ナマズゲームの機運は最高潮! トップウォーターに反応する在来種「マナマズ」は、ローライトでなくてもバッチリ釣れるターゲット。全国区で釣れるテクニックを披露してくれるのは石田圭吾さん。バスタックルでカンタンにチャレンジできるナマズゲームへ誘います!
春から晩秋まで楽しめるナマズゲーム…ピークは今!
3月下旬の初春から釣れ始め、僕の地元浜松では11月半ば頃まで楽しめるナマズゲーム。
シーズンとしては、バスとさほど変わりありません!
夏の風物詩のイメージが強いかと思われますが、意外と期間は長いんです…笑。
でも夏の方が「釣れやすい」というのが事実。
水温もナマズの適水温を維持し、ポイントとして代表的な『落ち込み』や『流れ込み』などの水通しの良いピンポイントに居る事が多く、「狙い易い」と言った所からでしょうかね?
梅雨時期はまさに絶好のタイミングで、田植えや降雨の条件が重なり水位が上昇するので、普段定位できないスポットまで遡上してきます! 水深は20cmもあればOKです‼
ロッドはバス用! デストロイヤーが火を噴く!!
使うロッドは大きく分けて2種類 プラグ用MクラスのNEWデストロイヤーF4-71T(グラス)とフロッグ用のHクラス、NEWデストロイヤーF6-72X(新機種)がオススメです!
リールはドラグMAX9kgの対モンスター用ZPIのアルカンセ。ファイトでバレやすいナマズに主導権を与えません‼(メインラインは共にPEライン。※Mクラス3号+リーダーナイロン25lb。Hクラス4号ダブルライン直結)
オススメルアーは、Xポッド、バズ…フロッグ!!!
ルアーはX-POD(チューニング済み)、ノイジーキャットバズ、ポニーガボットが効きます!
田植えや雨の影響で濁りが強い時や、ピンポイントの強い流れ込みは、X-PODの大きめのシルエットとワンノックサウンドが効果大です。
リアフックをフェザーフックにする事で意図的に抵抗を与え、特徴的な大きなドッグウォークアクションを抑えたテーブルターン仕様がバイトチャンスを大幅にUP!
バズベイトは、ストラクチャーに乏しいオープンエリアを移動などのタイミングで幅広くサーチし、ポジションに着かない(探している)回遊系を拾うことも可能です。
特殊形状の3枚のプラペラは他にないサウンドを発生させ、反応しなかったナマズを反応させる事も!
以前、取材して頂いた際にバズの威力は感じて貰えたかと…笑。
最後にフロッグは提唱しているシングルフックチューンでは無くオリジナル仕様!
夏場は特に水草が濃く生い茂るため、回避性能を重視した対カバーの場合は純正フックがめっぽう強い!
フッキング率を重視したシングルフックチューンはミスバイトを軽減させるチューニングになるので、アシなどの水草をどれだけ躱せるかを優先します!
近年のナマズブームでナマズがスレてきているのが現実ですが、バスをやり込んでいる方なら豊富な知識で対応する事は難しくないかと! 近くに水路などがあった場合、安全を確認した上で覗いてみると意外といるかもしれませんよ!
これからが、デイナマズのベストシーズン!
ルアーマガジン編集部でも、トップクラスのナマズエキスパートとして畏怖される石田さん。激戦区でも釣るための「ツボ」を押さえた戦略はさすがの一言。実は石田さん、ナマズのみならずバスも相当のやり手…次回は!? ルアマガプラスをお楽しみに!