バス釣り歴数週間のビギナーも、ン十年のベテランもフィールドに立てばみ~んな平等。僕
たちのココロをつかんで離さないバス釣りに関する気になること、興味はあるけどいまさら
聞けないあれこれを、すべてのバス釣りアングラーの強~い味方、メジャークラフトのヒロ
セマンが真心込めて全力解説!! そう、すべてはもっともっとバス釣りを楽しむために!
タックルのセッティングをはじめよう
まずはロッドにリールをセット。つぎはラインを通していく。この基本を丁寧に解説していこう! ベテランでも意外とガイド1つ通し忘れたり、ベイルを返し忘れたりとミスの多い作業パート。はやる心を落ち着けて、丁寧にやり遂げよう。
スピニングタックルをセットする!
まずはベイルを起こしてラインをフリーの状態にします。
フリーになったラインを引き出してガイドに通します。
ラインは丸いリングに通しましょう。ガイドの足に通すのはNGで、このまま投げるとラインに致命的なダメージが! ベテランでもやりがち……老眼のせい!?
グリップは地面につけ、ロッドを寝かせながら写真のように確実にラインを通しましょう。
ベイトタックルの注意点!
ベイトリールの場合、まずはレベルワインダー(ライン放出部)にラインを通してから作業開始。クラッチを切っただけだと、ラインを通すときバックラッシュしてしまいがち。ドラグを緩めて引き出すか、メカニカルブレーキ(キャストコントロールブレーキ)を強めに締めてクラッチを切り、いちどにたくさんラインが出ていかないようにします。ラインを通し終わったら、ドラグもメカニカルも元に戻します。特にドラグの締め忘れは、大切な1尾を逃す原因に……!
【トラブルシューティング】ベイルを返さずにラインを全部通してしまった!
ラインをガイドに通し終わってルアーを結び、リールを回すと…むなしく空回りするベイル。ベイルを起こすの忘れた〜! またゼロからやりなお…さず、セットできる方法がありますよ!
まずは、ドラグを緩めきり、ドラグノブを外します。
スプールも外して、ベイルを起こします。
ベイルを起こした状態で、スプールとドラグノブを元通りにセット。ラインローラーにしっかりとラインがセットされました!
ラインとルアーの結束は?
広瀬さんは、クリンチノットかユニノットでルアーを結ぶ。プラグでは、スプリットリング(写真矢印部)で結ぶべし。
結び換えせず、ルアーをチェンジできる便利グッズ、スナップ。スプリットリングを介さないプラグなどにオススメ。
ただしワームフックやラバージグには不向き。スピナーベイトやバズベイトにはNG!
ENJOY! オススメロッドはコチラ
【デイズ DYC-692MH】
●全長:6ft.9inch
●アクション:レギュラーファスト
●対応ルアー:1/4~1oz
●対応ライン:12~20lb.
●価格:15,300円(税抜き)
秋などフィールドに散ったバスに強い巻き物系。重ためのスピナーベイトなんかでバスを引っ張れる強めのベイトロッドです。とはいえ2ピースなので持ち運びにも便利で、遠征にもピッタリ。メジャクラのセミハードケースに収まります。