デュオの「テトラワークス」ブランドが、アジングゲームを本格始動! 9月にジグヘッド1種&アジングワーム3種がデビューする。テトラワークス責任者でもある萩原徹氏を交えて、新アイテムを紹介する。
萩原「デュオは開発から管理まで、おおよそすべての工程を自社で完結させていて、ものづくりにおける環境やクオリティーが最先端。たかがアジだけど、されどアジ。こだわり抜いたものがデュオでなら作れると思いました」
デビューするのは、ハの字型の形状のジグヘッドの「スナイプヘッド」、ストレートワームの「ピピン」、斜めにリングの入った小ぶりな「チョップ」、テールが兎の耳のように分かれる「バーニー」の4アイテムだ。
スナイプヘッド
ヘッド形状は重心が株に置かれたハの字型。水中での姿勢が安定し、ワームのコントロールも容易に。また、アイの位置をマイナス位置に設定。
萩原「アイの角度って大切なんですよ。どの角度が一番かかりやすいかを考えてこの位置に。合わせた際にテコの原理が働き、フッキング率が向上します。また、オープンゲイブも相まって、ちょっとの力で掛けることができます」
針の腰曲部分には平打ちが施されている。ワームのホールド効果に加え、フラッシング効果が得られる工夫だ。
ピピン
ボディは上部がテールまでフラットになっており、水流が直線的に抜ける構造に。微細な潮の流れに乗せることも可能。
「テール先端にあるリブの効果により、細かなアクションをつけバイトを誘発します。また、フォール中にテールが折れすぎないこともポイントです。アジに違和感を与えずナチュラルにアピールします」
チョップ
斜めについたボディリングは、ジグヘッドの付け方によってワームの機能を変化させる
①リングが抵抗を受け、スローフォールになる付け方。
②フォール速度を速め、しかも、アクション時は浮き上がりを抑える付け方。
③リングを左右非対称にしてジグヘッドに付ければ、ドリフト時に有効な付け方。その場合潮の流れによって付け方を反転させる。
テール部分には深めのリブを入れている。リングがボリューミーなため、アジの吸い込みを意識し、よく曲がり織り込まれるようになっている。
バーニー
特徴的な2本のテールは、リーリング時には合わさり、艶かしくアピール。テールは、同形状でテールを1本にすると、アジがうまく吸い込めない可能性が生じるため、テールを2本に設定している。
扁平形状のボディにはリブが入る。「リブの深さにもこだわりがあります。深さが少し異なるだけで抵抗が大きくなり、ワームのズレる可能性が高まる。最適な深さを設定しました」
ワームのカラーは全12色!
デュオ社内の特大水槽&全国各地でテストした実績アイテム!
カラーは、スノーゴールド/つぶつぶピンク/しらすっこ/イワシっこ/アミっこ/ライムサイダー/ピーチサイダー/レモンサイダー/マズメSP/ミドキン/シルバー★スターダスト/ゴールド★スターダストの全12色展開。
デュオ社内にある特大水槽では、今回のアジングアイテムはもちろん、他のソルトルアーやバスルアーのスイムテストが可能。社内にあるため、テストで感じたことなどをすぐにチームで共有することができる。
全国の釣具店で2018年9月より販売開始!
萩原「入ってきたアジの群れをいかに自分のエリアで保持し続けることができるか。ローテーションでそれが実現できるアイテムたちです。9月から皆様に使っていただけると思います。ぜひ試してみて下さい!」