琵琶湖を中心に、ここ数年着実に注目を集めているのが「マグナムクランクベイト」。なかでも爆発的な釣果をたたき出し、高い人気を誇るラッキークラフトUSA社のSKTマグナムの実力を、琵琶湖ガイドの宮廣祥大氏が明かす。
50アップは当たり前、ロクマルも多数! マグナムの名前は伊達じゃない
数あるマグナムクランクの中でも、ここ数か月、琵琶湖で人気沸騰中なのがラッキークラフトUSAのSKTマグナム。105と110の2サイズがラインナップされていて、圧倒的に釣れているのが110MRだ。
上の動画に登場した琵琶湖ガイドの宮廣祥大さんも、その破壊力にハマっている1人。特に今年はSKTマグナムの当たり年らしく、ガイドの大半をこの巨大なクランクに費やしているとか。
「50アップはほぼ毎日。今年に入って、20尾以上のロクマルをSKTマグナムだけでキャッチしてます。でかバスの大好物のブルーギルに似たシルエットと、他のクランクには出せない立体的な水押しが効くんだと思います。でも連日投げて巻きまくったせいか、ロッドを支えてる左肩が痛くて痛くて…。あまりの痛さにガイド中は、エレキだけ踏んでお客さんに投げてもらってることもあります。ここまでくるとマグナム病ですね(笑)」。
宮廣さんはスタート後、水深4メートルほどのエリアに向かった。無数の泡が水面に漂っているが…。
「でかバスは水がキレイだと、ルアーを見破ってしまう。これぐらい水が悪い方が、かえって釣れるんですよ」と言いつつ、SKTマグナムをフルキャスト。
着水後、全速力でリールを巻く。ルアーがウイードに当たったら数秒間巻く手を止めてルアーを浮かせ、再び全力でリトリーブ。
ほとんどの場合はウイードに当たった直後、ひったくるようなバイトがあるという。ウイードのかわし方は、下の動画を参考にしてほしい。
使用タックルは、ディープクランクで使うような長めのミディアムヘビーアクションのロッドとギヤ比5~6クラスのベイトリールがオススメ。60グラム近い巨大なクランクを1日中投げて巻き続けるので、それなりのタックルで臨んでほしい。
わずか数分で強烈バイト! マグナムの実力を垣間見た瞬間
ポイントに着いて6、7キャストめのことだった。ウイードに当たったらリールを巻く手を止め、ロッドを軽くあおってウイードをほぐす。その直後、ロッドが突然満月に曲がった!
「よっしゃー! やっぱりいましたね!」。
強烈なファイトの末にネットインしたのは見事な魚体の50センチオーバー。取材開始後数分の出来事だった。
その後も宮廣さんはSKTマグナムを投げ続け、56センチを頭に2日間で7尾の50センチオーバーを手にした。
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SKTマグナム(ラッキークラフトUSA)
関連リンク
SKT 110MR(ラッキークラフト)
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こんにちはマシモです。
琵琶湖野郎こと木村建太さんのところにお邪魔して、DVD「琵琶湖野郎2」のルアー水中撮影をしたときのこと。
実釣撮影じゃないので、出船遅めの平和な空気。だけどキッチリお仕事。
十数個のルアー撮影も午後イチには順調に終了。ホッとしたマシモに琵琶湖野郎が一言。
『帰るの夜でええならちょっとクランクやって行きますか?』
え? mjsk? マジすか。やります投げたいす。ステキ、BYMT!(琵琶湖野郎マジ天使)
今、琵琶湖で…
ルアーマガジン公式携帯サイト”ルアーマガジンモバイル”がお届けする自慢のコンテンツのひとつに、日本のバスフィッシングの礎を築き、独自の世界観でいまなお最先端を突き進んでいるレジェンドアングラー・田辺哲男さんの週イチ連載『VOICE』があります。
田辺さんが考えていること、開発しているルアー、あるいは現場でつかんだ新しい発見をタイムリーに伝えてくれる内容はいつも刺激的で、更新担当である私自身、毎週とても楽しみにしているのです。
たとえば、…
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