選ばれたプロだけが参戦できる大舞台、それが「BASSMASTER CLASSIC(バスマスタークラシック)」。これまで大森貴洋さんや清水盛三さんたち日本人選手の活躍はルアーマガジンでお伝えしてきたので、ご存知の方も多いはずだ。アメリカ最大のトーナメント組織、B.A.S.S.の頂上決定戦は今年、テネシーリバーで開催された。発売中の『ルアーマガジン6月号』ではレポート記事が掲載され、大会当日はリアルタイムでマイケルPが現地からSNS発信していたが、改めてルアマガ+でお届けしたい。今回は2回目。
クラシック2日目。スタート前からヒヤヒヤもんでした
いつもクラシックの同船取材が決まるのは、前夜のこと。
今回も初日夜に「2日目はスキート・リースね」と事務局からメールが届いた。待ち合わせ場所には、ひときわデカいスキートのクルマが。
スキートといえば、クラシック参戦は19回、2009年には優勝しているバリバリのプロフェッショナル。今年度からメジャーリーグフィッシングに本格参戦するので、これが彼にとって事実上最後のクラシックだった。
しかし、まさか本番中に、ボートのランチングを任されるとは。「流れが強いから気をつけてね」とか、ちょっと待ってよ……。
無事にスキートと合流して、暗闇の中を数100m離れたスタート地点へ向かう。「俺はスタート地点で待ってるから船で来てよ」と言われなくて本当によかった(笑)。
「スタートまで1時間ぐらいあるから、船を降りて写真撮ってきていいよ」とスキートに言われ、会場をぶらついてたら国歌斉唱が始まって、スタート風景を夢中で撮影してたら船に乗り遅れそうになった……。
「最後のクラシックだから、なんとかして勝ちたいね」
スロー走行エリアが終わった直後からアクセル全開。30分以上フルスロットルで、彼が操船するレンジャー521Lは冷たい空気を切り裂きながら最初のポイントを目指した。スキートの初日は、52人中14位。2日目25位までに入れば最終日の3日目に進出可能だ。
「今日はコレがメインだね」とスキートがストレージから取り出したのはラッキークラフトU.S.A.の名品、LV-100 。アラフィフ世代ならご存知のアイテムでは。
7ftクラスのロッドでキャストを繰り返す。長身のスキートがフロントデッキに立ってシングルハンドでフルスイングするとロッドは大きく弧を描き、ルアーが目の前を通りそうな勢いだった。
今回のキーパーサイズは、ラージマウスバスは14in(約36cm)。キーパーサイズは慎重に寄せてハンドランディングしていた。序盤はノンキーパーが連発したが、ポイント移動を繰り返して見事5尾のリミットメイクに成功した。
ちょっとした距離も常に全速で移動し、ミスキャストのたびに自分を叱咤激励しながら最後の最後まで可能性を求めたスキート。ラストクラシックに賭ける彼の釣りを間近に見られたことは本当に貴重な体験でした。
そして帰着。「クルマ取ってくるから、ランチングよろしく」、「お、おう……」。
スキートの2日目は、5尾で10lb14oz(5kg弱)というスコアで19位。最終日に望みをつないだ。ウエイインショーでは大型スクリーンに、2009年の優勝シーンが。そしてホテルに戻ってメールをチェックすると……。
3日目はブランドン・パラニュークと同船!? というわけで続く。
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