ロッド、リール、ライン(糸)、リーダー、ルアー、その他小物まで!!ビギナーにイチオシおアイテムを全国展開する釣具店、上州屋戸塚原宿店スタッフ・綱島さんにチョイス&解説をしていただきました!!
解説をお願いしたのはこの方!
綱島さん「シーバスやエギング、アジング、ショアジグなど、ジャンルひとつとっても、さらにはルアーだけを見てみてもサイズやタイプが様々。細分化され進化してきた証でもありますが、今回は悩みに悩み、1匹に近づくためのアイテムを厳選させてもらいました。もちろん、エントリーユーザー向けということでコスパも重視したラインナップになっています」
幅広く、そして深く海の釣りに精通する綱島さんならではのチョイスは必見!さっそくエギングのおすすめタックルを見ていこう。
エントリー向けオススメリール
回収したりさばいたり、アジングはハイギアがマッチ
綱島さん「フォールでの釣りを多用するアジングは途中でルアーを回収するシーンも多いんです。さらに、軽いルアーを扱いながらラインテンションをかけるにはラインスラックを回収する動作も多い。リールはハイギアがマッチします。ソアレはライトゲームに特化した専用モデルになっています」。
エントリー向けオススメロッド(竿)
ソアレBBアジング S604ULS(シマノ)
■スペック●
全長:1.93m●継数:2●仕舞寸法:99.0㎝●自重:66g●適合ルアー:0.3~6g
●適合フロロライン:1~3lb●価格:1万4000円(税別)
アジングX 59ULS(DAIWA)
■スペック
●全長:1.75m●継数:2●仕舞寸法:92㎝●自重:98g●適合ルアー:0.3~5g
●適合ナイロンライン:1~3lb●価格:1万円(税別)
ジグ単の釣りならこのレングス。取り回しの良い6ft前後
綱島さん「現在のアジングはジグヘッドリグ単体の釣りが主流。前述したようにまずはジグ単の釣りから始めていくわけですが、ウェイトの軽いリグを扱うためには、ウルトラライトクラスの短いロッドがオススメです。短いと感度が上がるという利点もあります」。
ライン
スモールゲームFC2~2.5lb(サンライン)
■スペック●サイズ:1~5.5lb●長さ:120m
●価格:オープン
いきなりエステルではなく、まずはフロロで慣れる。
綱島さん「ここ数年主流のエステルやPEラインはアジングにおいてかなり細いものを使います。慣れていないと扱いづらい部分もあるので、まずはフロロカーボンラインから始めてみましょう。フロロの方がエステルよりも柔らかいですし、ちょっと太めですが、2~2.5lbくらいであればトラブルもそう起こりません。直結できるところも利点のひとつですね」。
ルアー(ジグヘッド+ワーム)
アジスタ!S1.5g(ティクト)
■スペック
●サイズ:0.4g、0.6g、0.8g、1g、1.3g、1.5g●入り数:5●価格:380円(税別)
活アジストレート(エコギア)
■スペック
●サイズ:55mm●入り数:10pcs●カラー:12色●価格:550円(税別)
絶対に釣りたい人はこれ!「もうエサと言ってもいい」
綱島さん「アジングは繊細な釣り。感覚を掴めずになんとなく釣りをしてしまっているアングラーも多いようです。最初はまずアタリを取ることが重要で、そこから釣りの感覚が養われていくと考えています。だからコレ。通常のワームのアクションに加えて匂いでも誘うという、もうエサに近いですね。ジッパーもしっかりしているので、変な閉め方をしない限り液漏れすることもないでしょう」。
イチ押し小物!
フィッシュグリッパー(ガイア)
扱いやすさはペンチタイプの方が上!?
綱島さん「ペンチタイプのフィッシュグリッパーです。他のアイテムはトングタイプが多いんですが、最初はペンチタイプの方がつかみやすいと思います。トングタイプはやや力が加わりやすいんですよね。僕はリリースすることも多いので、アジバサミは必ず持ち込むようにしています」。
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表紙はみっぴこと秋丸美帆さん!
巻頭連載:鮃ってヤツは…
堀田光哉さんが好敵手・ヒラメに毎度翻弄される(?)大好評連載。
今回、堀田さんが訪れたのは、遠州灘。
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