デカいの獲るなら冬に釣れ! 水温5℃のシャローゲーム!【マシモPブログ】



琵琶湖の某社で撮影予定のマシモP。コレはチャンスとばかりに前日に代休を取って1月の琵琶湖に乗り込み、ディスタイルにっしぃガイドに真冬のデカバスハンティングを依頼した模様。果たして宿願のロクマルは来るのか!? っていうか冬の琵琶湖ガイドって釣れるの!?

皆さん、初バスはもう釣られましたか?

こんにちは、マシモPです。

1月後半のある日、滋賀県の某所にて撮影の予定が入ったため、前日に前乗りしてディスタイルプロスタッフのにっしぃパイセンに乗せてもらい、真冬のデカバスを狙おうと画策しました。

昨年は数は少ないけど、釣れればロクマルだったとか…。これは人生初のロクマルくる、かぁ〜?

東京駅から始発の新幹線で滋賀に向かいます。竿はモバイルロッド一本のみ!

出発前に必要なルアーを聞いてみたトコロ、「バイブレーションプラグだけ持って来てくれれば良いですよ」との事でしたので、素直にタックルボックスも一つです。

20年以上前に買い込んだラッキークラフトLV-500のストックを開封。八郎潟で二人で50連発とかしたなぁ…。
そして京都から湖西線に乗り換えて、おごと温泉駅に0915着。ホームに降りたら雪が降ってました。w

駅までにっしぃパイセンに迎えに来て貰い、ボートハウス・ラッシュへ。

お迎え有難うパイセン! スタートが遅い冬の時期ならこんな電車移動もアリですねー。

あ、いつの間にかウルトレックスが装備されてる…。

にっしぃパイセンの、お客さんの快適フィッシングを優先したホスピタリティあふれる装備品のようです。

ISMロッドで揃ったにっしぃパイセンの道具立て。相変わらずタックル少ないッス。

パイセン曰く「ガイドプランは絞りにしぼって考えているので、釣るだけならそんなにバリエーションは必要ないです。楽しむ釣りがしたいならまた別ですけどねー。」との事。

ニコニコしながら相変わらずキレッキレのパイセンです。(手前は開発中?のルアーだとか)

てなワケで10時過ぎのスタート。

本日の出船は他に1艇のみ。流石に寒すぎるのでしょうか…。

本日のマシモのタックルはコチラ。最初はトリゴン(ジャッカル)スタート。

竿はアブ・ガルシアのモバイルロッド、ワールドモンスターWMCC-6102M MGSに、ダイワのスティーズ100HL、ラインはここ一番で信頼のバリバス ガノア アブソルートAAA14ポンド。

ガチガチ系の怪魚ロッドかと思いきや、普通に巻物用にピッタリなカンジのワールドモンスターです。

そしてポイント着ですが…。

いやー、ほぼ貸し切り状態。遠く琵琶湖大橋の方に2艇見えた他は、サトシンさんに遭遇しただけ。やはりこんな日でも巻かれているのでしょうか…?

さーむーいー、けどバイブレーション巻き巻き。

なんと水温は5度! 先週は10度台だったそうなので、週末の冷え込みで一気に水温低下したようです。

しかも釣っているのは1〜1.5メートル程度のシャローエリア。 さすがに厳しい、ので、は…?

と、思っていたらドーン!

プリプリの40アップ!

