ハードルアーだけで年間5戦を戦い抜くH-1グランプリ(+成績上位者だけで戦うマスターズCUP1戦)。毎年人気拡大するこの戦いは今年で8年目。伊藤巧、折金一樹、川島勉、市村直之などのプロも続々参戦する中、北大祐プロ、松本幸雄氏もフル参戦を表明! ますますヒートアップする試合の模様をマシモPが突撃レポート!
皆さん、ハードルアーで釣ってますか?
ハードルアーはイマイチ自信がない、使いドコロが分からない、なんて方も多いのではないでしょうか? かく言うマシモも、かつて秋田県は八郎潟で釣りまくって、やっと自信をつけたクチです。
ルアーは投げなきゃ釣れません。でも投げるためには確信や自信がないと続けられません。そんなアナタにご案内するのが、ハードルアーだけでトーナメント戦い抜く「H-1グランプリ」! 今年で8年目になる大会ですが、毎年人気が拡大し、ここ数年はボートを確保するのにも苦労するほどに!
名だたるプロも続々参戦中のこの大会、2018年シーズンはマシモも取材でフル参戦して、その模様をお届けます!
…ってコトで、当日(4月15日)早朝。
当日は豪雨&強風予報ですが、続々とH-1戦士達が集結してきます。暖かい雨なのが救いですが、一気に季節が進行しそうですね…。
会場には見知った顔ぶれがたくさん…。
ちなみに、弊社モバイルサイトの『ルアマガモバイル』では、2018シーズン全戦で松本幸雄さんに同船して生配信することに!
なので、マシモはこの方にフォーカスを合わせますよ!!
2018年はH-1グランプリにフル参戦する、Mr.ハードベイト・北大祐プロ!
この方以上にH-1グランプリが似合う人がいるでしょうか!? バサーオールスタークラシックを巻き切って2連覇したのも記憶に新しい、その姿はまさに“Mr.ハードベイト”!
ガレイジーさんのフラットデッキやリチウムバッテリーなどを搭載してセッティング中の北プロ艇。
さて、第1戦(津久井湖)のエントリーは全部で112名。スタート前の景色は壮観のひと言!
そして豪雨の湖中に散っていったH-1戦士達!
さぁ、”Mr. H-1グランプリ”トーナメントディレクター鈴木美津男さんの掛け声で、全艇一斉にスタート!
多くの船が”プラクティスで良かった”という上流域へ競うように船を急がせる中、北プロ艇はスタート地点の会場付近で釣りを始めます。
…って、あれ? 北さんの他に誰か乗ってますね。まさかマシモめ職権乱用して…!? ってコトではなくw
実は今季、北さんのH-1グランプリ参戦のすべてをレジットデザインxルアーマガジンxパイクリエイティブワークスのトリオでドキュメント化! レジットデザインYouTubeチャンネルで配信予定なのです!
雨が止んだり降ったり、晴れたり曇ったりの中、試合は続きます
このH-1グランプリでは、弊社DVD『ディーズスキャンダル』や『陸魂』でお馴染みのマッスルカメラマン・市川プロがフルに帯同しており、試合中にも取材艇から各選手の勇姿を撮影しています。
実は本記事で使用している写真も市川プロ撮影のモノが大半。え、どうりでマシモが撮ったにしては上手すぎると思いました? ええ、数点紛れ込んでる上手でない写真がマシモ撮影です。w
ちなみに撮影された写真は専用のサイトで購入もできるので、ソレを目当てに参戦してる方もいるとかいないとか。まぁ、自分の釣り姿をプロカメラマンに撮ってもらえる機会なんて中々ないですから
ねぇ…。
…って、アレ!? この写真は!?
カメラに見せているのは…、見慣れないスピナーベイト!?
タイミング良く北プロのヒットシーンに遭遇した取材艇ですが、いったいどんな釣りを展開しているのでしょう??
大部分の船とは違うエリア、見慣れないタイプのスピナーベイト! 気になりますよねっ!
ウェイインカットはフォトギャラリーをご覧あれ
…ということでウェイインです!
やはり中々に厳しい状況だったようで、ウェイインは18名。リミットメイクしたのはわずか3名のみ。
結果発表&ヒットルアー!
第5位:松本恵太さん(1尾・1,540グラム)
第4位:石川智章さん(2尾・1,780グラム)
第3位:山口敦史さん(3尾・2,800グラム)
第2位:柴田英紀さん(3尾・2,820グラム)
そして優勝は北 大祐プロ!(3尾・4,100グラム)&ビッグフィッシュ賞(1,850グラム)
やべえ、ぶっちぎりや!
いやー、フル参戦一戦目から衝撃的な結果を残してくれました!
今年も熱い戦いが繰り広げられるであろうH1グランプリから目が離せません!
ところで気になる北さんの当日のエリアプランやルアーチョイスの詳細はコチラ!
レジットデザインウェブサイトのYouTubeチャンネルで全てが観れます! しかもフリー!
北大祐プロは、天才・松本幸雄さんをして「あの人はヤバイですよ」と言わしめる釣り人にして、ハードルアーを軸とする独自の理論を築き、ソレを勝利に繋げるまで昇華したトップアングラーです。あの日、同じ津久井湖で釣りをした人、そうでない人もこのムービーを観れば北さんの強さの一端が体験できると思いますので、ぜひぜひご覧になってくださいませ!
特にエリア選択の考え方、そしてスピナーベイトのタイプと色をチョイスしたワケは必見! 聞けばシンプルで比較的ベーシックな事かと思われるかも知れませんが、あの日同じ釣りを選択できた人はおそらくいなかったワケで、余計に北プロの笑顔の下に隠された強さが“スゴみ”となって伝わってきます…。
そしてマシモ&ムービーチームも2018年はH1グランプリ出場の北さん密着しますので、次戦以降もお楽しみに!!
余談ですが北プロのウィニングロッド・WSC65MH”Frog Game Special”について
実はマシモが戸面原ダムの解禁日に釣った55アップ(釣りプラスにて既報)のウチ、2本がこの竿だったんです。
あの日はスタートからカバーにフロッグを投げていたマシモ。反応がないので羽根モノにスイッチしてからの釣果。PEを巻いたリールならスグに他のトップに流用できるので、船に積む本数が限られているレンタルボートでは普段から愛用&重宝しております。
(以上、本編いつもより若干おとなしめのマシモがきっちりシメさせていただきましたw)
取材協力:H1グランプリ事務局、ラッキークラフト、レジットデザイン(順不同)