夏になれば全国的に小型サイズの豆アジシーズンへ突入。だけど、小さいアジほど喰わせるのは難しい…!そんなときに活躍するのが極小サイズのワーム。さらに、超スローなフワフワダートで豆アジを驚くほど魅了! そんなワームとテクをデュオの萩原さんが徹底解説!
反応はするけど喰いきれない豆アジの群れ
バーっと水面近くを泳ぐ15cm前後の豆アジ。群れのなかへジグヘッドリグをキャストすると…反応はする、けど喰わせきれない。こんな場面に遭遇したアングラーも多いはず。
萩原さん「実は小さいアジのほうが釣るのは難しいんです。そのために新たなワーム“メガロパ”を作りました」
豆アジ専用のワーム、その実力とは!?
平らなボディの極小ワームが超スローフォールで誘う!
豆アジを釣るために萩原さんが練りに練った秘策的なワームがコレ!豆アジの小さい口に入りやすい1in以下(20mm)の極小ワーム。さらに、フワフワとした超スローなフォールが、追いきれず諦めていたアジの興味を長く引きつける!
萩原さん「ただ小さくするだけだとアピールも弱くて豆アジの興味を引けません。メガロパは細かいリブや手足が付いていて、微細な波動でしっかりとアピール。さらに、これがキモとなりますが、ボディが平べったい扁平で菱形の特殊形状をしています。これが水中では水平姿勢となって水の抵抗をボディ全体で受けてくれます。アクションさせると頭側へスーッと平行に移動するような超スローフォールでアジを誘ってくれるんです」。
テトラワークス メガロパ(デュオ)
■スペック
●サイズ:20mm ●入り数:16 ●カラー:全12色 ●価格:500円
超軽量0.15gのジグヘッドを組み合わせればさらにスローフォール!
超スローフォールを後押ししているのが、0.15gという極小サイズのジグヘッド。
萩原さん「スナイプヘッドのSSサイズに0.15gという超軽量の新サイズを追加しました。これを組み合わせると左右へフワフワとしたやさしいダートをしてくれるんです。まるで流れるような浮遊感のある動きが豆アジにはたまらない動きとなります」
やさしいダート…そのアクション方法とは!?
たるんだ状態のラインを跳ね上げるようにしてワームを動かす
萩原さん「超スローフォールを活かすため、ラインを張らずにたるんだ状態で動かします。ラインがダラン…と出た部分をラインスラックといいますが、そのスラックを跳ね上げるようにします。そうすると、ワインドアクションのように左右へフワフワとした浮遊感のあるダートをしてくれるんです」
そして、狙いどころは夜アジングの基本ともいえる常夜灯の明暗部。その際をスローなダートアクションで誘っていけば豆アジが劇的に口を使ってくれるのだ…!
アジ以外の小型ターゲットも楽しめる!
萩原さん「アジ以外の小さい魚の群れが入っているときは、それを狙って遊ぶのも楽しいんですよ。メガロパの浮遊ダートは、いろんな魚に効果がありますので是非試してください!」
実釣当日に回遊してきたのは小サバの群れ。10cmほどの超小型魚でもしっかりと口に掛かっている。
萩原さん「これは小ムツ。豆アジ専用に作りましたが日中に見える小魚をなんでも狙えてしまうので、いつでもどこでも楽しく遊べるワームになっています!」
今回の萩原さんの実釣の模様はルアーマガジンソルト8月号にも掲載中!!初夏のアジングを楽しみたいなら是非読むべし!!
この記事が掲載されている『ルアーマガジン・ソルト』の情報はこちら!
表紙は湯川マサタカさん!
巻頭連載:ライド・ザ・ラッピスタイル
エギング界のカリスマ・山田ヒロヒトさんのリアル釣行ドキュメント連載。
今回は、連載初となる超シビアなアウェイ釣行!
しかしながら、だからこそ光るヤマラッピさんの思考×技術×経験!!
大分県は…