記者・伊藤巧が青木大介の”フィネス”を暴く!?【イトウタクミのなぜなぜくん】



ルアーマガジン本誌が2018年5月号よりお送りする新連載「イトウタクミのなぜなぜくん」。釣りに対する熱い情熱と疑問の絶えない伊藤巧氏が記者となり、プロ目線の細かい「なぜ?(Why)」を記事にするという新たな試みである。記念すべき第一回のゲストは”職業バスプロ”青木大介氏。その活躍はトーナメントや数多のメディアで目にするものの、謎が多きアングラーとしても有名。そんな青木氏が得意とする「フィネス」について、記者・タクミが突撃取材! その一部を紹介する。


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謎の多い青木さんのフィネス。タクミ目線の「気になる‼」を取材!

こんにちは、伊藤巧です。今回から始まりましたルアーマガジン新企画、その名も「イトウタクミのなぜなぜくん」(笑)。この企画の趣旨はプロ活動を行う僕自身が記者となり、取材するアングラーの細かい部分に「なぜ?」と問う、僕にとってすごく”おいしい”企画です。ただ、僕だけがおいしい思いをするのではなく、それを読者の皆様にわかりやすく伝えるのも記者の仕事なので、プロ目線の「なぜなぜ?」を紹介していけたらと思っています。

そんな記念すべき第一回のゲストは、僕がとっても憧れているアングラーのひとり、青木大介さん! よく編集者の皆さんから「青木さんの取材は安心」とか「凄すぎてよくわからない」「核心は教えてくれない」といった声を耳にします。たしかに映像や誌面、トーナメントの成績を見るだけでもその凄さが伝わる反面、青木さんがどうしてあんなに魚を釣るのかは未だによくわかっていません。僕もそこはとても気になっていて、青木さんのDVDなどを何度も見返したりしていますが、実際に一日通しての釣りを見ることは映像でもできないので、その核心を得ることはなかな難しいんですよね。

そういう意味でも記者として青木さんの釣りを一日中見れることはかなり貴重な体験ですし、実際に青木さんが魚を釣るために何を考え、どう展開していくのか、どんなこだわりがあるのか? を聞いていけるのでとても楽しみな企画です。


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タクミが予想する、青木大介の春フィネス

さて、僕なりに青木さんの「春のフィネス」を予想した結果が以下の4つ。釣り的には大まかに分けて2種類。春を意識したシャローの釣りと、冬寄りのディープに分かれるかなと。

ジョインテッドクロー178[ガンクラフト]

フィネス無視? って感じかもしれませんが、実際春のビッグベイトってものすごく繊細なので、フィネスのジャンルとして入れました。


ヴィローラ[ディスタイル]

相模湖はメインベイトがワカサギなので、アリかなと。ただ、アピール力が弱いので、どうレンジを決めるのかが気になりますね。


Dジグ[ディスタイル]

青木さんの十八番ともいえるスモラバ。春を意識したエリアのシャローカバーやサイトの釣りで多用しそうです。


フーラ3インチ[ディスタイル]

他の3つと唯一狙いが異なるダウンショットは、ディープでのワカサギ食いや冬寄りの魚を獲るのに使用していくと思います。



春のフィネスとは? by 青木大介

「春はプラグなどの巻き物の釣りが中心になってくるんですが、そういったプラグ類だけでは拾いきれない魚もいます。その傾向はクリアウォーターになるほど顕著に表れるので、そういった状況下ではフィネスの出番に多くなるかなと。春に限ったことではないですけどね…」

春の巻き物の爆発力は状況が合致すればモノスゴいですが、スポーニングシーズンはバスの気持ちが変わりやすいので、ハードルアーを追わなくなった魚に対してフィネスが必要になる。

謎の多い青木さんのフィネスの解明に乗り出したタクミ記者に対し、取材を受ける青木さんは「まぁ、盗めるものがあれば盗んでください(笑)」と余裕の表情。記者に徹した伊藤さんが青木さんのフィネスを観察した2日間の模様は、『ルアーマガジン2018年5月号』巻頭に掲載。
上級者も納得、プロ目線のハウツー満載の「イトウタクミのなぜなぜくん」をよろしくどうぞm(_ _)m

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『ルアーマガジン2018年5月号』をざっくり紹介すると…

表紙&ふろく動画は青木大介!

5月号ふろく動画は青木大介64分『早春のでかバススキャンダル!!』フィネスだからこそのビッグフィッシュハンティングがここに!! 本誌綴じ込みのQRコードからスマホでアクセス!

ルアーマガジン2018年5月号

特集:春フィネス

01 イトウタクミのなぜなぜくん~青木大介のフィネスを暴け!~【新企画】
02 “フィネスの真髄” 春のフィネス、不変の法則:今江克隆
03 瞬テキ超入門:江口俊介

04 不滅の”こちょこちょ” ウィードレイクの定石をものにせよ!!:奥村哲史
05 ババタクベイト論・カスミ随一のフィネステク シラウオパターン本気解説:馬場拓也
06 フィネス三人衆:小森嗣彦・千藤卓・山岡計文
07 THEサワムラ式ベイトフィネス:沢村幸弘

国内でもアメリカでも旬な情報を追いかけて取材!

◆B.A.S.S.エリート第1戦優勝記念スペシャルインタビュー「一番大事なのは次の試合」大森貴洋 in フロリダ
◆アメリカ北部 でかスモールを求めて:ビッグベイター・オリバーのフィネス戦略
◆特命釣行R:奥田学 in 三島湖(千葉県)

ルアーマガジン2018年5月号

『ルアーマガジン2018年5月号』のお求めは…

『ルアーマガジン』は毎月26日発売です!(一部地域除く) 5月号は特別定価840円(税込)!お求めは全国の釣具店や書店で! お近くのお店に置いていない場合は、そのお店でご注文いただくか、弊社販売サイト「NAIGAI SHOP」をご利用ください(1,000円以上お買上げで送料無料)。

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