。

夏コミに行った話

と、言うわけで、夏に行われるコミックマーケット。通称”夏コミ”に参加するべく、東京ビッグサイトに向かった福重。行った方はお分かりでしょうが、会場内の混雑はヤバかった・・・。ただでさえ暑いのに、朝の通勤電車もびっくりの人口密度!!

人の波をかきわけて何とかお目当てのブースを発見!! 買いたかったのはコチラ↓

その名も

大江川本

バス釣りの同人誌である。しかも大江川の話!!

年1回琵琶湖に行き、その帰りに大江・五三川で釣りをする福重にとってはマストバイアイテム。それにしても、ロコアングラーの方が作っているだけあって、その情報濃度の高いこと高いこと!!

ローカルパターンの考察から・・・
実際の釣果まで!!

これさえ読めば、もう大江川も恐くない。

<著者近影>サークル「チーム・アレイズ」のKOBA(twitter:yo_jikoba)さん「バス釣りは好きなのですが、元々は別のジャンルで同人誌を作っていたんです。ですがある時、試しにこの内容で申し込んでみたところ、受かってしまいまして(※コミケでは参加希望者が多いため、サークル参加は抽選で決定する)。そこから今まで続いているんですよ。バス釣りに関して書いているサークルはココぐらいですが、釣りネタを描いているサークルさんはけっこうありますね」。

ちなみに、釣りに直接かかわりが無くとも、ご当地グルメをネタにしたものや、美しく描かれた魚の画集など、案外釣り人でも楽しめる同人誌は多いのだ!!



同人誌以外にも購入!

何とか目的を達成し、あてもなく灼熱の会場を散策していると、とても素敵なアイテムを発見!!

キャンバス生地のトートバックなのだが、中央に可愛らしいカエルの絵が書かれているのだ。製作しているサークルの方のお話では、線画はシルクスクリーンだが、彩色は手塗りとのこと。なるほど。手が込んでいる・・・。思わず二つ買ってしまった・・・!!

この他にもコミケでは、オリジナルキャラクターのステッカーやぬいぐるみ、アクセサリーなど、バラエティ豊かな様々なアイテムが並ぶ。

どれもハンドメイドで手が込んだ作品ばかりで、一日中見ていても飽きが来ない!!

ガレージキットやフィギュアなどに特化した”ワンフェス”や、オリジナルアイテムに特化した”デザフェス”など、より専門色の強いイベントも沢山あるぞ。

興味がわいた? 次は冬コミで会おう!!

さて。コミケの雰囲気は伝わったであろうか? こだわりの込められた、魂の結晶とも言える作品が並ぶ会場は、凝り性の多い釣り人との相性もよさそうだ。気になった人は是非、年末のコミケ・通称「冬コミ」へ行ってみよう!!

コミックマーケット93は12月29~31日の3日間開催!! 場所は変わらず東京ビッグサイト!!
参加してみたい人は、11月頃から発売されるカタログの購入を薦めたい!

え? 他には何か買ってないのかって?? ルアマガ本誌の校正直前だったので忙しくてそれどころじゃなかったんですよ? お昼過ぎには帰っちゃったし・・・お金も持って行って無かったし・・・。

すみません。買ってます。
※エロは無いです

特に左上の方にある「女子高生オープントーナメント 入場編」が凄かった!! グラップラー刃牙・地下最大トーナメント編の選手入場シーンをリスペクトしたと思しき構成で、総勢137選手の入場コールが楽しめるのです! あまりの人数に、後半は変な笑いが出てくるレベルでした。

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