ライトジギングやタイラバ対応のNEWロッドが”天龍”から続々登場!!【ライト系オフショアアングラーは要チェック!!!】



1月中旬の「ジャパンフィッシングショー2018」(横浜)を皮切りに’18ニューモデルが出そろう中、老舗ロッドメーカーの「天龍」も新作をリリース。注目はライトジギングロッドシリーズのリニューアルと、スピニングのタイラバロッドの追加。国内生産にこだわり、クラフトマンシップが注ぎ込まれた先進のアイテム『ホライゾン LJシリーズ』と『レッドフリップRF742S-M/RF682S-ML(タイラバ)』を紹介する。

ホライゾンLJシリーズ:細分化するライトジギングシーンに合わせて一新!

2012年にベイエリアから近海でのライトジギングモデルとして誕生した『ホライゾンLJ』シリーズがリニューアル。細分化するライトジギングシーンに合わせてブランクスの設計を見直し、ラインナップを多様化している。どこが変わったのか? 気になるスペックをフィーチャー。

バットに“C・N・T”を採用で粘り強いパワーを発揮

初代ホライゾンLJとの一番の違いは、バット部にカーボンナノチューブ素材の「C・N・T」をコンポジットした点だ。超微粒子のカーボンナノチューブをカーボン繊維とレジン(カーボン繊維をつなぎとめる樹脂)の間に入れ込むことで、繊維の剥離を防止する効果を高める。実釣での利点は、高負荷で曲がっても粘り強さを発揮。不意の大物がきても安心感を高めてくれる。

ティップはバイトを逃さないグラスフレックスを搭載

ティップは、しなやかなグラスフレックスを搭載。異素材同士を継ぎ目を排して1本のチューブラー状のブランクに成形できるマグナフレックス製法によるグラスチューブラーティップだ。グラスソリッドティップとの違いは、中空による軽量化と感度アップの実現。機種ごとに最適化された長さに調整され、ソフトなティップが吸い込み系バイトにスムーズに追従。ティップからベリーにかけての違和感のない曲がりは、ルアーの操作性を高め、ファイトの楽しさを増幅する。

LLとULの追加でスーパーライトジギングに対応

初代にはなかったパワー設定として、ベイトに『HLJ641B-FLL』、スピニングに『HLJ641S-FUL』を追加。LLは、LとULの中間的なパワーになる。LLでマックス100g、ULでマックス80gのメタルジグを1号以下のPEラインで操作するスーパーライトジギングに対応したモデルで、水深50m以浅の浅場やベイエリアのタチウオ、シーバスで繊細かつテクニカルな攻めが可能に。全6機種で、中型青物から根魚まで幅広いターゲットが攻略できる。

ホライゾン LJシリーズ
●モデル:ベイト4機種、スピニング2機種
●価格:ベイト35,500円~36,500円、スピニング33,000円(すべて税抜き)




レッドフリップ タイラバ:タイラバゲームには釣りの幅を広げる早掛けスピニング2アイテムが新登場!!〜

レッドフリップは、タイラバ、ジギング、テンヤなど人気のマダイルアーゲームに対応した専用シリーズだ。昨年はタイラバ用ベイトロッドに早掛け対応モデルが2機種追加されたが、’18年は早掛けスピニングモデルが登場。キャスティングやどてら流しで釣りの幅を広げ、釣果アップが望める2アイテムの全貌をどうぞ!

ティップはアタリ感知と早掛け性能に優れるカーボンフレックスを採用

ブランクスは、異素材を継ぎ目なく融合させて1本のチューブラーに仕上げるマグナフレックス製法を採用。レッドフリップ・タイラバモデルのティップは、低弾性カーボンのカーボンフレックスでベリーに向かって徐々に中弾性カーボンへ移行していく。適度な張りとしなやかさを持つティップは、潮の抵抗やフォール中のアタリを感じやすく、即アワセでは張りのあるベリー~バットにフレキシブルに追従。遠くのバイトをしっかりかけることができる。

レッドフリップ RF742S-M(タイラバ):どてら流しで鋭くかける張りとフッキングストロークを確保

遠浅エリアで行われることが多いどてら流しに最適なモデル。風や潮で船を流しながら探る場合、タイラバを落として巻き上げを繰り返すごとに、タイラバと船は離れる。このラインを長く出した状態でも鋭いアワセが決まる張りと、十分なフッキングストロークが稼げる長さに設計されたのが『RF742S-M』だ。もちろんキャスティングも可能で、速い潮流や大ダイの引きに負けないバットパワーも備えている。

レッドフリップ RF742S-M
●全長:2.24m
●ルアー:MAX140g(キャスティングMAX90g)
●ライン:PEライン0.6〜1.2号
●価格:34,000円(税抜き)

レッドフリップ RF682S-ML(タイラバ):キャストしやすい長さ設定で広範囲サーチが可能

水深50メートル以浅の浅場は、バーチカルに落として巻くより、投げて斜めに巻き上げたほうが広く探れ、バイトチャンスも増やしやすい。『RF682S-ML』は、船べりからアンダーハンドで投げやすいレングスに設定。イワシなど横方向に泳ぐベイトを捕食するマダイは、タイラバに激しくアタックする傾向があり、アタリを即がけする張りの強い調子に仕上げられている。

レッドフリップ RF682S-ML
●全長:2.03m
●ルアー:MAX120g(キャスティングMAX70g)
●ライン:PEライン0.6〜.2号
●価格:33,500円(税抜き)


〈TENRYU FISHING CATALOG〉


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