アメリカ的にザリガニはめっちゃ美味ですが何か!?【スモールマウスバス本・米釣行取材こぼれ話】



ただいま好評販売中の『ルアーマガジン スモールマウスバス』。アメリカ北部ウィスコンシン州にて行われた釣行取材は、良型のスモールマウスバスも釣れて大成功を収めた。無事にロケを終えたルアマガ総合プロデューサー・マイケル野村、その日の晩ご飯は出演したアングラー達と一緒にテーブルを囲んだのだが、「さあ食おうぜ!」と眼の前に出された大皿には、なんと山盛りの”ザリガニ”が…。

ルアマガ別冊スモールマウス本、おかげ様で大人気です。

先日発売された『ルアーマガジン スモールマウスバス』。文字通りスモールマウスバスだけに特化した別冊なのでマニアックすぎるかも…と不安でしたが、発売直後から売れ行き好調で、Amazonではしばらく品切れになるぐらいの人気。出版不況の昨今、ありがたいことですm(_ _)m

さて、今回の話はアメリカ北部ウイスコンシン州で取材した時のこと。

人気釣りアパレル「ビッグバスドリームス」を主宰するオリバーが、苦戦しながらも良型のスモールマウスを釣り、取材は無事に終了。見てくださいこの美しい魚体。

メガバスのオカシラスクリューヘッドにスパークシャッドをセットして、中層をゆっくり引くという繊細な釣りでゲット。Good job Oliver !!!

取材も無事に終了して、みんなで晩ご飯を食べることに。湖畔にはロッジが何軒か建っていて、取材スタッフやオリバー達の他にもお客さんが。その中のひとりがザリガニ捕りのカゴを仕掛けてたとのことで。

カゴはこんな感じで釣具屋なんかで売ってます。

カゴのラベルにある「RECTANGULAR」ってのは、長方形って意味。そのまんまや。
エサを仕掛けて、水中にカゴを何個も沈めてた。中を開けてみると…

このカゴに魚の切り身とかを入れて水中に沈めておくと、ザリガニが獲れるというわけ。下の写真に映ってる魚の頭のはエサ。

サッカー(Sucker)というニゴイみたいな魚の切り身がエサ。Suckは「吸う」。そういう顔の魚。

何個もカゴを仕掛けておいたと言ってたけど、”エサ”がこれだけ豊富ならスモールマウスも大きく育つわな、と。寒いけど水の中は豊かです。葉っぱとか魚の切り身とかを取り除いて、ザリだけをバケツにまとめておく。バケツの中で何百尾ものザリガニがゴソゴソと動き回ってました(愕)

そんなこんなでザリガニを食すアメリカンな流れに。

んで、コイツを食すということと相成り。まずはスパイスを効かせたお湯にトウモロコシやじゃがいもを入れて、沸騰させる。ザリガニ用のスパイスも鍋もその辺のお店で売ってるあたり、さすがアメリカ(笑)

臭み消しのためか、半分に切ったレモンも何個か入れてた。

外で料理をしている間、オリバーは釣行時の動画をチェック。釣りアパレルの経営者でありながら、人気ユーチューバー&インスタグラマーという顔も持っている。

ビッグバスドリームスのオープニング動画では、この取材時の素材が使われてるのでチェックしてみて。

さて、先ほどの鍋から湯気が出てきました。そこでドバドバーっとザリガニを入れる。時折かき混ぜながら、真っ赤に茹で上がるまで待つ。10~15分ぐらいだったかな。

こんな感じで茹で上がりました。あとは食べるだけ。ちなみに冷凍エビやウインナーも一緒に茹でてた。

尻尾の部分の殻を剥くと、プリプリした身が出てくる。見た目からは想像できない美味です。尻尾をちぎって、殻を剥いて口に運んで、を繰り返すとあっという間に殻の山が。

無言で貪り食いながら、ビールを流し込む。たまんないっす。このくだり、日本でカニ食う時と一緒。


おまけ1:初めてオーロラ見た!!

そして満腹になった頃、外に出てみると…。人生初のオーロラ。肉眼だともっと青白い光で、神秘的でした。寒さも忘れて小一時間眺めてた。また行きたいです。

オマケ2:アメリカ移動のアシはシボレーインパラ。

今回のレンタカーはシボレーインパラ。V6・3.6リッター(だと思う)。ちょっとアクセル踏んだら一気に加速して怖かった(笑)。

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