魚種にこだわらず、美味しいターゲットが根こそぎ釣れるライトオフショアゲームは今年もアツい! マイクロジギングと呼ばれる軽めのタックル立てで、気軽にチャレンジできちゃいます。リアル初心者でも人生初フィッシュをもゲットできちゃうし、ビッグワンを求めるエキスパートは熱くなる。手ぶら客大歓迎な人気ソルト船ガイドが、ゆるーく美味しい世界に誘います!
宮城は名勝・松島塩竃からシャローなジギングゲームを提唱!
マイクロジギングは60g前後をメインとしたライトゲーム
山戸田「釣り場は何の変哲もない水深40mのフラットで、釣り方も日本全国で通用します。仙台沖は遠浅で、小一時間走ってもドン深にならない。そのおかげであまり荒れずにイージーに釣りができます。実際には、水深15〜60mあたりを時期に応じてベストスポットを釣っていきます。具体的には、魚探で根や魚礁、または魚群を見つけて釣っていくスタイルです」。
山戸田「魚探で見て、狙ったポイントに即座に落としたいので、高比重なタングステン製のジグが使いやすいですね。根も荒くないので根がかりもほぼないです。またターゲットにとって、メロウド(イカナゴ)などが主なエサなので、コンパクトなジグはベストマッチ! 操作感もダイレクトなので、初めての方でも扱いやすいです」。
釣りモノは五目…10目…無数! 美味しい魚種が天井知らず!?
山戸田「ガイドでは、メバルを狙って2月からマイクロジギングで…というゲームがメインとなります。仙台沖は潮や陸からの環境が良いせいか、魚種が本当に豊富なんです。スケソウダラ、クロソイ、アイナメ、赤メバル、茶メバル、マダラ、サバ、マゾイ、ケムシカジカ、イナダ、ホウボウ、カナガシラ、ハナダイ、ヒラメ、カレイ、マダラなどが期待できますね」。
この日はメバルのサイズが伸びなかったが、面白いように数が釣れた! 食わせのパターンも明確で、山戸田さんのアドバイス通りにすると食いが深くなった。
メバルは焼いてヨシ、煮てヨシなターゲット。ご飯もお酒も進む!
釣り方は…落としてリフト&フォール!
山戸田「基本的には、ボトムまでジグを落としたら、リフト&フォールです。その日のコンディションによって、テンションを掛けながらフォールさせたり、ボトムを切ってアクションさせたりやステイも…。ちょっとした違いで釣果が変わってきますが、操作自体は簡単です。また、視力の良いメバル狙いでは、晴れならナチュラル色のジグで釣ったり、イワシ時期ならイワシカラー、根や海藻を狙うならエビ系などのカラーセレクトもキモです」。
気になるロッドアクションは…山戸田キャプテンにムービーで解説してもらったぞ!
協力:くろしお北浜マリンベース