釣れるワームリグの一つである「ネコリグ」について、釣れるワームブランドである「ゲーリーヤマモト」ファミリーに直撃。河辺裕和氏、小森嗣彦氏、千藤顕氏による自慢のネコリグセッティングを公開してもらった。
ゲーリーファミリーの河辺裕和・小森嗣彦・千藤顕が明かす”俺のネコリグ”
今やバスフィッシングに必要不可欠とも言える”ネコリグ”は、特にゲーリーワームで使う人が多いとか。そこで、ゲーリーワームを知り尽くしているお三方に集まっていただき、自慢のネコリグを作成。三者三様、最高のマッチングを魅せるセッティングで、ゲーリーワームにネコリグを施してもらった。
ゲーリーワームは素材がネコリグ向きなの?
―― ゲーリーワームは、ネコリグ用としても人気ですが、どの部分がネコリグにマッチしているのでしょうか?
小森 「ゲーリー素材って僕の中では硬いイメージがあるんですよ。ネコリグをやるとき、この硬さのメリハリが魚を寄せたり食わせたりするのに有効だと思うんですね。だから、ゲーリーワームとネコリグって相性がいいと思います」。
河辺 「確かにゲーリーの素材は塩が入っている分、硬いんだよね。もちもちした素材の中に塩が均一に入っているから、波動のパワーを出せる。特にネコリグにしたときは、そう感じるね」
小森 「千藤君は?」
千藤 「その通りだと思います」。
一同(笑)
千藤 「ネコリグは、動きの支点がはっきりしてないとダメだと思うんです。妄想の世界でいえば、その支点が急所になると思う。だから、曲がる部分をはっきりさせるために素材は硬いほうがいい」。
小森 「長いワームになると、逆に重さがあるから、復元力が働かなくなる。でも、そのトロっとした動きがいい場合もあるよね」。
河辺 「なるほど。復元力というキーワードはあるよな。ネコリグはレッグワームに通じるんだね」。
4インチグラブ【河辺裕和】小さな隙間に落とせて、食わせる
異彩を放った、河辺さんによるグラブのネコリグ。ヒシモやウィードの隙間の上を走らせて、シュッと落とせる。消波ブロックの奥へと入れて好成績を上げたこともある。
3.5インチカットテールワーム【小森嗣彦】「美しさ=強さ」であることを証明するリグ
「完璧に美しい」と自画自賛する小森さんのセッティング。フックは霞ヶ浦になるとがまかつのワーム329ハンガーSF KGウィードレス#4に変わる。
こちらは横差しの4インチカットテールワーム。
3インチシュリンプ【千藤顕】シンカー2本挿入は、フッキング対策
岸釣りの場合、目の前のブッシュに何度もワームを入れる展開がある。そんなとき千藤さんが使うのがこのリグ。2本のネイルシンカーがフックを固定して、フッキングは抜群。
細身シェイプの「リーン」だから2本挿入可能。1.3×2で2.6グラム。かなりの重量だ。
総勢15リグ! 実績アリアリのゲーリーネコ三銃士の全貌はルアーマガジン11月号で!
輝かしい戦歴のヴェテランコンペティター河辺さん、最強トーナメンターと恐れられる小森さん、岸釣りで異彩を放つ千藤さん。お互いをよく知る3人が、お互いのシークレットを完膚なきまでに暴き合う愛の対談『ゲーリーワームとネコリグのマリアージュ』。続きは、ルアーマガジン11月号特集『We Love ネコリグ!!』にて…!