今や世界規模になりつつあるソルトオフショアルアーゲームの「タイラバ」。関連するアイテムの進歩は日進月歩だが、その中にあって、最先端を走るであろうアイテムが登場した。テイルウォークの電動リール「エラン SW DENDO」だ。今回この電動リールの注目ポイントをテイルウォークの総合プロデューサーでもある中村宗彦さんにガッツリ聞いてきたぞゾ!!
話題のルアーゲーム用電動リール「エラン SW DENDO」!!
エランSW DENDO 150
ライトオフショアにぴったりの電動リール
タイラバやタチウオジギングなど、ライトオフショアにピッタリの性能を搭載した電動リール。レンジや巻き速度を正確にコントロールできるため、再現性の高い釣りを展開可能。また、電動リールとしては初となる、スプール交換機能を搭載。同クラスの電動リールとしてはリーズナブルな価格設定も魅力的
●自重:450g●ギア比:5.0●最大ドラグ力:6kg●糸巻量:PE1号300m●巻上速度:●150m/1分間●ベアリング数:ボール7/ローラー2●価格:4万6000円
電動リールの旨味が味わい尽くせる!!
近年、全国各地で人気のライトオフショアのターゲットがタイ。難しい操作のいらない手軽さが喜ばれ、多くのメーカーが創意工夫を凝らしたタイラバをリリースしている。そしてリールにおいても、創意工夫の極致とも呼べるアイテムが登場した。それが、テイルウォークから登場した電動リール“エランSW DENDO”だ。
中村さん「と言っても、タイラバにしか使えないわけじゃないですよ? タチウオジギングやイカメタル、エサ釣り系もOK」
そう解説してくれたのは、テイルウォークの中村宗彦さん。
中村さん「でも確かに、タイラバを念頭に置いた設計にはなっています。例えば30段階の巻取り速度は、タイラバで実際によくある速度の範囲に収めています。巻き上げる力も同様で、深海を狙うような重いジグを巻き上げられる力にも設定されていません」
そしてこの絶妙なスペック設定により、同クラス電動リールとしてはかなりリーズナブルな価格設定を実現している。
中村さん「電動リールとしては初となる機構として、ワンタッチでスプールを交換できる設計も採用しています。一般的なベイトリールと同様、横からスプールを抜き出すことで、別売りの替えスプールと素早く交換できるんです。釣り場でラインの太さを変えたいときや、ラインブレイクでリーダーの結束がメンドクサイときなんかに役立ちますよね。」
また、もう一つの大きな特徴として、ラインの放出量が確認できる液晶モニターにも注目だ。
中村さん「水面を0としたときに、現在何mのラインが出ているかを液晶に表示させることができるので、ボトムからどのくらいの水深で反応があったかを瞬時に把握することができます。また、電動巻き上げ時ならその速度もわかるため、再現性の高い釣りが展開できるんです」。
ドラグ性能もタイラバに特化!
巻き上げられるけど、バイトしてきたタイに違和感を与えない。そんな絶妙な設定が可能なドラグを採用。掛けた魚を確実に獲るためにも、しっかりと調整するべし!
注意点!
バッテリーは必要!!!
“電動”リールなのでバッテリーは必須。船によっては用意されているところもあるが、安定した電力を確保するためにも、自分で用意するのがベター。
まとめ
今回ご紹介したエランSW DENDOのまとめをしてみると、
① スムーズに切り替えられる、タイラバにピッタリな電動撒き速度が可能!
② スピードやレンジなど、釣りの再現性を高められる液晶モニターが付いてる!
③ トラブルにも強い、電動リールでは初のワンタッチスプール交換機能付き!
冒頭にも中村さんが話していたように、タイラバをはじめ、レンジやルアースピードなどが重要になってくるタチウオジギングやイカメタルなどにも最適!!また水深が深いところも手返しよく攻められることはアドバンテージが大きい!
電動リールでのオフショアルアーゲームはズバリ、『アリ』でしょう!!
中村さんに実釣解説動画も要チェック!!⇩⇩
今回の取材模様はルアーマガジンソルト8月号に掲載中!!中村さんが電動のみならず、ベイト、スピニングでのタイラバの使い分けも徹底解説!!要チェックです!!
この記事が掲載されている『ルアーマガジン・ソルト』の情報はこちら!
表紙は湯川マサタカさん!
巻頭連載:ライド・ザ・ラッピスタイル
エギング界のカリスマ・山田ヒロヒトさんのリアル釣行ドキュメント連載。
今回は、連載初となる超シビアなアウェイ釣行!
しかしながら、だからこそ光るヤマラッピさんの思考×技術×経験!!
大分県は…