今江克隆氏「イマカツ」と伊東由樹氏「メガバス」がコラボレーションして誕生したシャッド「アイバイアイシャッド」シリーズ。2018年のフィッシングショーでその姿が公開され大きな話題を呼んだが、いよいよ最初のアイテム「アイバイアイシャッド タイプR」がリリース。速攻で入手したルアマガファミリー・フクシゲが超速インプレを敢行した。
ダブルネーム入りパッケージに感動 (≧▽≦)
誕生までにいたる経緯は色々な場所で紹介されているのでここでは割愛するとして、まずはパッケージをチェック!!
上側にI×I SHAD(アイバイアイシャッド)、下側にはタイプとマックス潜行深度が表記されている。
名前の下に記された「ULTIMATE ANSWER」、ルアーの横に入るおふたりの名前と「NEW EVOLUTION OF LEGENDS」に感動・・・。
裏面にはメガバスルアーのパッケージではおなじみの「Designed by YUKI ITO」のほかに今江さんの名前も…
こちらはぜひ、実物を手に取って確認してほしい。
実物は流れるようなボディラインが秀逸
それではいよいよ実物。
ボディには少し体高があるフラットサイド系ボディ。
メガバスらしい流れるようなボディラインが非常に美しい。
タイプRのリップはいわゆるシャッドラップSSR系のクランクタイプ。
X80などと同様、ラインアイの前方にはくぼみが設けられている。
気になるLBO2の可動範囲はこんな感じ。ウェイト部分がまるごと1つ分移動しているのがわかる。
ちなみに内蔵ウェイトはLBO2のみ。新型重心移動システムがあってこその設計といえるだろう。
手のひらに乗せてみるとこんなサイズ感。かなり小さいのが伝わるだろう。
スペックとしては、
●長さ:57mm
●重さ:1/4オンス
●最大潜行深度:1メートル(フロロ10ポンド使用時)
「ポップX」とほぼ同じボリュームというと分かりやすいかもしれない。
そのアクションをチェックしてみた
取り急ぎ、アイバイアイシャッドのアクションについて映像に収めてみた。スロー、ミディアム、ファストと、3種類の速度で2回ずつ動かしている。
急ごしらえにつき見にくくて申し訳ないのだが、スローリトリーブではロールアクションがわかりやすく、ミディアムスピード以上ではウォブリングアクション中心の泳ぎになっていた。
また、恐ろしいほどキャスタビリティがよく、1/4オンスとは思えないほどの投げやすさを持つ。ロングキャスト性能はさることながら、中近距離での正確なキャストが決まりやすく、シビアなトレースコースを狙いたい時にも活躍してくれそうだ。
ミディアム以上の速度でリトリーブしていると、ストラクチャーにコンタクトした時にはグリフォン系の身をひるがえすような動きをする。これによるスナッグレス性の高さが期待される一方、ものに当てる際の直進安定性に関しては要検証か。
“ULTIMATE ANSWER”は伊達じゃない!!
ビッグネーム同士による、夢のコラボレーションルアー「アイバイアイシャッド」。その性能は今江さん&伊東さんお二方にとっての究極の回答とも言える。
平成最後の奇跡!? その成果をどうぞお見逃しなく!!