川村光大郎さんのブランド・ボトムアップが開発を続けていた、新作スピナーベイト。ルアーマガジン編集長松島が、本誌取材でその真相にせまった。その取材中に明かされた、警戒した見えバスをも反射食いをさせるテクニック、「スピナベサイト」のキモを公開する。
ついにメディア初公開!? ボトムアップ・スピナーベイト!!
先日、ボトムアップ代表・川村光大郎さんと同社開発スタッフ・本田通さんのフィールドテストに同行させていただきました。
場所は千葉県・高滝湖。
この日は、現在開発しているスピナーベイトの、ブレードに改良を加えたバージョンをテストするのが目的。メインリバーの上流で見えバスを相手に、その有効性を確認していくとのことでした。
見えバスにスピナーベイト? と、首を傾げる方もいると思いますが、弊社MOOKルアーマガジンアドバンスVol.4『攻める! スピナーベイト』でも披露してくれたとおり、川村さんが確立した知る人ぞ知る高等技術。バスの反応具合いを目で見て知ることができるので、まさにテストには打ってつけ!!
ボトムアップのスピナーベイトをメディアで公開するのは今回が初めて、しかも記者はスピナベサイトを見るのも初めて、ということで、高鳴る鼓動をおさえつつ高滝湖へ向かったのでした。
逃げるバスが口を使う!? 驚愕のメソッド“スピナベサイト”!!
「すごいものを見せてもらった」。
取材を終えての感想は、このひと言に尽きます。
ボトムアップのスピナーベイトは、これまでにない機能を備えていてまさに唯一無二!! その正体は!?
と、期待させちゃってごめんなさい。この場でお見せしたいのですが、ルアーマガジン2017年11月号でスクープとして取り上げているので・・・ぜひそちらをチェックしてくださいませ。
そのかわりと言ってはなんですが、この[釣りPLUS]の記事では川村さんに教わったスピナベサイトのキモをお伝えしましょう。
なんと言っても驚いたのは、この技、バスがこちらに気付いて逃げているにも関わらず、目の前を通過しようとするスピナーベイトに反応するケースが何度もあったこと。それこそ、ボートから1メートルと離れておらず、明らかにビビッているはずなのに条件反射で口を使ってしまう!! 逃げているけど本能には逆らえない・・・という感じ。
ここで重要なのが、
バスの動きを読み、スピナーベイトを目と鼻の先に“カーブスローロール”で交差するように送り込むこと!!
なのだそうです(バスに対して平行に通すのはNG)。
そのためには、バスの泳ぐ速さと水深、そしてスローロールの速度から助走距離を瞬時に割り出して着水点を決めなければなりません。
カーブスローロールによって、バスに、
ベイトをボトムに追い込ませるイメージ
で演出しているとのこと。
正直、難易度高し!! ステイしているバスに対してならまだしも、動いている個体にタイミングを合わせるのは極めて困難です。
ですが、マスターするとこんな釣果が待ってます!?
ボトムアップのスピナーベイトに備わっているのは、よりベイトフィッシュらしさを演出するための動きであり、スピナベサイトをさらに高次元で成立させる機能!!
そしてスピナベサイトに効くということは、当然、
普通に巻いても釣れます!!
ボトムアップが魂を注いで作り上げたこのスピナーベイト、発売は2018年の春を予定!! 早く使ってみたいです!!
ルアーマガジン2017年11月号では、ボトムアップ・スピナーベイトの全貌公開!
ルアーマガジン2017年11月号では、今回ご紹介できなかったボトムアップの新作スピナーベイトのすべてを公開。開発を重ねていた新機構とは? すべては誌面でご確認ください。
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