超フィネスなライトリグさえも敬遠される状況で、スモールマウスバスがハードルアーを荒食いする!? しかも、ボトムはもとより中層でさえも爆発的に!? そんな連発を可能にするルアーが「イガジグスピン」(ジャクソン)だ。コレを作ったのは、野尻湖から全国区に名を轟かせるハイパーエキスパート・五十嵐誠氏! トップカテゴリーのトーナメントをも制した正真正銘の最終兵器のスゴさについては、最新DVD『スモールマウスバス・ザ・ムービー』(6/29発売)にもたっぷり収録しているが、その正体をあらためて明かそう。
プロトで既にスゴい! イガジグスピン!!
原型はテールスピンジグヘッドリグ。
「最初は1/16オンスでしたが、沈めるのに時間がかかる(笑)。徐々に重くして、より効率良く沈めて、扱いやすくて釣れる形に進化させたのが『イガジグスピン』です」(五十嵐)
ボディは低比重高強度メタルマテリアル。水噛みの良い薄型ブレードを小さな力で回転するダブルクレンスイベルで接続。製品版はトレブルフックも標準装備。適度なウェイト感と引き心地が、巻く、落とすを明確に伝え、中層をわかりやすく攻略できる。
「レンジを刻んで食わせられるフィネス寄りのテールスピンジグです」
イガジグスピン8大特徴!
◎ 低比重高強度メタルボディ
◎ 水噛みの良い薄型ブレード
◎ ブレードの高回転を生むダブルクレン
◎ カーブフォール中の追い下げバイト対応シングルフック
◎ フッキング率を上げるトレブルフック
◎ レンジを把握しやすいわかりやすい引き心地
◎ 表層から底層までワイドレンジ対応
◎ 口の中に入りやすいコンパクトサイズ
「バンク沿いなどのシャローはただ巻きで釣れます。シャローでボトムをとるときはカーブフォール。フリーだとアタリがとれませんからね。ディープはフリーで効率良く沈めて、狙いたいレンジ幅はカーブフォールでアタリをとります」
【超基礎テクその①】ボトムをとってリフト&カーブフォール
使い方は、通常のテールスピンジグのようにただ巻きやリフト&フォール?
「バンク沿いやシャローエリアはただ巻きや、着水後カーブフォールで誘うのもありです。水深のあるところは投げてフリーフォールで底をとり、狙いたいレンジまでサオのストロークやリーリングで上げる。この繰り返しが基本になります」
【超基礎テクその②】バスのレンジに合わせて一定層を横に通すのも有効
「バスが浮いてるときは、そのレンジに合わせてドラッギングで横に通すのも有効です。それで食えばリフト&フォールより勝負が早い!」。一般的なテールスピンジグより軽いため、よりスローに一定層を通せるのも強みだ。
コレだけで超釣れる…しかしこの先にスモールを、もっと釣り上げるハウツーがある…!!!! DVD『スモールマウス・ザ・ムービー』新発売!
五十嵐さんが操る「イガジグスピン」の威力については、2018年3月に発売したムック本『ルアーマガジン スモールマウスバス』 (各地で完売続出御礼m(_ _)m)でも紹介しているが、このたびそのDVD版『スモールマウスバス・ザ・ムービー』が新たに発売される(6/29)。本もDVDも徹底的にイガジグがスピンしまくり! 本人による濃厚ハウツーと、釣ってみせての実力証明は、どちらも出し惜しみナシ! どうぞご期待あれ!