「あれ、なんかちっさいですわ」との事ですが、巻物で釣れただけでちょいビックリです。

ヒットルアーはラッキークラフト&邪道コラボルアーの LV-500GP! カラーはマジックで手塗りのプリスポーンダイナマイトレッドだそうです。w

その頃にはLV-500を引いていたマシモですが、釣っているエリアでは真夏のように生き生きとしたオオカナダモが引っかかってきます。

この他、トロロのような枯れたウィードも混在しているので、マグナムクランクだと藻団子になってしまう、でもバスに口を使わせる為にスピードとアピールが欲しい、という事でのバイブレーションプラグと言う選択だそうです。

因みにオススメのバイブレーションプラグは、登場したモノの他にはブザービーター(エバーグリーン)。こちらも往年の名作ですが、多少のトロロ藻に引っかかってもアクションを損ねる事無く引いて来れる馬力のあるプラグで、やはり長年生き残っているルアーにはそれなりの理由が有るんだなぁ、なんて思いました。

今年はウィードの生育が遅いようで、こんな良い水草の生えているエリアがキーになってくるのではないか、との事。


にっしぃパイセン、今年のガイドではあぶれナシなんだそうですが…。

初のアブレという不名誉な称号を手にしてしまうのではないか、とプレッシャーがかかってきたマシモ…。

でも、だんだんとバイブレーションを引き倒していた遠い日の記憶が体に蘇ってきます。更に、にっぃしパイセンのタックルボックスから「顎の力」ことLV-500GPを強奪して引き倒していると…。

ドーン! 来ましたわー!!

ブリブリのヨンパチ!

やったー! 初バス、ゲットだよ! オオカナダモに引っかかり過ぎないようにロッドワークとリーリングでキレイに引けて来たなぁ、と思ったらグググッと来ました。

そして再びにっしぃパイセンにも!!

ドーン! 「あれー、でもなんか小さくなってますわー、こないだまで釣れれば50アップだったになぁ」との事。

釣れてくるバスの唇は真っ赤。冬らしいカンジです。

パイセン「小さい子が食ってくるって事は活性高いのかも知れませんねー」

との事なので、ロクマルの夢が膨らむマシモ、ひたすら引き倒していると再びロッドにググッと重みが!!

いやっ、アレっ!? そんなに、大きく、ない、かぁ〜? いや、でも重いし、んんん〜??

ショートバイトでバレ易いと聞いていたので、とは言いつつも腰を落として慎重にファイトするマシモ!

にっしぃパイセンも「いや、デカいですよ慎重に!」なんて声をかけてくれますが…!?

立派なクラムさんでした。orz

いい具合に水圧を受けてパタパタして生命感を演出していたようです。w

その後は日没近くまで引き倒しましたが、明確な魚信はあと一回だけ。にっしぃパイセンも数バイト有りましたが、惜しくもキャッチはならず。

因みにその後のガイドでは、同じエリア、釣りでロクマル出たそうです。全体的に釣れていない今年の冬琵琶湖ですが、にっしぃパイセン流石です。

冬の琵琶湖もキレイですねー
そのゲストさんの写真。w おめでとうございます!(涙

そしてその夜は琵琶湖ガイドさんがこぞって通うお店へ!

「ととやむらた」さん!

オシャレな店構え!

店主のむらたさんが満面の笑顔でお出迎え!

はーい、「たむら」さんじゃありませんよー。誰ですかこんな年賀状出した方はー? 反省してくださーい。w

突き出しのゲソ焼きから「んめええええええ!」と騒ぎ、

いきなり七輪

細かい仕事の光る刺盛り、

オジサンなんて初めて食べたけど旨し!

ヒラスズキの天ぷら!

たまごのムースソースがこれまた…

そして葱と魚のしゃぶしゃぶ!

ネギんまい! ネギ嫌いなのにネギんまい!

〆は雑炊で、

悶絶

デザートまで!

梅の甘煮ソースですってよ、奥様!!

と、モンスターは出なかったものの、冬の琵琶湖を一日満喫させていただきました。

数は釣れないですけど、出るとモンスターな確率が高い冬の琵琶湖。

完全防寒していけば、そんなに寒くは無いですし、皆様も初バス狙いに繰り出してみてはいかがでしょうか? 今の所は人気ガイドの皆さんも冬の時期は空いている日も多いみたいですし、ハッキリ言って穴場です!!

そろそろプリスポーンも意識し始めるこの時期、さぁフィールドに出かけてみませんかぁ!!