メガバスのプロスタッフ・かつぅ氏が、月ごとに最高にハマるメガバスルアーを2アイテム紹介する連載「かつぅのHOW TWO メガバスプラグ ~Veteran & Rookie~」!! 長く愛される名作(=Veteran)でその威力を味わうもよし。新登場ルアー(=Rookie)を早速使い込むもよし。今月も深くて広いメガバスワールドツアーにご招待するぞ!! 6月のおススメルアーは「ポップX」と「ボトルシュリンプ」だ! Veteranルアー「ポップX」に続いて、Rookieルアー「ボトルシュリンプ」を紹介する。
〈前のページ#1/2:6月のオススメ side:Veteran:ポップX〉
6月のおススメ〈side:Rookie〉ボトルシュリンプ
かつぅ「6月のおススメ〈side:Rookie〉は、ソフトベイトの『ボトルシュリンプ』!! 2010年に5インチモデルからデビューし、2.4インチ、3インチ、4インチの4種類がラインナップ中の比較的新顔(笑)。2017年にはカラーバリエーションのリニューアルも果たしています。今回は特におススメの4インチモデルをご紹介!」
かつぅ「ボトルシュリンプはザリガニやエビを模したホッグ系ワーム。ボディとほぼ同じ長さを持つ1対のパワーアームとピリピリとした波動を生みだす3対のレッグが特徴です。
なかでも注目してもらいたいのがこのパワーアーム。ホッグ系ワームにはバタバタと水を動かすタイプと、ピロピロと水を動かすタイプが多いと考えているのですが、このボトルシュリンプはそのどちらにも属しません。ストレートワームの様なこのパワーアームを、振り回すようにして水を動かすタイプなんです!!」
かつぅ「このおかげで、ボトルシュリンプの水押しは強くて、濁っている水質にも強いんです。また、リアルなシルエットを持つルアーはアピール力が低くなりがちですが、ボトルシュリンプならその心配もありません」
かつぅ「おススメのリグはテキサスリグ。こいつでカバーを狙います。フックは#3/0、シンカーは3.5グラム程度のいわゆるライトテキサスセッティングです」
かつぅ「6月になるともうほぼ夏ですよね(笑)日もかなり高くなり、水温も上昇していきます。そうなってくるとキーになってくるのが”シェード”。そしてスナッグレス性能に優れ、シェードを作りやすいブッシュを狙えるテキサスリグは当然強力になってくるわけなんです」
かつぅ「使い方は①カバーに入れる②ちょっと待つ(沈める)③軽くシェイク④回収の繰り返し。カバーの中にいるバスに対して直接狙う釣りですので、テンポや手数を重視したアプローチが重要です」
かつぅ「フローティングマットの淵にラインを引っかけて、マット直下で誘う釣りも有効。これはカバーの中で上を見ているバスに効果的ですね。テンポは悪くなりますが、ボトムまで沈めて地形変化をズル引いてくるのもありです。もちろん、対岸のカバーを直接狙うのもOK!」
かつぅ「フッキングはラインスラッグをとって大きく力強く合わせましょう」
使用したタックル
かつぅ「カバー狙いにボトルシュリンプ。まずはライトテキサスからぜひお試しあれ!!」