さぁ、今年はホタルを見に行こう! 川辺に乱舞する幻想的な光景を思いでに刻もう【ピークは5月下旬から7月中旬】



先日、取材に高知県に訪れたこともあり、高知県ネタ連続出しです。取材後に高知西部にある実家にステイしたのですが、実家の中庭ホタルがひらひら迷い込んできました…。ちょうど、バス釣りなどでも有名な、中筋川水系の源流が近いこともあり、たまたま紛れ込んだのだと思いますが、そうかホタルの季節か!ということで、その中筋川のホタルを見に行ってきました。





ゲンジホタルが幻想的にまっておりました!

ホタルを中庭で確認したのが5月24日の夜。中筋川・黒川蛍の里に訪れたのか5月25日。真夏日を記録したタイミングでもありますから、ホタルを見るにはちょうどいい条件だったかと思います。まだ、出だしということですが、それでもそれなりのホタルが乱舞する光景が見れました。

ホタルは日没〜21時くらいの間に見るのが吉。ピークは日没から完全に暗くなった1〜2時間といったところでしょうか。あまり遅い時間になると数が減ってしまいますので、日没間際の黄昏時を狙ってポイントに繰り出すのがいいと思いますよ。晴天、無風、ちょっと蒸し暑いくらいがベスト条件。それに新月が重なれば…。

ホタルといえば水辺に舞うイメージですが、実は、幼生期を水辺で過ごすホタルの種類は、世界的には珍しいんです。ゲンジホタルやヘイケボタルが川辺を舞う風景は、日本ならではの原風景とも言えるでしょうね! 最近は下水道が整備され水がキレイになりつつあることから、比較的都市部の河川でもホタルが舞う光景を見ることができるようになりました。



地図をスマホで眺めつつ、川辺に出向いてみれば、もしかして、意外に身近な場所でホタルを見つけることができるかもしれません。平地部でも農薬などの混入が少ない田園地帯や、湧水が湧き出る川辺などを探してみてください。そして、川釣り師、トラウトフィッシャーマンは、きっとホタルの穴場を知っているはず。あなたの身近に、川釣りを嗜む釣り人がいるなら、ホタルの穴場が近くにないか聞いてみるのも手ですよ。