ハードルアーにすべてを託せ! H-1グランプリ2018第5戦フォト&ムービーレポート【北大祐、年間優勝を決めるか!?】



ハードルアーだけで戦う人気トーナメント“H-1グランプリ”。2018年、このトレイルにフル参戦した北大祐プロを追ったマシモPのフォトレポートもついにクライマックスの日を迎える!



年間五回にわたる激闘もついに最終戦!

まだ日も明けきらぬ神奈川県・相模湖にH-1戦士たちが集っています。

今回のスタートは日相園さんから

受付で接近遭遇する年間首位の北プロと、わずか150グラム差でその後を追う“牛久沼マスター”高橋一夫さん!

シャキーン! バチバチ! 二人の視線が交わって火花が!?

ちなみに三位の山口敦史さんは310グラム、四位の折金一樹さんは1180グラム、五井の柴田英紀さんは2530グラム差となっており、今年は“釣れている”相模湖では、ビッグウエイトでの逆転劇の可能性も十分に考えられ、緊張感の溢れる実に面白い最終戦となっております。

さぁ、ではちょっとだけ試合前の雰囲気を御覧ください。

さぁ、準備はいいかい野郎ども!?(彼女ども!)

今にも雨が落ちてきそうな空の下、150人の猛者たちがスタートの合図を待ちます。

もちろん今回も音頭を取るのはトーナメントディレクターの鈴木美津男さん。

そしてついにスタート!

毎度ながらこれだけのボートが集まると壮観ですねー。

スタートと共に上流と下流へ散る戦士たち。

そして同じタイミングで雨も降り出し、あっという間に豪雨となって戦士たちに降り注ぎます。

我らが北大祐プロは上流へ向かっていました。

さぁ、皆さんお気づきでしょうか!?

今回、そのドラマチックさ故か天候のせいか、イチモビクスこと市川カメラマンが撮る写真がことさらビューティフルです! いつもより多めにアップしたので、ぜひぜひ熱い試合模様をご覧になってみてください!

H-1グランプリでは、ルアマガでも御馴染みのプロカメラマン・市川プロが試合中の勇姿を撮影してくれます。そしてその写真は専用のサイトで購入可能! 自分の釣り姿をプロカメラマンが撮ってくれる機会なんてそうそう有りませんから、これもH-1グランプリ参加の魅力ですね。

さぁ、そんな年間優勝のかかる大一番! 我らの北大祐プロはどう立ち回ったのか!?

気になる一部始終はコチラのムービーで!

そして終了の時間も近づき、戦士たちが戻ってきます…。

午前中の雨でかなり濁ったのが見て取れます。

北プロもウエイイン! あれ? ちょっとガックリ気味!?

なんと150人中 97名がバスをキャッチ! 相模湖めっちゃ釣れてます!!

では、ウエイインの模様も少しだけ。いいバス釣れますよー!

そしてトリを努めてウエイインするのはこの方!

前回の第四戦・新利根川で優勝を飾った折金一樹プロ!

果たして持ち込まれたウエイトは!?

なんと3260グラムのビッグウエイト!! この瞬間、H-1グランプリ史上初の二連勝が決まりました!

うーん、なんて美しい勝利のポーズ!

どうですか、このドヤ顔!!

そしてこのウエイト差からすると、まさかのー!?


と、その前に相模湖戦の上位入賞者とヒットルアーをご紹介します

五位は山口敦史さん、三本2350グラム。

ヒットルアーは「ストーミーマグナムTDM(ノリーズ)」と「ディーパーレンジ3/8oz(ノリーズ)」。

四位は津軽辰彦さん、三本2450グラム!

ヒットルアーは「クリスタルS1/2oz(ノリーズ)」。

三位は今井亮介さん、三本2480グラム! なんと入れ替え秤の使い方を間違えていて、重い方をリリースしてしまったウッカリさん。アレが入ってれば俺が優勝やったで! と言ったとか言わないとか。(←言ってませんw

ヒットルアーは「クリスタルS パワーロール3/4oz(ノリーズ)」、「ディーパーレンジ1/2oz(ノリーズ)」。

二位は関 紀彦さん、ビッグフィッシュ賞の1980グラムを含む三本で2550グラム!

ヒットルアーは「ライトニングポインター(ラッキークラフト)」、「M-1ミノー(エバーグリーン)」。

一位の折金一樹プロは三本3260グラム! ぶっちぎりです!

ヒットルアーは「ハイカット(O.S.P)」、「ダブルクラッチ(DAIWA)」、「SKTマグナム110MR(ラッキークラフトUSA)」。

表彰式を終えて

高々と優勝盾を掲げる折金プロ!


H-1グランプリ名物のお楽しみ賞品タイム!

入賞賞品の他にも、豪華ジャンケン大会などで盛り上がり!

今大会・キーポン コヤマンワークスCUPのスポンサー、KEEPON茂木さんも駆けつけました。

もちろん、我々取材陣は指を加えて見ているだけなので、最もつまらない時間です! はよ終われ!w

そして年間優勝は!!!

大逆転で折金一樹プロ!

高々とその手を天に突き上げます!

なんと全人未踏の二戦連続優勝、そして2016年に続いて二回目の年間チャンプを決めた瞬間です!!

いやー、強い!!

そしてこちらも年間優勝名物! 歓喜のダイブ!!

たいへん、折金さんが濡れネズミで、まるでカッパみたいに!!

あぁ、最初からカッパさんでしたね…。

いやぁ本当に強い折金一樹プロ。お見事としか言いようが有りません。

これにて2018年の年間五戦が全て終了!

詳細は下記リンクをご覧頂きたいのですが、我らが北大祐プロは総合四位でシーズンを終えました。

年間通して北プロの戦いを見てきたマシモPが思ったのは、例え国内随一のハードベイトの達人・グランドスラマー北大祐を持ってしても、やはりH-1グランプリを勝ち抜くのは一筋縄ではいかない、という事でした。

要因としては、やはりエレキ移動が主体の大会で有る事。最初のエリア選択を間違えると、リカバリーするのは容易では有りません、というか移動に時間もかかる為、大きくエリア移動の決断をするのも、また困難が伴うと思われます。

特に今年は、第一戦の津久井湖戦は冷たい雨。第二戦の亀山湖は試合中の急激な減水。第三戦の牛久沼戦も当日の雨、第四戦の新利根川戦は長大なフィールドにおける流れの変化、そして最終戦の相模湖戦でも当日の雨、と急激な変化を伴う試合が多く、『こう変化したらバスはこう動く』という“フィールドの癖”的なモノの蓄積が乏しい北プロには不利な環境であったかとは思います。

とはいえ、条件は全ての選手が同じであり、その中で勝ち抜いた折金プロを始めとしたH-1戦士の皆様には敬意しかありません! 皆様本当にお疲れさまでした!!

そしてパーリータイム!

日相園さんのコテージを借り切ってバーベキューナイト!!

さぁ、しかし戦いはコレで終わったワケでは有りません!

そう、2018年度の年間成績上位30人を交えて競う“マスターズカップ”が、この初冬に残されているのです! もちろんマシモPこの戦いもレポートさせて頂きますので、楽しみにお待ちください!!


[ルアマガ+]関連記事